インターンの挨拶メール・電話の仕方・インターン最終日の挨拶方法

挨拶礼状を出すときは、手書きが理想です。パソコンで適当に済ませていない、という姿勢が感謝の気持ちに反映されます。毛筆で書く必要はありません。ペンで十分です。たとえ自分の字に自信がなくても手書きにしましょう。上手に書く必要はないので丁寧に書くように心がけましょう。反対に妙に達筆めいて判読しづらい文字を毛筆で書くのは逆効果です。 いくら教養があって草書を達筆で書けても、草書が読めない方は世の中にたくさんいます。相手のことを考えずに送り付ける文字より、たとえ拙くともゆっくりと書いた文字の方が好印象です。

文具店には素敵な季節の花が描かれた便せんセットが販売されていますが、白無地にしましょう。なるべく100円ショップは控えてください。文房具店で買いましょう。万が一の誤字脱字を考えて、多めに購入します。 ペンも書きやすいものを選びましょう。以前から自宅においてあるペンはもしかしたら書いている途中にインクがかすれるかもしれないので真新しいペンを用意すると安心です。横書きが悪いわけではありませんが、縦書きにするとフォーマルな雰囲気が強くなり 大変真面目な印象を受けます。 封筒に貼る切手もオーソドックスなタイプのものにします。アニメのキャラの切手やポップなデザインの切手、またはずっと前に販売されていたであろう期間限定の切手を貼るのは控えましょう。

インターンの挨拶礼状で誤字脱字、インクのにじみが出てしまった場合は面倒ですが、書き直してください。 修正液を使った手紙と、使わない手紙は印象がだいぶ違います。誤字脱字を防ぐには、封筒は薄く鉛筆で下書きをしたり、本文は一気に書かないで段落ごとに休憩を入れて書くとよいです。

お礼状の折り方とそれを封筒に入れる向きにもマナーはあります。お礼状は三つ折りがベストです。書き出しが右上にくるように、お礼状の下から1/3を上に向かって折ります。そして、(残り2/3)上の部分をお礼状の底辺に合わせて折ります。始めに下から折るのは、お礼状を相手が開いた時、書き出しがきちんと最初に見えるようになる仕組みです。 お礼状を封筒に入れる時は、お礼状の書き出しが右上にくる方向で入れます。

インターンを終えて、お疲れだと思いますがインターンシップの御礼の挨拶状を出すタイミングは早ければ早いほどいいです。インターンが終わって自宅に着いたら手紙を書いて、翌日にはポストに投函が理想ですが、疲れているときに手紙を書くのも大変でしょう。 インターンが終わったら、ゆっくり睡眠をとった翌朝の午前中に書くのがよいでしょう。インターンが終わって5日以内に手紙が着けば及第点でしょう。 しかし、そこの企業に自分だけでなく他にもインターン生がいた場合のことを考えます。もし自分以外の全員がインターンシップ最終日の翌日にはお礼の手紙を企業にむけて投函していたとすれば、どうでしょうか。自分の手紙が最終日から数えて4日目についても何も問題ないと言えるでしょうか。礼状を受け取った方としては、いくら良識の範囲の期間中とはいえ「この子だけが手紙の到着が遅かったな」と、どうしても思ってしまいます。 言い方を変えると、挨拶状一通で「仕事の早い子なんだな」という印象を残せるなら安いものです。翌日中にはポストに入れましょう。速達にする必要はありません。そして手紙を書くことに手間取らないように、挨拶状の書き方を今のうちにマスターしておきましょう。

実際にインターンシップをしてみて、得ることがたくさんあったことでしょう。 しかし一方で、体験をしてみて自分はそこの企業に合わない、別の業界に就職したいと考えた方もいるかもしれません。そのような時でも、インターンシップ先にはお礼の挨拶を必ずしてください。人の縁とは不思議なもので、いつ誰がどこでつながっているか分かりません。今回のインターンシップでお世話になった方が、別の業界にコネクションがある、もしくは転職をすることも考えられます。もしかしたら、いつかまたどこかで再会することだって考えられます。ですので出会いを大切にすることはとても大事なことです。インターンシップ先に就職する気がさらさらなくても、お礼の挨拶はしましょう。

株式会社　ソース商事　人事部　◇◇　××　様 謹啓 このたびはインターンシップで大変お世話になりました。 貴重な体験をさせていただき、感謝申し上げます。 緊張していた私に、貴社の皆様は大変温かく接してくださったこと本当に嬉しかったです。 実際に業務の一端を経験してみると、事前にイメージしていたことと違う事もありました。就職活動だけでは知りえないことをたくさん知ることが出来ました。 所詮自分などは井の中の蛙だったのだと思い知らされました。 また、情報だけでなく社員の方の様々な角度からの細やかな気配りに接したり、 日々の成果と目標を明確化する姿勢に刺激され、大変有意義なインターンシップ期間でした。 こうしてインターンシップを終えた今、改めてぜひ正社員として貴社で働きたい思いが強くなりました。 改めて皆様のお忙しい時間を頂戴し、ご指導をいただいたお礼を申し上げます。 学生時代にこのような貴重な体験ができて、私は本当に恵まれております。 最後になりますが、貴社のご発展と××様のますますのご活躍をお祈り申し上げます。 ありがとうございました。 敬具 平成○○年○○月○○日 ●●大学〇〇学部　真夜・根津男

インターンシップ前も、期間中も、そしてその後の挨拶など慣れないやりとりで大変だったことでしょう。 でも間違いなくその分、人間として一皮むけたと思います。改まった挨拶というのは、何歳になっても避けて通れません。実は生だけでなくベテラン世代の方もそのたびに気が引き締まるものなのです。慎重な方であればあるほど、間違いがないか、この表現は相手を不快にさせないか、大事な相手に挨拶状を出すときもまるで新人のように何度も何度も点検しています。 メール、電話、お手紙を通して挨拶をすることは誰も本当は慣れてはいません。そして、慣れてもいけないのです。挨拶とはそのたびに緊張感をもって丁寧にすることで身も心も引き締まる作用をもっています。慣れてしまうとその作用が失われます。それはもったいないことです。 挨拶は、相手を心地よくさせるだけでなく自分を引き締めるという一石二鳥の効果があります。時に大変で、煩わしいのですが手間をかけた分だけ、どこにも販売されていない「信頼」を得ることができます。