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面接や履歴書で聞かれる「学業以外で力を注いだこと」のおすすめ例文

更新日:2024年01月29日

書類の書き方

新卒で就職活動を行えば、学業以外で力を注いだことは必ず聞かれます。これは履歴書と面接の両方で聞かれる質問であり、答えるのが難しい質問でもあります。今回は学業以外で力を注いだことの質問のアピール方法や例文などをご紹介します。

学業以外で力を注いだこととは?

就活では様々な質問があり、それらに対して適切に答え、自身のことを伝えて高評価を獲得する必要があります。業界や企業によってオリジナルの質問が用意されていることも多く、志望する業界、企業に合わせて対策していなければなりませんので、事前準備は大変です。 しかしオリジナルの質問がある一方で、どのような業界や企業でも聞かれる基本的な質問もたくさんあります。履歴書や面接ではこれらが中心に問われますので、まずは基本的な質問に対する準備を進めておく必要があります。 就活でよく聞かれる質問として学業以外で力を注いだことという質問があります。学業以外で力を注いだことを想像してみれば様々なことが思いつきますが、この質問ではどのようなことが問われえているのでしょうか。

勉強以外でのアピールが求められている

就活でよくされる学業以外で力を注いだことの質問ですが、この質問では文字通り学業以外で力を注いだこと、つまり学生生活で勉強以外で何を頑張ったかが問われています。ここで自身の学業の成績などをアピールしても評価の対象にはなりませんし、質問に正しく答えられないとしてマイナスの評価となってしまう可能性すらあります。 基本的には勉強以外の話題を語れば大きくマイナスにされることはありませんので、学業以外で力を注いだことの質問に対しては勉強以外でアピールしていきましょう。勉強に触れなければ基本的にはどんなことをアピールしても構いません。 学業以外で力を注いだことの質問では自身のことがある程度自由にアピール出来ますので、その特性を踏まえたアピールが大切です。

学業以外で力を注いだことでおすすめの題材は?

学業以外で力を注いだことの質問では勉強以外の話題であれば基本的にはどんなことでもアピールすることは可能です。しかし何でもアピール出来るとなれば今度は何を題材にアピールすればいいのか迷ってしまいます。 何でも良いとは言え、何でもプラスの評価になるとは限りませんし、難しい題材を選んでアピールに失敗すれば当然マイナスの評価になってしまいます。またあまりにも平凡な内容やアピールになってしまえば面接官の印象に残ることが出来ず、これも就活で不利になってしまいます。 就活ではどれだけ面接官の印象に残ることが出来るか。またそれを好印象で残せるかが大切ですので、題材選びは慎重に行う必要があります。学業以外で力を注いだことの回答としてどのような題材がおすすめなのでしょうか。

サークル活動

学業以外で力を注いだことの回答の題材としてはサークル活動について語るのがおすすめです。サークル活動であれば取り組んでいる学生も多いですし、学生時代を通して頑張って取り組んでいる学生も多いです。 サークル活動であってもだらだらと過ごしているだけのものはNGですが、きちんと活動に取り組んでいるものであれば充分にアピールしていくことが可能です。たとえ遊びのサークルであっても、どれだけ真剣に遊んだのか、その遊びを通してどのような経験をすることが出来たのか、何を学んだのかなどを話せば印象的なアピールにしていくことは可能です。 学業以外で力を注いだことであっても研究サークルなどの場合はその勉強の成果をアピールすることが出来ます。

アルバイト

学業以外で力を注いだことの題材としてはアルバイトもおすすめです。アルバイトも行っている学生は多いですし、大学の4年間を通して続けたアルバイトなどであれば継続力なども同時にアピールすることができ好印象です。 また珍しいアルバイトをしていれば、それだけ面接官の興味を惹くことも出来ます。スーパーやコンビニ、飲食店などそれほど特別ではないアルバイトの場合でもしっかりと真面目に取り組んでいれば、その働きをアピールすることは出来ます。アルバイトとは言え、働いた経験を持っているのは大切なことです。 就活は就職するために行うもので、企業で働くために行うものです。アルバイトで働いた経験から学業以外で力を注いだことを語れば、就活でも大きなアピールにすることができるでしょう。

部活

学業以外で力を注いだことでは部活も大きなアピール対象になります。部活では様々なことを身に付けることが出来ますし、一生懸命に取り組んだことが分かりやすくもありますので、面接官にも好印象を与えることが出来ます。新卒ならではのフレッシュ感もアピールしやすく、部活の経験を上手にアピールすることが出来れば、就活を有利に進めていくことも出来ます。 学業以外で力を注いだことの質問では実績ではなく、その過程がどのようなものであったのかが問われています。部活を題材にして回答する場合でも大事なのは結果ではなく、過程です。部活を通して必ずしも高い実績を誇っている必要はありませんので、自分なりの努力を面接官に伝えていくようにしましょう。

その他趣味など

学業以外で力を注いだことの質問では自身の趣味の経験から答えるのもおすすめです。趣味であってもその取り組み次第では様々なものを得ることが出来ますし、趣味をアピールしたからと言ってそれだけでマイナスの評価になることはありません。 もちろん趣味を軽く楽しんだ程度の話題ではアピールにはなりませんし、マイナスの評価となる可能性も高いです。質問の前提はあくまで学業以外で力を注いだことですので、趣味であっても全力で打ち込んでいる必要があります。学業以外で力を注いだことの本気度が大したことがなければ学業への本気度も疑われ、やる気のない人だと思われてしまいます。 学業以外で力を注いだこととして趣味をアピールすることは可能ですが、答え方には充分注意しましょう。

学業以外で力を注いだことでアピールできない題材は?

学業以外で力を注いだことの質問では当然ながら学業、勉強についてアピールすることは出来ませんが、アピールすることが出来ないのは勉強だけではありません。どこからどこまでが学業の範囲に含まれるかは企業によっても異なりますが、基本的には学業以外で力を注いだことの質問で答えてはいけないとされる題材があります。 その題材を答えてしまうと全く評価の対象にならなかったり、場合によってはマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。就活では一つ一つの質問の積み重ねが大切ですので、評価されない、あるいはマイナスの印象であることは非常に不利に働きます。 学業以外で力を注いだことの質問で答えてはいけない題材について知り、それ以外の題材でアピールを進めるようにしましょう。

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初回公開日:2017年10月01日

記載されている内容は2017年10月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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