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中国語検定4級の難易度/合格率/勉強方法|履歴書には書ける?

初回公開日:2017年02月16日

更新日:2020年02月16日

記載されている内容は2017年02月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

資格・検定

中国語検定4級を受験してみたいが、合格できるかどうか不安に感じることはありませんか?一見合格が難しそうに見える中国語検定4級。しかし、特別な対策は必要なく、正しい学習を続けていけば、必ず道が開けます。中国語検定4級合格に必要な要素を、ここで学んでおきましょう。

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中国語検定4級の難易度やレベル感

中国語検定4級の難易度やレベル感
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中国語検定4級を受験してみたいが、難易度やレベル感などは、どうしても気になってしまうものです。この試験に合格するためには、必要なスキルを身に着けることが求められますが、難易度やレベル感なども予め知っておくのが理想です。 では、中国語検定4級は、一体どれぐらい難しくて、どれぐらいのレベルだと言えるでしょうか。

中国語検定4級合格点と難易度

中国語検定4級の採点は、リスニング問題と筆記問題とに分かれます。いづれのセクションも計100点満点です。各セクション100点満点中60点以上獲得すれば合格です。 ここで気をつけないといけないのは、リスニングと筆記、両セクションとも60点以上出して初めて合格になるということです。どちらか一方だけ合格点に達しても、もう片方が基準を割っている場合は、不合格となります。 では、この試験の難易度はどうでしょうか。 中国語検定は、準4級、4級、3級、2級、準1級、1級と難易度が上がっていきます。つまり、4級は準4級の次に難しいということです。6つのグレードの中では、易しいレベルに位置しています。

中国語検定4級の一般的なレベル感

中国語検定4級は、中国語の基本をマスターしたレベルであれば、合格できると言われています。これはイメージで言えば、「大学の第二外国語で中国語を履修し、大学1年で習う内容を習得しているレベル」でもあります。このことを聞くと、中国語検定4級はそんなに難解ではないとイメージするものですね。 では、実際にこの試験を受験した際のレベル感はどうでしょうか。 出題された問題の難易度については、人によって感じ方は異なります。ただ、一般的な感覚ですと、普通に解けるレベルです。基本さえ身についていれば、8割以上マークしても、決しておかしくありません。

中国語検定4級の問題例(リスニング)

中国語検定4級の問題例(リスニング)
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中国語検定4級のリスニング問題は、会話表現問題が10問、内容把握問題が10問の計20問あります。いづれの問題も4択式で、1問正解につき5点獲得です。ということは、もし20問全問正解すればリスニングセクションで100点満点となります。同時にこのセクションで20問ちゅう12問以上正解、つまり60点以上になれば、リスニングはクリアです。 では、2種類のリスニングの問題例について、ここで見てみましょう。

会話表現問題

会話表現問題は、放送された文章に対する応答として最も適切なものを選ぶ形式です。この問題は、中国語検定4級のリスニング問題では平易な部類に入ります。そのため、この10問の問題でいかにミスをなくすかが、合格のカギを握ります。 例えばですが、「你是哪里人?」(あなたはどちらのご出身でしょうか?)と放送で流れたとします。その後に、4つの文章が流れます。 ①我在香港工作。(私は香港で働いています。) ②我是香港人。(私は香港出身です。) ③我住在香港。(私は香港に住んでいます。) ④我喜欢香港。(私は香港が好きです。) 質問文の答えとして最も自然なのは、②我是香港人。(私は香港出身です。)ですね。 これと同じ形式の問題が、10問出題されます。放送は質問文と解答文がそれぞれ2回ずつされます。なお、放送の途中にメモを取っても構いません。

