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カバーレターの書き方|カバーレターの例文とおすすめテンプレート

更新日:2024年02月03日

書類の書き方

カバーレターとは、一般的に『送付状』や『添え状』の事を指します。履歴書や職務経歴書などを送る際にも必要となるカバーレター。日本語や英語での書き方や、例文を覚えておくと、いざという時大変役にたつことでしょう。単なる添え状にならない書き方をご紹介いたします。

日本でいうところの簡素化された『添え状』『送付状』とは違い、論文や履歴書を提出する際に添えるカバーレターは、同じ内容のものを複数に送ることは絶対に避けましょう。カバーレターを作成するのはかなりの労力が必要です。だからといって、『Dear』の後に手書きで名前を入れるだけであとは同じ……となると、使い回しのカバーレターを送りつけてきたのでは?と悪い印象を与えかねません。下手をすると手抜きをする人物とみなされ、採用対象から外されたり、論文を全く評価してもらえない可能性もあるのです。沢山のカバーレターを見ているからこそ、同じ内容で複数に送られているものを、採用担当者や編集者は簡単に見抜いてしまいます。しかし、逆にきちんと作成したカバーレターを見極めても暮れるということです。なので、カバーレターで、やる気や意欲を全面にアピールすれば、好印象を得ることが出来るのです。なので、送り先ごとにカバーレターを作成するようにしてください。

メールの時のカバーレター

論文やレジュメの送付は昔は郵送が当たり前でしたが、昨今ではメールに添付する方法も主流となりつつあります。メールで書類を添付する場合は、カバーレターを別途作成して添付するのではありません。カバーレターはあくまでも表紙に代わるもの。つまり一番に目に入るものでなくてはなりません。なので、メールで書類を送りたい場合は、メールの本文にカバーレターを作成します。もちろん、過去にはカバーレターを別途作成し添付するという時もありました。これに関しては、指示があればそれに沿うという形を取れば問題はないでしょう。

カバーレターの基本テンプレート

英語でも日本語でも、カバーレターの基本的な構成は同じです。ただ、文字の文化の違いから右に寄せるか、左に寄せるかなどは変わってきますので、臨機応変に対応してください。基本ルールにのっとって、存分にご自身をアピールしてくださいね!

パラグラフを極めろ!

カバーレターを作成する時に、よく登場するキーワード『paragraph(パラグラフ)』日本語でいうところの『段落』を意味します。カバーレターの本文は原則3つのパラグラフで構成するのが望ましいとされています。 1つめのパラグラフ『希望職種や、応募に至った経緯』 2つ目のパラグラフ『自己PR』 3つ目のパラグラフ『読んで頂いた事へのお礼の言葉と、面接の依頼』 2つ目のパラグラフに関してはアピールする内容によって、パラグラフを1つ追加しても構いません。つまりパラグラフは多くても『4つ』までと覚えておくといいでしょう。

日本語でのカバーレターのテンプレート

日付と宛先に関する注意点

日付はカバーレターを作成した日ではなく、提出日を記入しましょう。提出日とは送付書類をポストに投函する日の事を指します。西暦でも和暦でもどちらでも構いません。宛先は『応募先企業名』と『所属部署』分かるのであれば『採用担当者の名前』を書き入れます。企業や部署に宛てる場合は『御中』を、担当者あてになるのであれば『様』で締めくくります。

署名に関する注意点

自身の署名に関しては、『郵便番号』『住所』『電話番号』『メールアドレス』『名前』の順で記載します。ご自宅と携帯の2回線ある場合は、連絡のつきやすいほうが望ましいでしょう。

頭語・結語・前文の挨拶に関する注意点

カバーレターの作成時には必ず『頭語』と『結語』を使用します。サンプルのように、

カバーレターだからといって構える必要なし!ビジネス文書のマナーを守ればOK

日本でのカバーレターのテンプレートは上記のようなイメージで作成してください。通常ビジネスレター同様のルールにのっとって作成すれば、基本的には問題はありません。 ・誤字に注意する ・社名は(株)のように略さず必ず『株式会社』のように明記する事 ・拝啓に始まり、敬具で締めくくる ・拝啓は字下げせず、文頭から書いたのち、続けて前文を書く。 ・この求人をどこで知ったか、媒体名も必ず記入する ・なんの職種を希望するかを明確に記入する事。 ・アピールポイントは出来るだけ簡潔に!

英語でのカバーレターのテンプレート

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初回公開日:2017年03月01日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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