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接待の手土産のマナー+接待の手土産で喜ばれるもの+金額相場はいくら?+のしのマナー

更新日:2020年11月08日

ビジネスマナー

接待の手土産」は、接待の効果を倍加させるためのものです。普通は接待だけで十分心が伝わるはずのものですが、「もっと上」「これよりないほどの感謝とお礼」を表すのが「接待の手土産」です。「ご家族で楽しんでいただけるもの」を選ぶ、というポイントも気が利いています。

接待と手土産のレベル

「接待の手土産」は、接待の効果を倍加させるためのものです。普通は接待だけで十分心が伝わるはずのものですが、「もっと上」「これよりないほどの感謝とお礼」を表すのが「接待の手土産」です。金額相場はいくらかというと、たとえば食事が4人で接待相手が2人含まれている場合、1食3万円のステーキで手土産が牛肉の時雨煮で1万円×2人分あたりが相場でしょう。ステークのランクを上げて1人4万円にしたら、費用は4人で4万円上がりますが、その上がった分をこちらが食べるのではなく、それを手土産に回す、そして「ご家族」に食してもらうための手土産、これが理想の姿です。ですから手土産の決定の際には家族のイメージも必要です。 ですから、中華の接待で手土産が月餅くらいでは、何か当たり前すぎて、「ああ、ありがとう」で終わります。接待自体が十分なレベルであって、接待のランクにふさわしい手土産があってはじめて、手土産に心がこもっているな、ということになります。

接待の手土産の5W1H

接待の手土産の渡し方とマナーについての「5W1H」は次のようになります。

1. When:いつ渡すか

「接待の手土産」ですから、「会食が終わってお見送りをする時」に、本人あるいは本人に断っておつきの人(部下や運転手など)に渡すのがマナーです。本人では遠慮してしまうこともありますが、おつきの人の場合は慣れているのが普通であり、ちらっと本人の顔色を見て、拒否するしぐさがなければ、さっと受け取ってもらえます。

2. Where:どこで手土産を渡すか

手土産を渡すタイミングは、会食後の帰りにタクシーまでお見送りする場合や、駅までお見送りする場合、お店で別れる場合など、様々なパターンがありますが、「本人あるいはそのおつきの人が受け取って邪魔にならずに保持できる場所」を選ぶ気遣いが必要です。そういうところもすべて、もらう側は見ています。

3. Who:誰が誰に渡すのか

手土産は、接待する側の目下のものが持っていってそのその上席に渡し、接待する側の上席が接待される側の上席に渡すのがマナーです。初対面で接待+手土産ということはあまり考えられませんが、上席者は席次や名刺を見て判断します。

4. How:手土産の渡し方は

外袋にはほこりなどがついている可能性があるため、袋や風呂敷から出して渡し、袋や風呂敷は持ち帰るのが基本的なマナーですが、会食などの場合は、相手方がその手土産をそのまま持ち帰る必要があるので、「袋ごと失礼します」などの言葉を添えて、袋ごと、あるいは風呂敷ごとお渡しします。また、外箱に文字の書いてあるような手土産の場合には、正面を相手に向けて渡します。

5. Why:手土産を渡す理由は?

手土産を渡すのは、取引相手のビジネスパートナーやお世話になっている方のはずです。手土産には「これからも良い関係でいたい」という意思表示の役割です。そんな気持ちを込めて手土産を渡す時には、「つまらないものですが…」という陳腐な常套句よりは、「心ばかりの品ですが」「お口に合えば良いのですが」などの表現の方がはるかに、受け取った方が嬉しい気持ちになるでしょう。

6. What:何を渡すのか

何より難しいのが、接待の手土産の選び方です。「これが正解!」というものはないのですが、「相手が喜ぶもの」であればすべて正解です。接待の「場所(where)や時(when)に即した旬のもの」、そして相手の好みに合っているものが理想的です。 夜の会食後にお渡しする手土産は「ご家族で楽しんでいただけるもの」を選ぶ、というポイントも気が利いています。さらにいうなら、「簡単に手に入るものではない、特別のもの」「相手方が決して自分では購入しない、ふつうは購入できない、特別のもの」であることが「心のこもり方」を表します。接待の場所で手に入るのではなく、「あらかじめ手に入れておいたもの」の場合は、何か一言が必要になります。 「先日お話ししたものが手に入ったのでお持ちしました」 「この時期にはこれが絶品ですよ、楽しんでください」 「うちの家内が行列に並んで買っておいてくれました」 という感じでしょうか。ここでどんな言葉を付け加えるかで、もらった側の期待感が高まります。 逆に、避けた方が良いものは、「相手に気を使わせてしまうような、不釣り合いに高価なもの」は違和感があって奇異に思われ、ます。訪問先の駅前で買った物など急ごしらえであることが相手に伝わってしまうものは、心がこもらず逆効果です。日持ちがしないもの、賞味期限内に食べ切れないものも、配慮が足りない印象を与えてしまいます。

接待の手土産の「のし」のマナー

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