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コールドリーディングとは・あなたも使える10のテクニック

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心を読み未来を言い当てる力を、人は超能力だと言います。しかし、人の心を読み未来を言い当てるテクニックが存在しているんです。このテクニックこそ、コールドリーディングというものなんです。謎に包まれた、コールドリーディングのテクニック等を今回ご紹介いたします。

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コールドリーディングとは

コールドリーディングとは

コールドリーディングは人を欺くための心理的なテクニックです。 コールドリーディングのコールドは「事前の準備なしで」という意味で、リーディングは「心を読みとる」という意味です。コールドリーディングとは、対象者の気持ちをすべてわかっていると、相手に思い込ませる話術の技法のひとつです。 コールドリーディングはひとつのテクニックを指すものではなく、さまざまな心理テクニックがあり、それらをまとめた総称です。

コールドリーディングを活かせる場面

コールドリーディングは、仕事においての交渉や恋愛の駆け引きなどに活かせます。 コールドリーディングには、詐欺師や宗教、占い師や手品師、霊能力者や超能力者といったイメージがありがちですが、良い方向へ活かすこともできます。 コールドリーディングは、セールストークや警察官・弁護士・刑事の取り調べや尋問・聞き取り調査、催眠療法やセラピー、医師による治療などに大いに役立てることができます。

コールドリーディングのメリット・デメリット

コールドリーディングは人との対話に活用できる技術ですが、人間関係に心理学を持ち込むと、自分自身を追いこむ結果になる場合があります。 コールドリーディングを仕事の場で活用する分にはメリットがあります。 しかし、コールドリーディングを旧知の間柄や親しくなった人に使うと、相手を支配しようとする立場になってしまい、結果的に人間関係が悪くなるデメリットの可能性があります。

メリット

コールドリーディングは悪用しない限り、メリットはたくさんあります。 初対面の人物に会うとき、事前に相手の情報が何もわかっていないと不安です。そんなときにコールドリーディングを使えば、相手に失礼な態度や言動をすることなく、良い空間を演出することが可能です。その後の人間関係を円滑にする土台づくりができます。 同じように、コールドリーディングを恋愛対象の人に応用することもできます。

デメリット

コールドリーディングにとらわれ過ぎるとデメリットを被る恐れがあります。 人間とは未知の生物です。突発的な行動や思わぬ言動をします。コールドリーディングなどの話術にとらわれ過ぎると、相手の想いを見誤る可能性があります。 コールドリーディングに頼り過ぎると楽しい会話ができなくなり、結果的に人間関係が悪くなるデメリットがあることを覚えておきましょう。

コールドリーディングのやり方・テクニック

コールドリーディングのやり方・テクニック

コールドリーディングはさまざまなテクニックの集合体です。対象者の協力を引き出しながら、相手をよく観察し反応を探っていきます。 いきなり対象者のすべてを見透かしてしまう技法ではなく、相手の反応を見ながら徐々に情報を聞き出していく話術です。 コールドリーディングにより、対象者が一度こちらを信じ切ってしまうと、あとは何を言っても、相手はすべてを真実としてすべてを受け留めるようになります。

テクニック1:始める前の「マインド・スクリプト」

コールドリーディングをおこなう前に、自分の気持ちを整えるマインド・スクリプトを行います。相手を上手く誘導できる、上手くコールドリーディングをおこなうことができると自分に言い聞かせ、ポジティブな気持ちに、自分自身の心を持っていく方法です。 ポジティブマインドを持っていれば、自信のある言動やボディランゲージを行うことができます。相手は安心を感じてこちらを完全に信用し、心を開いた状態になってくれます。

テクニック2:曖昧にする(レインボー戦略)

レインボー戦略とは、七色の虹のように答えのストライクゾーンを曖昧にひろげてしまうことです。 「あなたのまわりで最近、良くないことが起きていませんか」「家の近くに学校がありませんか」などと、曖昧なことを言っていかにも相手の状況を見抜いたような物言いで問いかける、コールドリーディングの技法です。 大抵の人にあてはまるような言葉を投げかけ、自分のことを見透かしていると思い込んだ対象者の信頼を得る手法です。

テクニック3:ダブルバインド

ダブルバインドとは、対象者に二者択一をさせることで、断れなくさせるコールドリーディングの話術のひとつです。 飲み物・食べ物・施設名など、2つの選択肢を相手に提示します。どちらにするかは対象者に決めさせるので、どちらも相手が好むものでなくてはなりません。 対象者に強引に判断をゆだねることで、飲まない・食べない・行かないなどという自由な選択肢を、相手の心からあらかじめ取りのぞいてしまう戦略です。

テクニック4:バーナム効果

バーナム効果とは、興行師パーナムの「誰にでも当てはまる要点というものがある」という言葉にちなんでつけられた名称で、心理学者の名をとってファアラー効果とも呼ばれるコールドリーディングの一種です。 「やろうとしているのにまだ始めていないことがありますよね」などと適当なことを言って、対象者の心理につけ込んでいく話術です。相手は自分の心理を言い当てられたと誤解して、こちらを完全に信じ込んでしまいます。

