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コールドリーディングとは・あなたも使える10のテクニック

更新日:2024年03月24日

ビジネススキル

心を読み未来を言い当てる力を、人は超能力だと言います。しかし、人の心を読み未来を言い当てるテクニックが存在しているんです。このテクニックこそ、コールドリーディングというものなんです。謎に包まれた、コールドリーディングのテクニック等を今回ご紹介いたします。

コードリーディングとは

コールドリーディングを活かせる場面

コールドリーディングは、仕事においての交渉や恋愛の駆け引きなどに活かせます。 コールドリーディングには、詐欺師や宗教、占い師や手品師、霊能力者や超能力者といったイメージがありがちですが、良い方向へ活かすこともできます。 コールドリーディングは、セールストークや警察官・弁護士・刑事の取り調べや尋問・聞き取り調査、催眠療法やセラピー、医師による治療などに大いに役立てることができます。

コールドリーディングのメリット・デメリット

コールドリーディングは人との対話に活用できる技術ですが、人間関係に心理学を持ち込むと、自分自身を追いこむ結果になる場合があります。 コールドリーディングを仕事の場で活用する分にはメリットがあります。 しかし、コールドリーディングを旧知の間柄や親しくなった人に使うと、相手を支配しようとする立場になってしまい、結果的に人間関係が悪くなるデメリットの可能性があります。

メリット

コールドリーディングは悪用しない限り、メリットはたくさんあります。 初対面の人物に会うとき、事前に相手の情報が何もわかっていないと不安です。そんなときにコールドリーディングを使えば、相手に失礼な態度や言動をすることなく、良い空間を演出することが可能です。その後の人間関係を円滑にする土台づくりができます。 同じように、コールドリーディングを恋愛対象の人に応用することもできます。

デメリット

コールドリーディングにとらわれ過ぎるとデメリットを被る恐れがあります。 人間とは未知の生物です。突発的な行動や思わぬ言動をします。コールドリーディングなどの話術にとらわれ過ぎると、相手の想いを見誤る可能性があります。 コールドリーディングに頼り過ぎると楽しい会話ができなくなり、結果的に人間関係が悪くなるデメリットがあることを覚えておきましょう。

コールドリーディングのやり方・テクニック

コールドリーディングはさまざまなテクニックの集合体です。対象者の協力を引き出しながら、相手をよく観察し反応を探っていきます。 いきなり対象者のすべてを見透かしてしまう技法ではなく、相手の反応を見ながら徐々に情報を聞き出していく話術です。 コールドリーディングにより、対象者が一度こちらを信じ切ってしまうと、あとは何を言っても、相手はすべてを真実としてすべてを受け留めるようになります。

テクニック1:始める前の「マインド・スクリプト」

コールドリーディングをおこなう前に、自分の気持ちを整えるマインド・スクリプトを行います。相手を上手く誘導できる、上手くコールドリーディングをおこなうことができると自分に言い聞かせ、ポジティブな気持ちに、自分自身の心を持っていく方法です。 ポジティブマインドを持っていれば、自信のある言動やボディランゲージを行うことができます。相手は安心を感じてこちらを完全に信用し、心を開いた状態になってくれます。

テクニック2:曖昧にする(レインボー戦略)

レインボー戦略とは、七色の虹のように答えのストライクゾーンを曖昧にひろげてしまうことです。 「あなたのまわりで最近、良くないことが起きていませんか」「家の近くに学校がありませんか」などと、曖昧なことを言っていかにも相手の状況を見抜いたような物言いで問いかける、コールドリーディングの技法です。 大抵の人にあてはまるような言葉を投げかけ、自分のことを見透かしていると思い込んだ対象者の信頼を得る手法です。

テクニック3:ダブルバインド

ダブルバインドとは、対象者に二者択一をさせることで、断れなくさせるコールドリーディングの話術のひとつです。 飲み物・食べ物・施設名など、2つの選択肢を相手に提示します。どちらにするかは対象者に決めさせるので、どちらも相手が好むものでなくてはなりません。 対象者に強引に判断をゆだねることで、飲まない・食べない・行かないなどという自由な選択肢を、相手の心からあらかじめ取りのぞいてしまう戦略です。

テクニック4:バーナム効果

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初回公開日:2017年03月19日

記載されている内容は2017年03月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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