内容把握問題

内容把握問題は、会話表現問題と比べると、難易度が上がります。そのため、正解率も下がってしまうのは、ある意味仕方がありません。ただし、この問題10問のうち、半分は正解しておきたいところです。もし会話表現問題で、そこそこの正解率を出していれば、内容把握問題で少しぐらいしくじっても大丈夫です。 この問題では、1つのパッセージが放送されます。内容に関しては、特別な知識が必要ということはなく、極めて平易な内容です。その後に質問文と選択肢が読まれます。放送される順番は、パッセージ→質問文→4つの選択肢→パッセージ→質問文→4つの選択肢→パッセージの順番です。 なお、内容把握問題の前半5問については、質問文も選択肢も印刷されていません。そのため、100パーセント耳で勝負することになります。(後半5問は、質問文のみ印刷されていて、選択肢は自分で聴き取ります。)

中国語検定4級問題例(声調及びピンイン)

中国語検定4級問題例(声調及びピンイン)
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中国語を学習していると、他の言語にはない特徴が存在することに気づきます。その特徴は、声調とピンインです。 中国語は発音が難しいと言われています。慣れれば簡単なのですが、日本語にない発音も多い分、習得するまでに時間がかかります。また、実際のコミュニケーションで相手に通じる発音をするためには、声調もピンインも正しく習得していることが必要不可欠です。もしいづれか一方の要素でも欠けていると、どんなに頑張って発音しても、相手に伝わりません。 以上の点を考慮すると、中国語検定4級で声調やピンインが正しく身についているか試されるのは、極めて当然のことです。

声調に関連する問題

声調は中国語習得の肝になります。ピンイン表記が同じでも、声調が異なれば、全く違う意味になるのが中国語の大きな特徴です。そう考えると、中国語検定4級に合格するためと言うよりは、正しい中国語の発音を身に着けるために声調を習得すると考える方が妥当です。 では、中国語検定4級の声調問題は、どのような形式で出題されるでしょうか。 一言で言えば、「声調の組み合わせが同じものを選ぶ方式」です。例えばですが、「同意」であれば「2声+4声」なので、この組み合わせと同じものを選べば良いのです。 ①世界「4声+4声」  ②啤酒「2声+3声」 ③毛巾「2声+1声」 ④习惯「2声+4声」 「同意」と同じ声調の組み合わせは、④习惯「2声+4声」となります。本番ではこの形式の問題を計5問(1問2点で計10点満点)解くことになります。この問題は、一つの単語の声調だけ分かっていても、正解を導き出すことはできません。選択肢に出てくる単語の声調も、正確に理解していないといけないのです。

ピンインに関する問題

ピンインに関する問題も、中国語検定4級を制覇するためには、落とせないものです。この問題も声調の問題同様、5問×2点の配点です。問題形式は至って簡単。出題された単語のピンイン表記の中で、正しいものを選べば良いだけです。「健康」であれば、ピンイン表記は「jiànkāng」です。 仮に、① qiánkàn ② jiànkāng ③ jiàngkān ④ xiàngāngとあれば、② jiànkāngが正解となります。 この形式の問題は、出題対象となっている単語のピンイン表記だけ分かれば良いので、得点しやすいです。

中国語検定4級問題例(文法関連)

中国語検定4級問題例(文法関連)
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昨今では「文法なんかできなくても、会話さえできれば良い」という価値観が横行しています。しかし、そのようなマインドでは、外国語を物にすることはできません。文法を体得することは、言語学習においては必須の項目です。中国語も例外ではないのです。 中国語検定4級では、当然の如く、文法に関する項目が試されます。難しく考えなくても、自分で言えたり書けたりできれば、問題を解くことができるのです。

空所補充

中国語検定4級の空所補充問題は、そんなに難しいものではありません。中国語の基本のレベルの文法が身についていれば、きちんと解答できるレベルです。 例題を見てみましょう。 他家(   )学校很远。 ①从 ②离 ③在 ④跟 これは第90回中国語検定4級で出題された問題の一部を改題しています。 「彼の家から学校までは遠い。」という意味になるのですが、この意味の文章として通じるのは、「②离」のみです。 この類の問題は、文章を見た時にぱっと分かれば、すぐに正解を導き出せます。1問2点で計10点の20点満点ですが、落とさないようにしたいですね。

