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面接や履歴書で聞かれる「学業以外で力を注いだこと」のおすすめ例文

更新日:2024年07月15日

書類の書き方

新卒で就職活動を行えば、学業以外で力を注いだことは必ず聞かれます。これは履歴書と面接の両方で聞かれる質問であり、答えるのが難しい質問でもあります。今回は学業以外で力を注いだことの質問のアピール方法や例文などをご紹介します。

ゼミなど

学業以外で力を注いだことの質問でNGとされている題材としてはゼミでの活動が考えられます。ゼミの活動と一口に言ってもそれぞれの内容は大きく異なっていますが、基本的にはゼミでの話題は学業以外で力を注いだこととしてはNGとされています。 ゼミは希望者だけが入るものであり、必修の科目ではありませんが、大学のカリキュラムとして考えられているものです。その証拠にゼミには単位がありますし、ゼミ=学業と捉えることに何の不思議もありません。 学業で頑張ったことでゼミの活動を答えるのは問題ありませんが、学業以外で力を注いだことの質問の場合はゼミの活動はアピール出来ません。間違ってアピールするとマイナスになってしまう可能性がありますので、充分に注意しましょう。

面接官は学業以外で力を注いだことから何を見ている?

学業以外で力を注いだことに答えるための題材を決めることが出来れば、今度はそのアピール方法について考えていく必要があります。どれだけ素晴らしい題材を選んでも正しくアピールすることが出来なければ充分なアピールにはなりません。 あまりにアピールが下手すぎる場合は面接官が理解出来ず、評価の対象にすらならない可能性もあります。正しくアピールしていくためには学業以外で力を注いだことの質問で面接官は就活生の何を見ているのか、どんなことを知りたいと思っているのかを知る必要があります。 評価のポイントを知らないままにアピールしても高い評価を獲得することは出来ません。学業以外で力を注いだことの質問から面接官は何を見ているのかを知り、正しいアピールを心がけましょう。

人間性

学業以外で力を注いだことの質問から面接官が見ていることとしては人間性が挙げられます。面接官は学業以外で力を注いだことの思い出を聞きたがっているわけではありません。学業以外でどのようなことを経験し、その時にどのように考えたのか。その経験から何を感じ取ったのかなどによって人間性が見られています。 そのため正しく評価されるためには自身の人間性が分かるようにアピールを進めていくことが大切です。「私の人間性は○○である」と直接的な表現を使わなくても経験したことを詳細まで語ることで人間性をアピールすることは出来ます。学業以外で力を注いだことの質問では出来るだけ詳細に語り、面接官にその時の情景をイメージさせることが大切です。

物事に対する取り組みの姿勢

学業以外で力を注いだことの質問では人間性の他に物事に対する取り組みの姿勢も見られています。物事に対してどのように取り組むのか、またその取り組み方からも人間性や性格が判断されています。 物事に取り組む姿勢はそのまま仕事に対する姿勢でもありますので、物事に真面目に、根気強く取り組める姿勢をアピールすることで高評価に繋げることが出来ます学業以外で力を注いだことの質問では仕事に対する取り組みの姿勢も見られていますので、適当にアピールしてしまっては大きくマイナスの印象を与えてしまいます。 学生時代を通して本当に頑張ったこと、本気で取り組んだことを伝えれば基本的にはマイナスになることはありませんので、本当に熱中したことを語るようにしましょう。

学業以外で力を注いだことのアピール方法は?

学業以外で力を注いだことの回答で使える題材、面接官が見ているポイントを知ればいよいよ具体的なアピールについてを考えていきましょう。面接官に見られているポイントを踏まえてアピールすることが大切ですが、さらに高評価を狙うのであれば、そのアピールの方法についても工夫が必要です。 学業以外で力を注いだことは題材選びも大切ですが、同じ題材でアピールしたとしてもその方法次第で大きく印象が左右されます。たとえ平凡な題材であってもアピールが上手に出来ていれば高評価ですし、題材が素晴らしくてもアピールが下手であれば低評価です。 アピールの方法にも様々なポイントがありますので、それを踏まえてより完璧なアピールに近づけていきましょう。

結論から語る

学業以外で力を注いだことを効果的にアピールするためにはアピールしたい内容を結論から話すようにしましょう。最初に結論を語ることで今からどんなことについてのアピールをするのか、何の経験をアピールするのかを面接官に正しく伝えていくことが出来ます。 最初に結論を語ることでアピール内容を面接官に印象付けることができますし、先入観を最初に与えておくことでより効果的なアピールを行うことが出来ます。結論を先延ばしにしてしまうと何をアピールしたいのかが曖昧になってしまいますし、面接官も何を評価していいのか分からなくなってしまいます。 アピールを簡潔にまとめ、面接官に伝わりやすくするためにも結論から最初にアピールするようにしましょう。

根拠となるエピソードを話す

学業以外で力を注いだことの質問ではアピールしたい結論を語れば、次はそれを裏付けていく根拠の部分を作成していく必要があります。最初にどれだけ素晴らしい経験やそこで得た能力などを語ったとしてもそれが本当のことであると面接官が信じなければ意味はありません。 アピールには信憑性があることが大切ですので、結論を裏付ける根拠を記していきましょう。裏付けの根拠としておすすめなのがエピソードです。その経験のエピソードを詳細まで語り、当事者しか知らない情報を織り交ぜることでアピール全体に信憑性を持たせることが出来ます。 出来るだけ具体的にエピソードを語り、相手に伝えるだけではなく、信じてもらえる、説得出来るアピールを目指しましょう。

自分のオリジナルのアピールを心がける

学業以外で力を注いだことの質問に限ったことではありませんが、就活は自分のことを伝えていくことが大切ですので、アピールにはオリジナリティが必要です。他人のエピソードをそのまま語るのはNGですし、ネットなどから引っ張ってきたエピソードをそのまま語るのもNGです。 他人のエピソードを語ると嘘になってしまいますし、ネットの情報を利用すると教科書通りの、何の面白味もないアピールになってしまいます。 面接官は学業以外で力を注いだことの質問からその人の人間性を見たいと思っていますので、独自のアピールをして、自身の人間性をアピールすることが大切です。自分の経験を自分の言葉で語り、自身の個性をアピールしていくようにしましょう。

面接や履歴書で聞かれる「学業以外で力を注いだこと」のおすすめ例文は?

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初回公開日:2017年10月01日

記載されている内容は2017年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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