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更新日:2024年11月10日
企業ごとに、給料体系や給料の支払い体系も異なります。月給制とはどんな制度なのでしょうか。月給制の場合は、欠勤した際どうなるのでしょうか。今回は、月給制で残業した場合の給料がどうなるのかや、月給制のメリットについて紹介します。
月給制でも、完全月給制の場合は、欠勤しても欠勤控除されることはありませんのでメリットは大きいですが、欠勤控除を就業規則で定めている会社の場合は、特段のメリットはありません。 月額で給料の金額が決まっているので、普通に働けば1か月の給与がどれくらいもらえるかということが見積もることができるように、安定的に見えることぐらいかと思います。また、特に日給月給制と同じように1か月にまとめてもらった方がより計画的なお金の使い方ができるということぐらいしかないと思われます。
最初の1で給与の形態について説明しましたが、月給制と年俸制を比較しながら再度整理してみます。 ①月給制と年俸制の違い ・給与の金額を月単位で決めるか、年間で決めるかの違い。 ・月給は1か月ごと年間に12回支払うが、年俸は最低12回、ボーナス時にも払うことを約束し、14回とか12回以上払うこともある。 ・月給制の賞与は、会社の業績によって左右され、不支給の時もあるが、年俸制であらかじめボーナス時にいくら払うということが決められていれば、無条件で支給される。 ②月給制と年俸制の同じ点 ・月に一回は、必ず支払われる(労働基準法上) ・時間外手当について、月給制であろうが年俸制であろうが、時間外手当対象者が残業した場合は支給をしなければならない。また、管理職でも深夜手当を支給しなければならない。 ・ノーワーク、ノーペイの原則から、規定によって両者とも欠勤控除をすることもある。 ③月給制と年俸制のメリット・デメリット 会社側にとっては、年俸制の方が月給制より有利のように思われます。ただはっきりとしたものではなく、評価や業績によってアップダウンがしやすいというメリットです。実力主義を好む社員の方も年俸制の方が他に差をつけるという意味では、メリットがあると思われます。
記載されている内容は2017年04月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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