語順整序問題

語順整序問題も、文法や語彙の力が試されています。この問題も、空所補充問題同様、決して難しいものではありません。そのため、基本さえ押さえていれば、取りこぼすことはないでしょう。 この問題は、日本語訳の意味に合うように、中国語の文章の語順を並べ替えた時、指定された空欄にはどの単語が入るかを当てる問題です。 では、中国語検定4級で出題される語順整序問題の例に関して、ここで見てみましょう。 仮に「私は 1 日に 3 杯コーヒーを飲みます。」という文章があるとします。 【  】【  】【※ 】【  】咖啡。 ①一天 ②喝   ③我 ④三杯 この文章を並べ替えると、「我一天喝三杯咖啡。となり、※のある空欄に入るのは、「②喝」となります。したがって、「②喝」を選びます。

中国語検定4級問題例(読解)

中国語検定4級問題例(読解)
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読解問題は、中国語検定4級では必ず出題されます。文章を正しく読み取るということがは、言語学習において重要です。そうである以上、読解を避けて通ることはできないのは、言うまでもありません。 中国語検定4級の読解問題は、出題パターンがある程度決まっています。ここでは、よく出題される問題形式について見てみましょう。

空所補充

読解問題の中には、空所補充に関する問題があります。「空欄を埋めるのに最も適当な語はどれか」と言った問題です。 このような問題については、文章全体の構成と文脈を考えれば、正解を出せるようになっています。文法力が必要なのは言うまでもないですが、まとまった文章で易しいレベルのものを読めれば大丈夫です。

日本語訳

中国語の文章の本文中に、下線が引かれていることがあります。この場合は、下線が引かれた中国語を日本語にするパターンが多いです。ただし、とは言えども、難しい翻訳の力が試されているわけではないので、その点は心配しなくて大丈夫です。 大切なことは、中国語の文構造を把握することです。そうすれば、どの日本語が正しいのか、自分で理解できるようになります。4択の問題ですから、中国語と日本語訳が噛み合っていない選択肢を消去すれば良いだけです。

内容把握

読解問題で絶対に避けることができないのが、内容把握に関する問題です。簡単に言えば「本文の内容に合致するものを選べ」と言った類の問題です。 この問題に正解するためには、選択肢と本文を照合し、間違っているものを除外すれば問題ありません。4つの選択肢のうち、3つは不正解ですから、最後に残った選択肢が自動的に正解になります。 ただし、いわゆる「拾い読み」はしない方が無難です。これを行うと、思わぬ落とし穴にはまるからです。きちんと本文全部を読み、内容を理解した上で解答するように心掛けましょう。

中国語検定4級問題例(日文中訳)

中国語検定4級問題例(日文中訳)
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自分の言いたいことや書きたいことを即座に中国語にできるのは、中国語学習者からすれば、強く望むものです。中国語検定4級では、日文中訳の問題が出題されますが、この類の問題では、中国語の文章を自分で作る能力を試すことができます。 では、中国語検定4級の日文中訳の問題の例について、ここで見てみましょう。

択一式の日文中訳

日文中訳と言っても、そこまで大仰に考える必要はありません。というのも、中国語検定4級の日文中訳に関しては、語順整序に近いからです。例えばですが、「もう一度言ってください。」を中国語に訳すとなると、次のうちどれが正しいでしょうか。 ① 再请一遍说。 ② 请说再一遍。 ③ 请再说一遍。 ④ 请一遍再说。 正解は、③の「请再说一遍。」ですね。 このように、フレーズを知っていれば、簡単に解けるような問題もあるのです。

記述式の日文中訳

記述式の日文中訳は、択一式の日文中訳よりも、注意が必要です。というのも、この問題では、漢字を正確に書かなければ、得点にならないからです。例えばですが、「私は小説を 2 冊読みました。」を中訳してみましょう。この場合は、「我看了两本小说。」となりますね。「小説」と日本語の漢字で記入して減点となるケースも多いのです。 記述式の日文中訳は、1問につき4点と配点が大きいです。だからこそ、空欄にすることがないように心掛けたいですね。

履歴書に書ける?