テクニック5:正反対のことをいう

ひとつの意見だけではなく、それと対極の意見を、同時に相手に指摘するテクニックです。 「あなたは優しい」という性格を伝える一方で、「あなたは冷徹だ」という指摘を同時に行っていきます。対極の意見を2つ同時に投げかけると、当たる確率は単純に2倍になります。相手は言い当てられたと思い込みます。 コールドリーディングの典型的なテクニックのひとつです。

テクニック6:不満を引き出す

人は誰しも不満を持っているものなので、上手にその不満を引き出すことで、対象者の信頼感を得るコールドリーディングの手法です。 「なにか悩みことでもあるんじゃないの」などと言って、対象者に不満を話す糸口を与える、コールドリーディングの戦略です。 対象者は不満を話すことでこちらに信頼感を寄せます。彼氏持ちの女性を口説くときなどの常套手段とされています。

テクニック7:おだてる

人間は、自分をおだててくれる人と話すと気分が良くなり、絶対的な信頼を寄せる傾向があるという心理を利用した、コールドリーディングです。 おだてる戦略のコールドリーディングは、とにかく相手を褒めちぎることが大切です。最終的に、相手が愚痴や不満を言い始めたら、こちらをかなり信用している証拠です。

テクニック8:自己幻想を掻立てる(隣の芝戦略)

隣の芝生は青い戦略とは、あのときああしていればよかったという、誰もが持っている自己幻想の部分を掻き立て、そこを刺激して相手を乗せてしまうコールドリーディングの手法です。 人生の大きな悩みに二者択一の決断は付きものですが、決断しなかった道に考えを巡らせることが多々あります。「隠れた才能があるんじゃないですか」などと言って対象者の自己幻想を掻き立て、話をもっていくコールドリーディングのテクニックです。

テクニック9:弱点を指摘する

対象者をおだててばかりいるとこちらに不信感を持つことがあるので、会話に弱点を挟むことでリアリティを出していく、コールドリーディングの手法のひとつです。 対象者の弱点をあからさまに指摘するのではなく、「もっと無神経でいられたら、あなたもラクでいいのにね」などと、それとなく話に盛り込むだけです。結果的に対象者を褒めることに繋がるので、相手からの信頼感を得やすくなります。

テクニック10:向上心を褒める

向上心を褒めるとは、相手の弱点を指摘しながら、それを改善して成長していく過程を認めることです。会話に価値を与えることができるコールドリーディングです。 対象者の向上心を褒めることで相手の価値を高め、この人は自分を認めてくれると相手に思わせるコールドリーディングの手法です。 「皆に好かれるために人一倍、努力を積み重ねてきましたね」などと言って相手の向上心を称えます。

「一瞬で信じこませる話術コールドリーディング」は、人を信じこませる技術であるコールドリーディングの活用法についての紹介がされている本です。 占い師などが活用しているコールドリーディングの技術について探究できる1冊です。 現実の生活のなかでも活用できるコールドリーディングの話術を学べると同時に、自分自身がコールドリーディングに騙されないように伏線を張る意味でもおすすめの1冊です。

一瞬で信じこませる話術コールドリーディング
一瞬で信じこませる話術コールドリーディング

コールドリーディングが向いている人・そうでない人

コールドリーディングが向いている人・そうでない人

コールドリーディングは誰でもできる話術の技法ですが、観察力の鋭いクールな性格の人に特に向いています。 コールドリーディングは、シャーロック・ホームズの捜査方法やプロファイリングの手法に通じる技術であるといわれています。 どちらも繊細で、観察眼に長けた人間があてはまります。相手の言動を冷静に見極めながら行なうコールドリーディングは、感情的な人間にはあまり向いていません。

悪用厳禁

コールドリーディングは人の心理をたくみに利用した騙しのテクニックです。悪用は絶対にしないでください。 インチキ占い師や教祖、霊能力者、詐欺師など、コールドリーディングを悪いことに利用している人々がたくさんいます。 人は誰しも、注目して欲しい、話を聞いて欲しい、自分を理解して欲しいと熱望しています。そこにつけ込んで金品を巻き上げる行いは犯罪です。コールドリーディングは絶対に悪用厳禁です。

相手との信頼関係を築くために

相手との信頼関係を築くために

コールドリーディングの大きな目的は、相手の信頼を得ることです。 コールドリーディングは、ただ人を騙すだけのテクニックではありません。コールドリーディングで信頼関係を構築することを、ラポールを構築(形成)するといいます。 コールドリーディングを用いて信用を得ることができれば、仕事や恋愛を上手く進めることができます。コールドリーディングを活用することで、相手との関係をより早く深めることが可能になります。

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