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「貴社の規定に従います」の意味と使い方|「準じます」との違い

更新日:2024年03月14日

敬語表現

履歴書の本人希望欄にはどんなことを書き入れればいいんでしょうか。特に書く事無いので空欄でそのまま出すよりは実は貴社の規定に従いますと書いた方が良いんです。今回はそんな履歴書の本人希望欄の書き方と貴社の規定に従いますの使い方と例について解説していきます。

⑤アルバイトの場合は長期希望と書くとアピールになる

アルバイトを応募する時だけですが、履歴書の本人希望欄に書くとアピールになるものが一つあります。それは「長期希望」という言葉です。長期希望とは希望している勤務期間はできるだけ長い期間働きたいと考えている事を意味しています。アルバイトの場合はできるだけ長い期間働いてくれる人ほど企業は採用したいので長期希望と書く事でアピールに繋がります。 ただし長期間働けないのに関わらずウソで長期希望と書くのだけは応募先企業に迷惑になるのでやめましょう。

履歴書の本人希望欄の良くない書き方の一例

ここからは履歴書の本人希望欄の良くない書き方の一例をご紹介して行きます。

①特に事情も無くあれこれと希望が多い

履歴書の本人希望欄には希望がある場合はその希望を書くことである理由でこの時間だけは働け無い事を説明しなくてはいけない事もあります。特に事情がない場合はあまりあれこれと希望は書かない方が良いでしょう。 例えば13時には子供を幼稚園にお迎えに行かなくてはいけないは正当な理由ですよね。また学生さんの場合は試験期間は学業に専念するので休みが多くなるのは正当な理由ですよね。このような正当だと思える事情もなく、あれこれ希望を書き込むのは良くありませんので気を付けましょう。

②前職以上の給料や希望勤務地を勝手に希望したりするのも良くない

履歴書の本人希望欄に前職以上の希望給料を書いて応募するのも良くありません。また希望勤務地を選べる場合や時間を選べる場合をのぞき、希望勤務地を指定して選ぶことができない求人に応募者が募集もしてない勤務地名を本人希望欄に書くのは良くありません。そういうことをしてしまうと必ず面接で落とされる可能性が高いので気を付けましょう。

③何も書かずに空欄にする

履歴書の本人希望欄に何も書かずに空欄で面接を受ける人がいます。希望がないというよりは応募概要と条件が一致したから、あえて書かずに提出したのかもしれませんが、できれば希望する職種や希望勤務地くらいはしっかり書いて出した方が良いでしょう。 面接を希望した人は電話で応募したから大丈夫だろうと思ってしまいますが、履歴書に特に希望勤務地などがない場合、「この人はどこの勤務地でも良いのかもしれない」と思われて別の勤務地を紹介される事もよくある話です。 何も書かずに空欄のまま面接を受けるよりは、希望職種や希望勤務地などを書いて出した方が印象が悪くなるという事はないので、面倒臭がらずに書いておきましょう。

④「特になし」や「なし」と書く

「特になし」や「なし」と書くのはあまり印象が良いとは思えませんね。なぜなら働きたいという意欲や会社に対して興味があまりない人だと判断されかねないからです。

履歴書の本人希望欄の書き方 「貴社の規定に従います」の使い方とポイント

履歴書の本人希望欄が空白であったり、「特になし」や「なし」と書くとなんだか良い印象が無い事はわかりました。ではもっと良い書き方は無いのでしょうか。実はあるんです。 「貴社の規定に従います」と言う言葉があります。まずこの「貴社の規定に従います」の意味ですが、 規定は定められたきまり、つまり会社のきまり事です。直訳すると「あなたの会社の定められたきまりに従います」という意味の言葉になりますね。

①履歴書の本人希望欄に書く事がない人は「貴社の規定に従います」と書こう

履歴書の本人希望欄に特に書く事がない人は貴社の規定に従いますと書きましょう。この貴社の規定に従いますと書く事で貴社で求められている条件には従い働かせてもらいますという意欲を感じてもらえますので、どうしても書く事がない場合やなしと書こうと思った場合は、貴社の規定に従いますと書くようにしましょう。

②貴社の規定に従いますと書く場合は希望職種も書く

貴社の規定に従いますと履歴書の本人希望欄に書く場合は希望職種も書きましょう。これは特に応募広告で応募している職種が一つしかない場合でも必ずその募集広告に載っている募集職種の正式な名称を書きましょう。

次のページ:履歴書の貴社の規定に従いますを使う時の書き方の例
初回公開日:2017年03月23日

記載されている内容は2017年03月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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