IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

彫金師の年収と仕事内容|彫金師になるにはどうすればいいの?

更新日:2024年07月11日

職種研究

「彫金師」聞きなれない言葉かもしれませんが、私たちの身近にあるアクセサリーや調度品などの装飾を施す職人。広く金属で物を作り出す専門職です。そんな「彫金師」になるためには?仕事内容や、給与・年収についてご紹介したいと思います。

「履歴書ってどうやって書けばいいの?」 「面接でなんて話せば合格するんだろう」 そんな人におすすめなのが「就活ノート」 無料会員登録をするだけで、面接に通過したエントリーシートや面接の内容が丸わかり! 大手企業はもちろんのこと、有名ではないホワイトな企業の情報もたくさんあるので、登録しないと損です! 登録は1分で完了するので、面倒もありません。ぜひ登録しましょう!

彫金師とは

彫金師とは、たがね(鏨)という道具を使用し金属を彫る「彫金」という技術を用いて金属を加工し、アクセサリーや小物、仏具や家具、神社などの建造物などの装飾を広く行います。彫金師が主に扱うのは、プラチナ、金、銀、銅、真鍮、鉄、アルミ、錫などの金属を加工します。

彫金師の仕事内容

彫金師の仕事内容は、「彫金」の技術を使いジュエリーや小物・家具の装飾を行ったり、仏具や神社の装飾を行うのが主な仕事になります。職業としては、「金属工芸」などの伝統工芸の職人、またはシルバーアクセサリーのアーティストやジュエリーデザイナーなどがあります。彫金工房などで伝統工芸の職人として弟子入りしながら技術を磨いたり、個人でジュエリー制作を行うほか、宝飾関係の会社の制作やデザイン部門で働くなど道があります。 実際の制作ははもちろんですが、金属工芸品やアクセサリーのデザインなども手掛けることができ、自分のオリジナリティーを出した作品を作り販売を行うことが出来る芸術性の高い専門職と言えます。また、「彫金」の技術を教える彫金教室などの指導者としても重宝されます。

彫金師の仕事の良い点・悪い点

彫金師の仕事は、技術を習得するまでの下積み・修行期間が長くその間は収入も低い場合がが多くあります。しかし、きちんと技術を習得すれば、宝飾業界では必要なスキルなので重宝されるようです。また、デザインや技術に富んだ職人になることができれば、高収入も期待でき、経験が大事なので年齢に応じて収入も上がるようです。 工芸品や宝飾品などの制作は、その後長期に渡り使用され愛用される品となるのでやりがいのある仕事と言えるのではないでしょうか。

彫金師に向いている性格は

彫金作業は、細かい作業を長時間行い、一人前の技術を習得するまで長い年月を要する場合が多い職業です。ですから、細かい作業を根気よく続けることが得意な人、忍耐力がある人に向いているようです。 また、自分のデザインしたものを作品として作り出すことが出来るので、創造性に溢れクリエイティブな人にも向いているのではないでしょうか。

彫金師になるには

彫金師になるために特に必要な資格や学歴はありませんが、特殊な「彫金」の技術を独学で習得することは難しく、技術習得の為に大学や専門学校、スクールに通うのが一般的です。必ず必要な資格ではありませんが、ジュエリーコーディネーターや宝石鑑定師などの資格を取得していると役立つようです。

大学や短期大学で「彫金」技術を学ぶには・・・

彫金師を目指し大学や短期大学で学ぶ場合は、彫金の技術が学べる芸術系大学や美術系の大学、短期大学を目指すのが一般的です。これらの大学には、工芸課がありされにそこから「彫金」を専攻し技術を習得することができます。大学と言っても、これらの大学の入試試験は一般的な入試に加え実技試験で「デッサン」が課されるところがあります。その対策のため受験前には、美術の予備校に通うと言うう選択肢もあります。 入学後は、まず広く金属工芸について知識や技術を習得するのが一般的なカリキュラムとなり、その後、専門分野「彫金」なら彫金の技術をさらに深めていくことが出来ます。工芸に関する資格や教員の免許を取得することもできる場合もあります。その後の進路は、大学のサポートなど、情報も豊富で就職活動や進路指導などを受けながら就職先を決めることが出来ます。

次のページ:彫金師としての就職先
初回公開日:2017年03月22日

記載されている内容は2017年03月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング