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更新日:2024年11月13日
読書の時の姿勢はどうですか?「読書は好きだけど目が疲れてしょうがない」「肩が凝ってしょうがない」「首が痛くなってしまう」と感じているなら、せっかくのリラックスのための読書でストレスを抱えてしまいます。読書で目・肩・首にやさしい姿勢についてまとめてみました。
目次
休日にカフェでコーヒーを飲みながらゆっくり本を読むのが楽しみ。暖かくなったら本を持って公園へ出かける。毎日寝る前に本を読むのが日課。 本を読むことで知識を得るだけでなく、リラックスできストレスも解消できる。日常的に読書の時間を持っている人はストレスと上手く付き合う術を知っているということになります。しかし、「読書は好きだけど目が疲れてしょうがない」「肩が凝ってしょうがない」「首が痛くなってしまう」と感じているなら、かえってストレスをかかえてしまうかもしれません。
まず、姿勢が悪いことで、どのような問題が起こるのか? ・首の疲労 ・目の疲れ ・肩こり このような問題が出てきます。
では、どんな姿勢で読書をすればよいのでしょう。 私たちは、ついつい楽な姿勢になりがちです。 しかし、そもそも、なぜその姿勢が楽なのでしょうか? ・本当に体がバランスよく保てる姿勢である ・歪んでいるがゆえのいびつな楽さ 2通りの場合が考えられます。 「骨は外側からの圧力に応じてその形を変える」という「ウォルフの法則」によると良い姿勢でいればそれに応じて骨の形もよくなり、悪い姿勢でいればそれに応じて骨の形も悪くなるということです。悪い姿勢も続けていると、骨がそれに応じて形をかえて「その歪みが楽」な体にしてしまうのです。 「楽な姿勢 = 体に負担がかからない姿勢」ではないということです。大丈夫だと思っている人も、もう1度自分の姿勢を確認してみましょう。
では、具体的にどのような姿勢で読書をすればよいのでしょう。 非常にシンプルです。 ・体を起こし、首をあまり曲げない ・椅子に浅く座らず、体が寝ないように座る ・長時間同じ姿勢でいない まずはこの3つのポイントをおさえましょう。
「テキストネック」「ストレートネック」という言葉をご存知でしょうか? 「ストーレートネックとは」 最近日本で問題となっているスマートフォンが原因で首の正しいカーブが失われる問題のことで、実は昔から英語圏では「テキストネック」という名称で書類(テキスト)を読む際の悪い姿勢が原因とされる問題としてありました。首の骨は頭部からいったん前方にむかい、その後首の付け根に行くに従い後方に向かうというカーブを描いています。 テキストネックやストレートネックはこの首の骨の(頸椎)のカーブが失われてしまいまっすぐになってしまうものです。 このカーブを失わせる問題の姿勢が首を下に向けた姿勢 ・ 悪い読書の姿勢首を下に向けると首の骨(頸椎)の湾曲がなくなります。この姿勢が長時間継続されることが繰り返されることで徐々に首のカーブが失われていくのです。下を向く動作は自然ですし、この姿勢で首の湾曲がなくなるのもごく自然なことなのですが、「この状態が長時間継続されること」が問題なのです。
読書をする時、できれば机に向かいあったほうが首・背中を伸ばしやすいのでです。 机がある場合は、 本を身体から離したところで立てて持つと背筋が伸び、首も下向きになりません。 机がない場合は、 本を立てて、できるだけ高い目線の位置に持つようにしましょう。 背筋が伸びているときは頭は前を向き、頭が下を向く時は背中は丸まっています。 背筋が伸びているのに首だけ下に向くということはありません。 試しに背筋を伸ばして首を下に向けてみてください。 不自然な姿勢でのどが圧迫されて苦しい姿勢ですよね。 背筋が伸びているなら頭を上げたほうが楽な姿勢となるので、首は自然と上に向きやすくなります。
記載されている内容は2017年03月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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