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自分史年表の書き方と例・就活での自分史の活用方法

更新日:2024年04月15日

書類選考・ES

自分史とはどのようなものなのでしょうか?また、自分史はどのようにして書けば良いのでしょうか?このページでは、「自分史」をテーマにして、自分史の書き方や作成する際のポイント、就活への活かし方などをご紹介しています。ぜひ参考にしてみて下さい。

自分史を書く際の注意点

基本的に、就活などの課題でない場合は、自分史は自由に作成するものです。その為、特にルールや決まりなどは存在しません。しかし、より正確で有意義な自分史を作成する為に、注意した方が良いことは、いくつか存在します。 そこで、続いては、より良い自分史を作る為の注意点や気を付けておきたいことなどをご紹介していきたいと思います。

自分史を書く際の注意点【1】:事実のみを書く

自分史は、基本的にはこれまでの自分の人生の記録として作成するものです。内容は、自分の人生において過去に起こった出来事がメインとなります。その為、今後の願望や未来に対する期待などは、書き込まない方が良いでしょう。 内容にもよりますが、後から見直した時に、どこまでが本当の出来事か、分からなくなってしまう可能性があり、それでは自分史を作成した意味がなくなってしまうかもしれません。 また、過去の出来事に関しても、捏造はしない方が良いでしょう。 嫌な出来事や悲しいことを無理矢理書き込む必要はありませんが、起こってもいない出来事を書き込んでしまうと、自分史の正確性としては、信頼できないものになってしまいます。

自分史を書く際の注意点【2】:自分の人生を好きになる

自分史を作成するには、自分の人生に満足していたり、納得していたりした方が良いと言われています。 もし、自分の人生がそんなに好きでない場合、自分史を作成すること自体を、苦しいと感じる可能性があります。そのような状態で自分史を作成しても、苦痛でしかなく、自分史を作成する意味も問われます。どうしても作成しなければならない状況でないのであれば、自分の人生に納得したり、自分の人生を好きになったりできるまで、自分史を作成するのを見送るのも1つの方法です。 自分の人生を好きになれない状態で、就活の課題などでどうしても自分史を作成しなければならない場合は、なるべく楽しい出来事を中心に書くと良いでしょう。人生そのものに納得をしていなくても、楽しかった出来事の時に感じた、楽しい気持ちや面白いと感じた感覚に偽りはないはずです。 良い思い出や楽しかった出来事を中心に自分史を作成していくことで、自分の人生に対する見方も変わってくるかもしれませんよ。

自分史の書き方例

続いて、具体的に自分史を作成する場合、どのように作成していけば良いのか、簡単な例をご紹介していきます。自分史に書く内容が見つからなかったり、自分史の書き方に迷ったりした際は、ぜひ参考にしてみて下さい。

自分史の書き方例【1】:人生全体の自分史

〇19XX年X月X日  誕生 午前X時X分頃、誕生。大きな声で泣いていたらしい。 〇19XX年X月X日  初めて言葉を話す 生まれて初めて口にした言葉は、「ママ」だった。母は大喜びしたらしい。 〇19XX年X月X日  初めて歩く 生まれて初めて、自分の足で歩き出した日。 〇19XX年X月X日  幼稚園に入園 この辺りから物心がついてくる。母と離れるのが嫌で、大泣きした。 〇19XX年X月X日  幼稚園を卒園 大好きだった〇〇先生と別れるのが悲しくて、大泣き。 〇19XX年X月X日  小学校に入学 クラスは1年A組。出席番号は〇番。最初に友達になったのは〇〇君だった。 〇19XX年X月X日  書道のコンクールで表彰される 書道のコンクールで金賞を受賞し、生まれて初めての表彰状を受け取る。

自分史の書き方例【2】:仕事をテーマにした自分史

〇19XX年 春 ・X月X日 〇〇株式会社に入社 社会人として、記念すべき第一歩を踏み出した日。配属先は〇〇部署。 ・X月X日 初任給 生まれて初めて、給料を受け取る。初任給は〇万円。 ・X月X日 初めて契約を取る 入社して〇カ月、初めて契約を獲得。〇〇先輩がお祝いしてくれた。 〇19XX年 夏 ・X月X日 社会人になってから初めての帰省 お盆休みに入り、社会人になってから、実家へ初めての帰省。 ・X月X日 一人立ち 〇〇先輩から認定され、一人立ちをして仕事をするようになる。

就活における自分史の活用方法

就活では、志望企業から選考や課題として、自分史の作成を指示されることもあります。しかし、それ以外の用途でも、就活における自分史は非常に重要なものとされています。 就活をする際、多くの人が自己分析を行うと思います。自分の適性や向いている職業などを判断するには、まずは自分についてよく理解することが大切。その一環として、自分史を作成する方も多いようです。 自分史を作成すると、その過程で自分の人生を客観的に振り返ることができます。自分の人生を振り返ると、自分にとって何が楽しいことや嬉しいことなのか、気付くことができるかもしれません。 また、自己PRなどを考える際に、自分史が役立つこともあります。自己PRや長所を説明する際、ただ「積極性がある」「協調性に優れている」とアピールしても、説得力がありませんよね。 自己PRや長所の説明に説得力を持たせたい場合、具体的なエピソードを述べるのが1番。そのエピソードを見つけるのに、過去の出来事を客観的に振り返ることができる、自分史が役立つというわけです。 このように、自分史を作成することは、就活に活かせる部分がたくさんあります。就活で自己分析をする際や、自己PRに使えそうなエピソードを探す際は、自分史の作成をしてみてはいかがでしょうか? 自分史を活用する方法については、プロに相談するのが一番です。エージェントにはさまざまな分野に詳しいプロが在籍していますので、まずはどのエージェントが自分に合うのか特徴を知ることから始めてみましょう。

自分の人生を歴史として残そう

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初回公開日:2017年02月21日

記載されている内容は2017年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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