履歴書に書ける?
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せっかく中国語検定4級を取得したのだから、履歴書に書きたいと感じることでしょう。しかし、その反面、「語学の資格なんて履歴書に書いたところで、採用に繋がるわけではない」と言ったような否定的な意見を耳にすることもあるかもしれません。ただ、履歴書に中国語検定4級取得の件について記載するのは、決して悪いことではありません。就活のルールに違反しているわけではないですし、書いて悪いなんてこと自体おかしいのです。 履歴書に書く際は、「中国語スキル」と「意欲」の2点に関してアピールをすると効果的です。ここでは、効果的なアピールの例について考えてみましょう。

中国語スキルのアピール

今の時代、英語ができるのは、極めて当然のことのようにみなされています。かつては英語ができたり、あるいはTOEICのスコアが高いだけで重宝されたものです。 しかし、昨今では、英語を使いこなすことができる人は、それこそわんさか居ます。こういう状況では、英語ができたところで、他人と差別化することが難しいです。そこで、中国語のスキルをアピールしてみるのがおすすめです。アピールの方法は至って簡単です。履歴書の資格を記入する欄に「○年○月 中国語検定4級合格」と書けば良いのです。これだけで、採用担当者の目に留まるようになります。 実際の面接では、中国語を学んだきっかけとか、中国語を使ってどんなことができるのかと言った質問がされることもあります。資格は取得するのが大切なのではなく、その資格を使って何ができるのかが最も大切ですね。

意欲のアピール

スキルのアピールと共に、意欲のアピールをすると、採用担当者の心に残りやすいと言われています。もちろん、スキルをろくに備えていないのに意欲をアピールしたところで意味がないですが、スキルと意欲を共にアピールすると、何かしらの形で有利になります。 意欲に関してアピールする際は、「これまでの学習を通じて得たことは何か」「これまでに学んだことを仕事にどう活かしていきたいか」と言った点を念頭に置いて、自分の言葉でまとめてみると良いでしょう。 面接本に載っているようなマニュアルを暗記したところで、相手の心に響くはずがありません。しかし、自身の経験やビジョンなどを自分の言葉で語れば、相手の心が動くのです。

勉強方法

勉強方法
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「中国語検定4級に合格したい」という想いがどんなに強くても、勉強方法を根本的に間違っているようでは、望んでいる通りの結果を出すのが難しくなります。 それよりも、正しい学習法に徹することが、誰にとっても大切です。学習方法さえ間違っていなければ、中国語検定4級合格を手にすることはもちろんのこと、今後中国語スキルをアップさせていくことも可能です。まさに一石二鳥ですよね。 ただし、中国語検定4級合格のみを目的とした学習では、意味がありません。大切なことは、広く使える言語のスキルを身に着けることなのです。

まずは音読

外国語を学ぶ上で絶対に欠かすことができないのが、音読です。このことを耳にすると、「音読なんかして何の役に立つのか」「音読なんかしても会話ができなければ意味がない」「音読より中国語検定4級合格が先だ」と感じるかもしれません。 しかし、こういった考えこそが間違いなのです。 会話にしても試験で力を発揮するにしても、本当に通用するのは、既に自分の中にインプットされた内容のみなのです。また、インプットを行う際は、「音声」「文字」「意味」のすべての要素を一致させていないといけません。単に発音だけ良くても、文章の意味が分からなければダメです。あるいは、文章を見て意味を取れるとしても、正しく発音できなければ、会話でもリスニングでも通用しません。 音読をすることによって、「音声」「文字」「意味」の三要素が一致した状態で、自分の中に言語が内在化されていきます。なお、音読をする際は、必ず付属の音源を使うようにしましょう。CDなどに収録されているネイティブスピーカーの音声を真似するつもりで音読に臨めば、コミュニケーションで使いこなすことのできるレベルに到達しますよ。

文法力の強化

文法と聞くと、どこか小難しくてつまらないものと連想してしまうかもしれません。あるいは、無味乾燥な暗記が伴う苦痛な作業と解釈されるかもしれないです。本来、文法学習は我々の知的好奇心を刺激してくれる楽しい学習なのですが、もし文法がつまらないと考えているようでは、文法の本質を捉え間違えている可能性が考えられます。 文法力とは、中国語の語順のまま、読む書く聴く話すができる力のことを言います。このスキルを高めれば、文法をマスターしたことになります。 もし文法に関するスキルを高めたいと思ったら、機械的な暗記ではなく、自分で考える機会を創り出してみるのがおすすめです。例えばですが、「なぜこの文章では'去'という動詞を使うのか」みたいに、禅問答のように自分に質問を投げかけてみるのです。そして、その問いに対して自分なりの答えを出してみる、これを繰り返すだけで、文法力の強化に繋がっていきます。その結果、中国語検定4級に合格できるようになるのです。

読解力の強化

中国語検定4級の筆記問題で出題対象となるのが、読解問題です。通常の学習をしていれば、そんなに難解に感じるものではないのですが、学習が疎かになってしまえば、合格が難しくなります。それならば、実際に中国語検定4級を受験する前に、読解力を強化しておきたいものです。 では、肝心の読解力ですが、一体どのように強化すると効果的と言えるでしょうか。 この方法としてはいくつかありますが、文章の概要及び一つ一つの文章の意味を理解できた中国語を、ひたすら読み込んでいくのが効果的です。しかもただ黙読をするのではなく、正しい発音と共に音読をします。そうすることによって、中国語が体に染み込むだけでなく、読解力が身につくのですから、試さない手はないですね。

中国語検定4級の合格率

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中国語検定4級が簡単と感じるか、それとも難しいと感じるかは、受験者の感覚によってまちまちです。実際に合格率を見てみれば、この試験の難易度がどれぐらいなのか、見えてくることもあるでしょう。 ここでは、中国語検定4級の合格率と、そこから分かることについてお話します。

受験者数と合格者数の数値

ここでは、中国語検定のサイトに掲載されている「4級の受験者数と合格者数」について見てみましょう。2016年に行われた3回の試験を比較することとします。まずは第90回(2016年11月27日実施)です。受験者は3908名、合格者は1778名、合格率は約45.5パーセントです。次に第89回(2016年6月26日実施)はどうでしょうか。受験者は2459名、合格者は1170名、合格率は約47.6パーセントです。最後に第88回(2016年3月27日実施)です。受験者は2516名、合格者は1383名、合格率は約55パーセントです。 どの回も受験者のほぼ半分が合格していることが分かりますね。

数値から分かること

受験者の約半分が合格している中国語検定4級。「半分しか合格できない」とも取ることもできれば、「半分も合格している」とも解釈できます。では、この試験は合格が難しいのでしょうか。 中国語検定4級は、特に難しい試験ではありません。身に着けるべき中国語のスキルを体得し、対策を確実に行えば、合格を物にすることができます。それでも不合格者が出る理由としては、中国語の基本ができていないか、対策が偏っていることが考えられます。 試験に合格するためには、リスニング6割以上で且つ筆記6割以上を修める必要があります。つまり、バランス良く得点できることが大切なのであって、どちらか一方が欠けてもダメなのです。合格できない人は、得点バランスが悪いと言った要因も挙げられます。 高得点よりも、各セクション確実に合格点に達することが、合格の肝ですね。

おすすめテキストや参考書

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外国語を学ぶ上で難しいと言われているのが、自分に合ったテキストを選ぶ行為です。今の時代、書店の外国語コーナーに足を運んでみれば、色々なテキストを目にすることになるでしょう。 このような状況では、どのテキストを選べば良いのか、迷ってしまうものです。それどころか、陳列されているテキストの多さに圧倒されてしまい、次のステップに駒を進めることができずに困る学習者も居ます。 それならば、どのようなテキストを選べば良いのか、前もって知っておく方が望ましいです。ここでは、「一般的なテキスト」と「中国語検定4級対策のためのテキスト」という2種類のテキストの選び方についてお話します。

一般的な中国語テキスト

中国語検定4級受験に際してまず必要になるのが、一般的な中国語のテキストです。「中国語検定4級がメインなのに、一体なぜ?」と感じるかもしれません。 しかし、ここで良く考えてみましょう。そもそもの話、基本的な中国語すら物になっていないのに、中国語検定4級を受験したところで、効果的な学習ができるでしょうか。 こんなこと、考えなくても理解できるはずです。 基本的な中国語を体得できているからこそ、資格試験対策が活きてくるのです。それならば、まずは一般的なテキストを使って、基本的なレベルの中国語を習得することにフォーカスを当てたいものです。 使用するテキストについては、自身のレベルに合致しており、尚且つ使いやすいテキストであれば、どれでも構いません。ただし、音声は必須です。最もおすすめなのは、NHKラジオの中国語テキストです。ラジオ講座ですが、ラジオの放送を聞き逃したとしても、別売のCDを使えば、音声を介した学習に専念でき、効果的です。 また、発音をカタカナ表記してあるテキストは、選ばない方が無難です。というのも、中国語の発音体系は、日本語の発音体系とは異なるものなので、ピンイン表記の発音をカタカナで表すのには無理があるからです。また、下手にカタカナばかりに頭がいってしまい、間違った発音を身に着けてしまえば、今後の学習において発音矯正をするのが大変なのは、目に見えています。それならば、最初からカタカナ表記がなされていないテキストを使用するほうが賢明ですね。

中国語検定4級対策のためのテキスト

一般的な中国語テキストが、素振りや走り込みだとすると、中国語検定4級対策のためのテキストは、練習試合に該当します。野球の上達のためには、基礎練習も練習試合も必須ですが、中国語検定4級も野球の例に当てはまっています。 中国語の実力が十分でも、中国語検定4級の問題形式に慣れていなければ、試験当日に本領を発揮することができません。これではせっかくの中国語検定4級対策も水泡に帰すことになり、もったいないですよね。 そうならないようにするためにも、中国語検定4級対策のためのテキストも準備しておきましょう。おすすめのテキストとしては、「練習のための問題演習が多く載っていること」「解説が分かりやすいこと」「音声がついていること」の三つの条件を満たしているタイプです。アスク出版から販売されている「CD2枚付 合格奪取! 中国語検定4級 トレーニングブック 」はおすすめの一冊です。

中国語検定4級のリスニング対策

中国語検定4級のリスニング対策
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中国語検定4級を受験するにあたって、絶対に外すことができないのが、リスニング対策です。 既に学んだ通り、中国語検定4級は「リスニング」と「筆記」の2つのセクションから成り立っています。どちらのセクションも6割以上の得点が必要となり、この合格基準を下回ってしまうと不合格です。 だからこそ、中国語検定4級のリスニング対策を万全にしておきたいものです。では、一体どのような対策をすれば、高得点に結びつくでしょうか。

リスニングの本質

中国語検定4級のリスニングの対策をする前に、「リスニングとは何か」について一考する必要があります。この問いはある意味抽象度が高いかもしれないですが、間違ったリスニング対策に陥ることがないようにするためにも、きちんと理解しておきたいものです。 一般的にリスニングと言うと、「日本語に訳す」とか「文字を思い浮かべる」と考えるかもしれません。しかし、いづれも大きな間違いです。日本語に翻訳しても、あるいは文字を思い浮かべても、即答することができません。これではどんなにリスニングを頑張っても、意味が無いですね。 リスニングとは、簡単に言えば「聞こえた音を絵にする行為」です。どういうことかと言うと、頭の中に絵を描いていくようにイメージをしてみることなのです。最初はイメージすることが難しいかもしれないですが、そんなに心配する必要はありません。慣れれば音声とイメージが一致するようになりますよ。

