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行動目標の例と書き方|行動目標/成果目標/結果目標の違い

更新日:2024年03月14日

書類の書き方

この記事では行動目標の定義と例、書き方、立て方といった基本的な流れについて説明します。行動目標と成果目標結果目標の違いやPDCAサイクルやSMARTの法則など、内容をより深めるためのポイントに触れます。目標を達成するために大切なことについても言及していきます。

DはDecisionのことで意思決定を意味しています。意思決定をすることでそれがしたいのかしたくないのかということがここで明確化されます。

Aは行動であるActionの事を指しています。PDCAで言うとDに該当しますが、OODAの場合は行動が終わった後はその行動の先で起こったことをまた観察するというプロセスに戻ります。

OODAはPDCAと違い、より現実的な事を直視した上での早急な対応をすることが出来ます。想定外のことが発生したとしてもそのときそのときですぐうごけるというのがOODAの大きな優れている特徴です。次々と場面や状況が変化するような現場においてはPDCAよりもOODAを用いたほうがよりよい目標を達成できると考えられるでしょう。

書き出す

行動目標を立てる際に頭の中だけで考えている人も多いでしょう。また、スマートフォンを用いたりしてメモをしている人もいるかもしれません。好き嫌いは分かれるかもしれませんが紙に書き出してマインドマップにしてみたり、リスト化することによって思考の整理がしやすくなります。最近ではオリジナルの手帳に自分がしたいことや得たい物についてより細かく明確化してイメージしやすくすることで行動目標を達成するというやり方も出てきています。 スマートフォンももちろん便利ですが、アナログだからこその良さもあるでしょう。自分らしく、気持ちよく行動目標が達成できるように想像力を大切にしていきたいですね。

支え合うパートナーや仲間は必要

行動目標を達成するにあたって仲間が一緒だと心強いでしょう。ひとりだとうまくいかない時に塞ぎこんでしまったり、新しい目標が見つからなくなってしまったりと、自己嫌悪に陥ることも多くなってしまいがちです。同じような目標を掲げている人と一緒にお茶をしたりして気分転換を図ることも重要です。また、同じような目標でなくとも、自分と全く違う職種の人と交流することによって新しい切り口で行動目標が出来たり、想像力が豊かになって、より良い行動計画が出来る可能性もあります。自分の目標を伝えることによって、自分のみならず相手にもより良い影響を与えたり、刺激になることもあります。ひとりで抱え込むことがないように工夫をすることも必要ですし、気分転換はとても大切です。

また、恋人や配偶者も支えになってくれる大切な人です。お互いの目標を話し合う時間をつくったり、一緒に何かを達成する喜びを味わうことも行動目標を立てて達成する醍醐味になります。いつも一緒にいるから言わなくても分かるだろうと思わずに、お互いに伝えあうことで目標が早く達成されることもあります。より良い関係性を築く上でも大切なことではないでしょうか。

自己成長

目標を達成することは自己成長にもつながります。自分に適した目標を作るためには自分自身を知る必要があります。自分を知ることで自分の限界をある程度把握できますし、本当に何がしたいのかということや何がしたくないのかということも明らかになってきます。ただ、思い込みによって自分の可能性を潰してしまうこともありえます。自分自身を過信したり、欺瞞したりすることのないように気をつける必要があるでしょう。

また、会社や組織、団体で行動目標を立てるときにも相手へ配慮が必要になります。自分を知ることは相手を知ることになります。より良い目標を立てるために相手を知るためのコンテンツやプレゼンを用意するのも良いかもしれません。自己成長、他者成長によって新しい方向性が生まれることもあります。

休憩も必要

休憩ももちろん必要です。目先の遠い目標ばかり立ててしまい、前進できないという状況が発生しているのにもかかわらず、それに気がつくことが出来ず会社が回らなくなるということも十分にありえます。何か行き詰まりを感じたときには自分自身がネガティブシンキングにも陥っている可能性があります。ネガティブな感情で立てた目標は悪循環をもたらします。一緒にいる人や、場所を時には変えたりして休憩することも必要です。

脳は使っていない時に新しいアイディアを生み出す力が出てくるともいわれています。脳を休ませて、新しいアイディアが浮かぶように自分自身でコントロールできることも、行動目標を立てる上では重要な事になってきます。

自分探し

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初回公開日:2017年03月15日

記載されている内容は2017年03月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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