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略歴の役割と基本的な書き方|自己紹介の際の略歴の書き方のコツ

更新日:2024年04月09日

コミュニケーション

略歴の役割や基本的な書き方を知っていますか?職務経歴書に書く内容と何がが違うのでしょうか。今回は略歴の役割や基本的な書き方・講演の自己紹介の際の略歴の書き方・書き方のコツなどについてまとめました。略歴の書き方がわからない、という方は是非参考にしてみてください。

略歴とは

略歴とは、漢字の通り経歴を略したものです。転職する際など、「略歴をメールで送付してください」などと言われることがあります。略歴と言われたら、どの程度詳しく書けばよいのでしょうか?略歴に最低限必要な項目は、以下になります。 ・最終学歴 ・勤務先名、勤務年数、担当業務 どこまで書けばわからない時は、最終学歴と勤務先や担当業務などを書いておくのが一般的です。略歴をどこまで書けばよいのかわからない際は、記入する範囲に合わせたり、略歴を書く目的を考えましょう。目的に合わせて書く内容を変えて大丈夫です。次に、一般的な書き方について紹介します。

略歴の書き方

略歴は、生まれてから現在までの経歴のことをいい、書くべき内容は、フォーマットによって異なります。学歴や職歴を略歴とする場合もあれば、学歴や職歴と略歴を違うものとして見せる場合もあります。履歴書において学歴欄がすでに設けられている場合は、略歴欄には職歴を明記するのが一般的です。とくに指定がない場合は、学歴と職歴の両方を明記するとよいでしょう。 略歴は、必要な情報のみを記載します。略歴欄に学歴を明記する場合は、中学校の卒業年次から明記することが一般的となっています。その後の高等学校から専門学校、大学まで、ご自身の学歴を入学年次と卒業年次に分けて明記します。 ただし、学生時代に取得した資格などを略歴に明記する必要はありません。取得した資格などは別に明記する欄がありますので、そちらに明記するようにしましょう。略歴欄には、あくまで必要な情報だけを明記することがルールとなっています。

略歴の書き方で抑えるべき3つのポイント

略歴を明記する際は、抑えておくべきポイントが3つあります。このポイントを押さえて明記すれば、きちんとした略歴とみなされる場合が多いでしょう。

和暦と西暦のどちらかに統一する

学歴や職歴を書く場合、年次を和暦にするか西暦にするかで迷うことが多いのではないでしょうか?これは必ずしもどちらかにしなければならないというルールはありませんが、和暦で書くのならすべての略歴を和暦に統一するのが基本です。西暦なら西暦で最後まで統一させましょう。 和暦や西暦が混在する略歴にしてしまうと、読み手からすればとても読み難く、それだけで悪い印象を与えてしまいます。和暦か西暦のどちらかで統一し、正しい年次を明記しましょう。年次を間違えてしまえば、相手に嘘の情報を伝えてしまうことになりますので注意しましょう。

正式名称を用いる

略歴を明記する際は、学校名や企業名については正式名称を明記しましょう。高等学校を高校としたり、株式会社を(株)としたりするのは基本的にご法度です。学科や学部によっては長い名称もあり、つい略して明記してしまいがちですが、相手に略しているということがわかってしまうと、手抜きをしているといった悪い印象につながってしまいかねませんので注意してください。

文字の大きさを揃える

略歴を明記する場合は、文字の大きさを統一させることも基本的なポイントの一つでしょう。略歴を書く場合、PC上で作成する場合と手書きで作成する場合があります。PCでの作成であれば、文字の大きさが乱れるということは少ないですが、手書きの場合は大きくなったり小さくなったりと、文字の大きさが乱れてしまいがちです。 文字の大きさに統一感がないことも読み手にとって悪い印象となってしまいますので、十分に注意しましょう。書き始める前に全体の完成イメージを想像したうえで書き始めるようにすると、文字の大きさは比較的統一しやすくなります。自信がない方は、先に鉛筆で薄く線を引いてマス目を作ってから書き始めると書きやすくなります。

講演の略歴の書き方

セミナーや講演会の集客には、講師のプロフィールはとても重要な役割を担っています。参加者はセミナーのタイトルを見て興味を持ち、講義内容を見て参加したいと思い、講師のプロフィールを見て、この人の話なら聞いてみたいと思います。そのため魅力的な略歴を明記する必要があるでしょう。名前、肩書、実績それぞれの書き方についてご紹介します。

名前

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初回公開日:2017年03月30日

記載されている内容は2017年03月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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