メモの際の注意点

中国語検定4級では、リスニングの際にメモを取ることができます。英語のTOEICではメモは一切禁止ですが、中国語検定4級ではメモに制約がない分、どこか助かった気分になることでしょう。 しかし、だからと言って、リスニング中にメモを取ることに頭がいっぱいになるのは、効果的とは言えません。というのも、メモを取る最中に放送されている中国語を聞き逃してしまう恐れがあるからです。 それならば、放送された文章を全てメモするのではなく、話の流れを頭に入れておくのがお勧めです。細かい内容を忘れたとしても、大切なポイントを押さえておけば、解答できます。また、1回聞き逃したら終わりではないので、仮に一回目の放送で理解できなかった箇所があっても、落胆する必要は一切ありません。 メモはあくまで補助的に活用すること。これだけのことでも、中国語検定4級の合格に近付くことができます。

獲得したい単語数

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言語習得に取り組むのであれば、語彙力を強化しておく必要があります。ボキャブラリーの力は、高ければ高いほど有利ですし、逆に言えば、低いところで得をすることはありません。 語彙をどう増やすかは、外国語学習と向き合っている学習者にとって、共通の悩みと言っても過言ではありません。入門であれ上級であれ、語彙強化は避けても避けることはできません。 中国語検定4級をすることを皮切りに、是非ともボキャブラリーを増やしたいですね!

合格に必要な単語数

中国語検定4級に合格するためには、約800語から1000語の語彙が必要になると言われています。ただし、これはきっかりとした数字ではなく、だいたいの目安と考えておく方が無難です。 この語彙数は、英語で言えば、中学3年間で習う内容をマスターしたレベルの語彙数と匹敵します。中学英語は、言うまでもなく英語の基本ですが、約1000語は基本を習得するには必須の語彙数だと言えます。 身近な話題に関してコミュニケーションを取ることができるようになれば、約1000語の語彙を物にすることは可能です。今はまだこのレベルに到達していなくても、基本をマスターすることを目標に語彙強化に励んでいきたいものです。

単語数を増やすために

語彙を増やすためには、正しい方法で学習に取り組むことが求められます。一般的に語彙関連学習は、単語を丸暗記することと捉えがちです。 しかし、このような方法では、身が持ちません。というのも、単語だけ暗記をしたところで、使えるレベルには到達しないからです。どんな単語でも、内容のある文脈や文章の中で活きてくるものです。そうである以上、文脈や例文と共に押さえるようにしたいものです。 また、覚えた文章の一部の単語を言い換えてみるのも、語彙の増加には有効です。例えばですが、「我是日本人。」の文章を覚えたら「我是美国人。」と言い換えてみるのです。 以上のような方法なら、楽しく学びながら中国語検定4級合格をもぎ取れますよ!

中国語検定4級合格に必要な実力を身に着けよう!

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いかがでしたでしょう? 「中国語検定4級合格」と聞くと、初めは敷居が高かったかもしれません。 しかし、この試験に合格するためには、マニアックな対策も奇抜な勉強法も一切必要ないのです。もちろん、中国人しか知らないようなスラングも不要です。まさに一般的な学習法で通用します。大切なことは、基本だからといって「勉強しなくても大丈夫だ」なんて思わないこと。基本だからこそ、中国語検定4級のレベルのみならず、今後の上達にも大いに活きてくるのです。 英語だけできたところで、とりわけ特別ではない時代。このグローバル時代に、あなたも中国語学習を始めてみませんか?

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