IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

「順不同」の意味と使い方の例|敬称略/来賓紹介/メール宛先

初回公開日:2018年02月08日

更新日:2020年05月16日

記載されている内容は2018年02月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

メール

「順不同」という言葉は良く耳にするでしょう。しかし、実際に聞かれると答えられなかったり、意味を理解できていないケースが多いです。今回、こちらの記事では、「順不同」の意味、「順不同」が使われる場面や、類語を用いた例も紹介していきますので参考にしてください。

「順不同」とその意味

まず、「順不同」とは何かを知る必要があります。日常生活で良く使われる言葉ではありますが、中には曖昧だったり、ちゃんとした意味を理解できていないことも多いです。 今回、「順不同」の意味を知ってもらうために引用文と共に、URLの方も載せておきますので、ご参照ください。

並べ方や順序が、揃ってないこと。順不同は「順序不同」の略であり、順序不同の「不同」とは、揃ってないこと。貴賎や優劣による順序ではないことを明示するための表現。

「順不同」の類語にあたる言葉

言葉には、似た言葉が使われることが多く、順不同にも似た言葉があります。「順不同」を覚えるついでに、これらの言葉を知る事で順不同という言葉へ対する関心も高くなるので、覚えておきましょう。 ・無作為、任意、適当、ランダム、アトランダム

「順不同」の対義語とは

最初でも説明しましたが、順不同とは並べ方や順序が揃っていないことを意味します。したがって、その反対の意味は「順序が揃っている」ことを意味します。 順番を揃える言葉の中で、あいうえお順、先着順、年齢順、アルファベット順とありますが、これらの言葉こそ順不同の対義語にあたります。順番が決まっている言葉という風に認識しておけば、覚えやすいでしょう。

「順不同」の使い方と例

「順不同」の意味を記載しましたが、良く使われる場面は、順番が揃っていないことや順番がバラバラに関係したことと言えます。 有名なのが順不同敬称略、来賓紹介と言った行事におけるイベントで名前を呼ぶ時に使われます。イベント以外でしたら、テスト用紙の問題を回答する際の指示、メールの宛先で使用することがあります。しかし、同じ言葉を使うにしても、意味は異なってきます。 これらの例は、後述にて紹介していきます。

順不同敬称略の意味と使い方

順不同敬称略とは、「順不同」に加え敬称略が合わさった意味になります。敬称略は、他人を呼ぶ際に、さん付け、様付け、殿付を省略して使う言葉であることを意味します。その中で、順不同敬称略は、冠婚葬祭に参加する人の名簿や議事録にて会社名を記載したりする時に使われることが多いです。 また、会社の企業においても、人が多い際に使われることがあります。

注意点

順不同敬称略を使う際には、注意すべき点もいくつかあります。 ・社外の方には使わない 社外の方は、取引先になるので、敬称略を付けるにしても、なるべく控えたほうが良いでしょう。 ・敬称略を付ける 敬称略を付けておかないと、相手に悪い印象を与えてしまうことがあります。敬称略は必ず付けましょう。 ・「順不同」と付ける 敬称略と同様、「順不同」も必ず付けましょう。役職が上の人を末尾に書いてしまうのは、失礼な行為にあたります。「順不同」と付けておくことで、役職が分からずに末尾に書いてしまっても最低限のマナーは守れます。

順不同来賓紹介

来賓の紹介と言ったら、学校の入学式や卒業式による式典で良く耳にすることでしょう。 しかし、学校の式典には、同時に多くの来賓がお越しになります。人が多い分、名前を読み上げるのも大変です。その際に、順番とかを気にしていたら司会の方にも負担がかかってきます。 それを避けるために、式典において来賓を紹介する際には、「順不同」と付けるケースが多いです。

あいうえお順と「順不同」

最初の対義語で説明しましたが、あいうえお順は既に決まった順番であることを意味します。 ○○順と言った、順番の前に前書きがある場合、決まった順番であることを意味するので、あいうえお順は「順不同」にはなりませんので気を付けましょう。

