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「順不同」の意味と使い方の例|敬称略/来賓紹介/メール宛先

更新日:2024年02月20日

メール・手紙

「順不同」という言葉は良く耳にするでしょう。しかし、実際に聞かれると答えられなかったり、意味を理解できていないケースが多いです。今回、こちらの記事では、「順不同」の意味、「順不同」が使われる場面や、類語を用いた例も紹介していきますので参考にしてください。

「順不同」とその意味

まず、「順不同」とは何かを知る必要があります。日常生活で良く使われる言葉ではありますが、中には曖昧だったり、ちゃんとした意味を理解できていないことも多いです。 今回、「順不同」の意味を知ってもらうために引用文と共に、URLの方も載せておきますので、ご参照ください。

並べ方や順序が、揃ってないこと。順不同は「順序不同」の略であり、順序不同の「不同」とは、揃ってないこと。貴賎や優劣による順序ではないことを明示するための表現。

「順不同」の類語にあたる言葉

言葉には、似た言葉が使われることが多く、順不同にも似た言葉があります。「順不同」を覚えるついでに、これらの言葉を知る事で順不同という言葉へ対する関心も高くなるので、覚えておきましょう。 ・無作為、任意、適当、ランダム、アトランダム

「順不同」の対義語とは

最初でも説明しましたが、順不同とは並べ方や順序が揃っていないことを意味します。したがって、その反対の意味は「順序が揃っている」ことを意味します。 順番を揃える言葉の中で、あいうえお順、先着順、年齢順、アルファベット順とありますが、これらの言葉こそ順不同の対義語にあたります。順番が決まっている言葉という風に認識しておけば、覚えやすいでしょう。

「順不同」の使い方と例

「順不同」の意味を記載しましたが、良く使われる場面は、順番が揃っていないことや順番がバラバラに関係したことと言えます。 有名なのが順不同敬称略、来賓紹介と言った行事におけるイベントで名前を呼ぶ時に使われます。イベント以外でしたら、テスト用紙の問題を回答する際の指示、メールの宛先で使用することがあります。しかし、同じ言葉を使うにしても、意味は異なってきます。 これらの例は、後述にて紹介していきます。

順不同敬称略の意味と使い方

順不同敬称略とは、「順不同」に加え敬称略が合わさった意味になります。敬称略は、他人を呼ぶ際に、さん付け、様付け、殿付を省略して使う言葉であることを意味します。その中で、順不同敬称略は、冠婚葬祭に参加する人の名簿や議事録にて会社名を記載したりする時に使われることが多いです。 また、会社の企業においても、人が多い際に使われることがあります。

注意点

順不同敬称略を使う際には、注意すべき点もいくつかあります。 ・社外の方には使わない 社外の方は、取引先になるので、敬称略を付けるにしても、なるべく控えたほうが良いでしょう。 ・敬称略を付ける 敬称略を付けておかないと、相手に悪い印象を与えてしまうことがあります。敬称略は必ず付けましょう。 ・「順不同」と付ける 敬称略と同様、「順不同」も必ず付けましょう。役職が上の人を末尾に書いてしまうのは、失礼な行為にあたります。「順不同」と付けておくことで、役職が分からずに末尾に書いてしまっても最低限のマナーは守れます。

順不同来賓紹介

来賓の紹介と言ったら、学校の入学式や卒業式による式典で良く耳にすることでしょう。 しかし、学校の式典には、同時に多くの来賓がお越しになります。人が多い分、名前を読み上げるのも大変です。その際に、順番とかを気にしていたら司会の方にも負担がかかってきます。 それを避けるために、式典において来賓を紹介する際には、「順不同」と付けるケースが多いです。

あいうえお順と「順不同」

最初の対義語で説明しましたが、あいうえお順は既に決まった順番であることを意味します。 ○○順と言った、順番の前に前書きがある場合、決まった順番であることを意味するので、あいうえお順は「順不同」にはなりませんので気を付けましょう。

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初回公開日:2018年02月09日

記載されている内容は2018年02月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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