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前略ってどういう時に書くの?例文教えて!|手紙の書き方・ビジネスでの使い方

初回公開日:2017年03月29日

更新日:2019年03月05日

記載されている内容は2017年03月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

言葉の使い方

一般的に、手紙を書く時には『拝啓』から始めると思います。では、いきなり本題から入る書き方をする『前略』はどの様にして使うのでしょうか。今回の記事では、前略の使い方や拝啓、前略以外の言葉での手紙の書き出し方について紹介していきます。

前略の意味

前略の意味

前略の意味は、文章の冒頭の挨拶を端折る事を意味しています。例えば「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」などのを省き本題に入ることを意味します。 時折「前略」と「草々」を間違って使用される方もいますが、どのように違うかを見ていきましょう。

前略と草々の違い

前略は文章の冒頭の挨拶などを端折り用件だけを伝える際に使われます。一方草々の意味としては「忙しいこと」「あわただし」ことを意味しており文章の終わりの結語で使われます。 例えば「お忙しところすみません」「取り急ぎすみません」などを省略する際に使用されます。

前略の手紙の書き方

手紙を書くときになんにでも「前略」を使えばいいと言う訳ではありません。「前略」を間違った形で使ってしまうと相手に対して失礼を招く恐れがありますので、ここでしっかりと学んでいきましょう。

頭語・結語

・頭語:前略・前文:(なし)・主文・末文・結語:草々「拝啓」の結語が「敬具」であると決まっているように、「前略」の結語は「草々」と相場が決まっています。「前略」は前文を略しているため、手紙は相手を敬う気持ちを省略したことになります。

挨拶

実際に文章の冒頭の挨拶を省略した際の「前略」を使った手紙の書き方を例文3つをとうして見て行きましょう。

例文1

「前略 先日は私たちの為にお足元が悪い中お越し下さりありがとうございます。つきましては、そちらの住所宛てに粗品をご郵送しましたのでよろしくお願い致します。 草々」

例文2

「前略 この度の受賞誠におめでとうございます。私たち夫婦も感銘を受けました。また、お会いできる日を楽しみにしております。 草々」

例文3

「前略失礼いたします。先日のご相談の件ですが正式に受理されましたのでここにご報告させていただきます。 草々」

謝罪

「前略」は謝罪をする文章を書く冒頭でも使用されます。では、どのように使用されるのかを例文3つをとうして見ていきましょう。

例文1

「前略 この度は我が社の不祥事により会員の皆様にご迷惑とご心配をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。以後このような事がないよう会社一同全力で取り組んでいく所存です。~草々」

例文2

「前略 先ほどは大変失礼な態度をとってしまい申し訳ありませんでした。今後は身を引き締めて取り組んで行く所存です。これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。 草々」

例文3

「前略失礼いたします。先日お渡した書類に不備がございましたので、改めてお渡したく存じます。つきましては明日〇時に持参したく思います。よろしくお願い致します。 草々」

ビジネスシーンでの前略の使い方

現代ではメールでダイレクトに用件を伝える時代になっているため、手紙を送る機会は減りつつあります。しかし、失礼のないよう手紙の書き方の知識は付けておく必要があります。ビジネスシーンで「前略」を使用する際には、以下の点に注意します。 ①必要最低限のことを簡潔に伝える。 ②相手が目上の方の場合は注意する。 では、実際に上司に使う場合と取引先に使う場合とで見ていきましょう。

上司に使う場合

上司などに「前略」を使う場合は手短に必要最低限のことを伝えるように注意して文章を書きましょう。また、結語になる部分には忘れずに草々を付け足しましょう。 「身内」(同僚や上司)に宛てた手紙。ただし、上司の場合は「前略失礼します」で書きだします。

例文

「前略失礼いたします。この度は私の急病でご迷惑をおかけして誠に申し訳ありません。つきましては、明日A社との打ち合わせを予定しており、明後日にはB社に見積書を提示する予定を組んでおります」 「誰か代わりに担当してもらうよう、ご指示くださいますようお願い申し上げます。取り急ぎ、よろしくお願い申し上げます 草々」

取引先に使う場合

お客様や取引先は「目上の相手」になる上、上司のような「身内」の相手でもないため、「前略失礼いたします」を使用するよりは、「拝啓-敬具」を使うほうが丁寧です。 但し、前述の文例のように、相手に過失があり早急に対応を促したい場合などは「前略-早々」の様式を用いたほうが効果的といえます。 ただし、いきなり「前略-草々」を使用するのはやはり相手に失礼になりますから、1回目の手紙は「拝啓-敬具」の文面を出しておき、2回目以降で使用するのが失礼のない使用方法といえるでしょう。

例文

「前略失礼します。この度は会社の不手際に伴いご迷惑をおかけしまして誠に申し訳ありませんでした。つきましては〇月〇日に再度会議を行いたく存じ上げますので、よろしくお願い致します。~草々」

前略の使い方をマスターしよう

前略の使い方をマスターしよう

いかがでしたか?手紙の書き出しで前略をそのまま使うと、目上の人、あるいはお客様に対しては失礼に当たってしまいますが、前略の後に”失礼します”を加えたりなど、送る相手によって手紙の書き出しの言葉を変えるてみてください。 そうすれば、前略という一見失礼な表現でも、相手に失礼なく使いこなせます。今後、ビジネスシーンなどで手紙を書く機会があったら、ぜひ『前略』を使ってみてください。

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