メールにおける「順不同」の意味

メールと言えば、家族や友達、会社で上司や部下、取引先とのやり取りで使われることでしょう。ですが、家族や友人、会社の方とのメールとなると、当然やり取りの仕方も変わってきます。家族や友人は、「順不同」にしても気にされることは少ないでしょうが、会社の複数人にメールを送る際には、宛先は役職が上の人から入力してあげましょう。 また、中には、取引先の名前と会社の上司の名前を一緒に記載することもありますが、そういう時は、取引先の方の名前が優先になります。取引先は、お店で例えるお客様なので役職が下の方であっても、取引先の方の名前を先に記載しましょう。

テストにおける「順不同」の意味

テストにおける「順不同」は、選択肢の中から複数の回答を選び、それをバラバラに並べる例が多いです。 例えば、回答する選択肢がA、B、C、D、Eとあって、答えになる記号を2つ選びなさい(順不同)とあったとしましょう。その場合、答えがAとEの場合、A、Eと回答しても正解になりますし、E、Aと回答しても正解になります。 回答を指示する際に、「順不同」と付けることで、試験を受ける生徒に不正解にならない意図を伝えることもできます。これが、テストにおける「順不同」の意味になります。

確率における「順不同」の意味

ここまで、色々な例を紹介してきましたが、確率において「順不同」が使われるケースもあります。 確率における「順不同」は、宝くじを購入した際に、「順不同」に数字を並べるなど、数字に当てはめて良く使われます。

「順不同」という言葉が使われるようになった理由

「順序不同」を略して「順不同」と言いますが、そもそもどうして、「順不同」という言葉は使われるようになったのか。言葉の意味と語源を知ることで、「順不同」について、より深く理解できます。 では、まず文字を分解してみましょう。 順序不同=順序+不同。このようになります。順序は言葉のとおり、順番を意味します。では、対する「不同」とはどういう意味なのでしょうか。

「不同」とその意味

「不同」という言葉は、最初の引用文にも記載したとおり、揃っていないことを意味し、貴賎や優劣による順序ではないことを意味します。 実際、「不同」という言葉だけで調べても、同じでないことや異なっていると記載してあり、順序と不同を合わせると、「順序が同じではない、順序が異なっている」という意味になるので、このことから「順不同」という言葉が誕生したのではないかと考えられます。

①同じでない・こと(さま)。 ②順序などが揃っていないこと。「順ー」

「順不同」と類語の使い分け

上記の類語にて、順不同の類語をいくつか紹介しましたが、日本語というものは場面によって、同じ言葉でも使い分けなければならないことがあります。場面によって、「順不同」という言葉を使えば相手側が違和感を感じることもあるでしょう。 では、順不同と類語にあたる言葉はどうやって使い分けていけば良いのか、いくつかの言葉を例に挙げて説明していきます。

無作為(ランダム)の例

類語の例で挙げましたが、無作為とは作為をせずに、偶然に任せることを意味します。確かに「順不同」と似ていますが、同時に別の言葉であることも読み取れます。 例えば、無作為を来賓紹介の際に読み上げるとしましょう。「無作為での紹介となります。ご了承くださいませ。」となりますが、これだと偶然に任せて紹介という意味になってしまうので、日本語としても成り立ちませんし、来賓の方々にも失礼な言動にあたります。 無作為という言葉を使用するのであれば、何かを選んだりする際や人の名前を呼ばない際に使用することをおすすめします。

作為のないこと。偶然に任せること。ランダム。「ーに選ぶ」

任意の例

この言葉も、「順不同」の類語にあたりますが、任意とは自分で選び、自分で決めることができることを意味します。 これも、来賓紹介で例えてみましょう。「任意での紹介となります。ご了承くださいませ。」となります。無作為に比べて違和感は少なくなりましたが。「順不同」と比べると丁寧にかけていることや、場合によっては適当だと思われてしまう恐れがあります。 任意を使う際は、無作為と似た感じになってしまいますが、何かを選ぶ際や、相手に指示する際に使用するのが好ましいでしょう。

(規則や定めなどによらず)その者の思いに任せる・こと(さま)。「ーな方法」「参加不参加は各人のーです」

「順不同」という言葉をマスターしよう

ここまで、「順不同」について紹介してきましたがいかがでしたか。色々な場面で使うことや、例によっては言い換える必要があり、難しいことは多いでしょう。 しかし、「順不同」という言葉が使いこなせるようになることで文章力、語彙力の上昇につながり、日本語のスキルを上げることもできます。これによって、自分への自信にもつながっていきます。

関連タグ

アクセスランキング