IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

老害とはどんな人か・老害の10の特徴・老害の対処法

更新日:2023年12月23日

雑学・歴史

近年「老害」という単語がメディアで大きく取り上げられるようになってきました。皆さんは老害という単語の意味を知っていますか。今回は、老害とは何か、老害ドライバーが取り上げられる理由、老害の特徴、老害社員との上手な付き合い方について解説していきます。

老害は、自分にとって都合が悪いと思った時は老人ぶります。都合が悪くなったときは、老人ぶったほうが得をすると判断するからです。 喧嘩を売った相手が自分より格が上で、勝てないと判断したときや、優先席に座りたいとき、老人という立場を利用して甘えたいときなどに、自分を老人だと強調します。 この特徴を持つ老害は、自分の都合にあわせて立場を変えますが、普段は老人扱いすると不機嫌になったり、否定したりします。

特徴10「気持ちは若いと思っている」

老害は、気持ちは若いと思っています。たとえ体が年老いて衰えても、気持ちは若いままです。 年齢や体の成長に、気持ちの成長が伴っていないのが、この特徴をもつ老害の特徴です。自分の年を考えずに無理をして、周りの人に迷惑をかけたりします。

老人との付き合い方について悩んだらぜひこちらの本を読んでみてください。身の回りの困った老人が考えていることを知ることで、どうやって老人と向き合うか考えることができます。

老害への対処法

まったく老害と関わらないというのは不可能ですが、老害への対処法はあります。老害は、4つの対処法をこころがけることで比較的に付き合いやすくなります。 対処法の中には、今まで我慢してきた方に更なる我慢を強いてしまうものもありますが、老害にまともになれというのは不可能なので、自分自身が老害に負けないように、対処法を身につけましょう。

対処法1「必要以上に関わらない」

必要以上に関わらないようにしましょう。最低限の関係のみにすることで、ストレスを軽減させたり無駄な時間を使わないようにします。 理想はまったく老害と関わらないという生活ですがそれは不可能です。そこで、できるだけ関わらないようにするという妥協策です。 今まで他の用事があっても長話を聞いてあげていた人は、用事を理由に途中で抜け出しましょう。少しずつ関わる時間や機会を減らして、自分の時間を取り戻しましょう。

対処法2「直接的な否定はしない」

直接的な否定はしないようにしましょう。否定しても老害は聞く耳を持たないので、時間と労力の無駄だからです。 老害は自分が正しいと決めつけているので、自分のことを否定した人を敵と判断し攻撃対象とします。敵認定されると今まで以上に余計に絡まれるようになってしまいます。 老害を否定しても、絡まれるようになるだけで、自分の考えは曲げないので、否定するメリットはありません。否定しないほうが時間の節約になります。

対処法3「参考になる点は受け入れる」

少しでも参考になる点は受け入れましょう。そうすることで老害からの自分に対する態度が軟化することが期待できます。 老害は自分のことを一番だと考えているので、自分を認めてくれる人に対し友好的な感情を持ちます。なので、少しでも取り入れてもいいかも思う意見があったら取り入れましょう。 老害の意見を取り入れることで、今までの自分になかった考え方もできるようになるので、自分の人としての価値を高めることができます。

対処法4「老害の価値観を否定しない」

老害の価値観は否定しないようにしましょう。否定すると敵だとみなされ、余計に目をつけられ被害を受けます。 老害の特徴でほぼ共通していたのが、自分が正しいという考え方をしているという点でした。そして、否定をした人を悪く思うところまでがワンセットです。 目をつけられ、面倒な対応をしなければならなくなるので、老害がどんな世界観を持っていたとしても否定してはいけません。否定しても価値観を正すことはありません。

高齢者はすべて老害とは考えない

高齢者が全員老害だという風に考えてはいけません。高齢者でも素晴らしい方はたくさんいらっしゃいます。 高齢者の中には本当に、若い人のためにいろいろ教えてくれたり、温かく見守ってくださる方もいます。高齢者は全員老害であると決めつけていると、良い意見まで寄せ付けないということになり、人として成長する機会を逃してしまいます。 老害でない高齢者は、自分の人生をより豊かにするヒントになることでしょう。

人生経験が参考になることもある

次のページ
初回公開日:2017年03月01日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング