
更新日:2023年04月16日
自分の思いを伝える上で時に敬語は大きな壁となることがあります。それはとても厄介なものです。「気をつけて」もその一つ。わかった気になって誤った敬語を使っていませんか?「気をつけて」を目上の人に使うときはくれぐれも「気をつけて」ください。
このように、相手をいたわりねぎらう言葉であることがわかります。 この言葉は使う相手を選びません。つまり、目上の方にも男性にも女性にも安心して使うことができます。「お気をつけください」よりも「ご自愛ください」のほうがより丁寧な表現だと受け取られることもあるため、万能な言葉だといえます。 いくつか例文を挙げてみます。 例、「季節柄、お気をつけください。」 →「季節柄、ご自愛ください。」 例、「暑い日が続きますが、体調を崩されませんよう、くれぐれもお気をつけください。」 →「暑い日が続きますが、体調を崩されませんよう、ご自愛のほどお祈り申し上げます。」 このように言い換えることができます。 意味は同じなのに、幾分大人びた響きになりますね。
敬語の使い方で人間のすべてが決まるわけではありませんし、使えれば素敵というプラスαの意味合いのほうが強いとも言えますが、やはり、できる大人はTPOをわきまえて敬語を使いこなすものでしょう。 正しい敬語を知らないがゆえに相手に不快な思いをさせてしまったり、頑張った結果おかしな表現になってしまって恥をかいたりしては悲しすぎますよね。 思いをスマートにストレートに伝えるためにも、ぜひ参考にしてみてください。
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