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更新日:2024年08月21日
「お取り計らい」という言葉は、どのようなシーンで利用されるか知っていますか?この記事では、「お取り計らい」の言葉の意味や言い換え表現、英語表現を例文と共にご紹介します。正しい言葉の意味を理解し、ビジネスシーンで活用しましょう。
目次
「お取り計らい」をお礼や感謝を伝える言葉として使う場合、「お取り計らいいただき」という言い回しがメジャーではありますが、「お取り計らいくださいまして」という言い回しをすることもあります。 また、物事を頼む際にも、「お取り計らいくださいますよう」といった言い回しをすることがあります。「お取り計らい」の使い方のバリエーションとして、こちらに関しても例文を見ていきましょう。 ・お取り計らいくださいまして、有難うございました。 ・〇〇の件につきましては、ご検討の上、お取り計らいくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
上記でもご紹介したように、「お取り計らい」は、感謝の気持ちを伝える目的以外にも、相手に丁寧に物事を頼む際にも使われる言葉です。 続いては、相手に頼み事やお願いをする場合によく使う、「よろしくお取り計らい願います」という言い回しについて、例文をご紹介していきます。 ・ご検討の程、よろしくお取り計らい願います。 ・〇〇の件につきましては、どうぞよろしくお取り計らい願います。 ・この度は、お手数をお掛けしてしまい大変恐縮ですが、よろしくお取り計らい願います。
「お取り計らい」を使った依頼表現の中でも、「お取り計らい賜りますよう」は非常に丁寧な表現です。「賜りますよう」は、「もらう」の謙譲語「賜る」、丁寧語「ます」と婉曲表現「よう」から成り立つ敬語表現です。 目上の人や敬意を表したい相手に対して、丁寧にお願いすることができます。こちらでは、ビジネス文書などでも使われる「お取り計らい賜りますよう」の例文をご紹介します。 ・何卒、お取り計らい賜りますようよろしくお願いいたします。 ・お取り計らい賜りますようお願い申し上げます。
ビジネスシーンでは、見積書や納品書、企画案などの資料の内容に間違いがないかをチェックしてもらう際に、「ご査収の上よろしくお取り計らい」を使います。 「ご査収」は「ごさしゅう」と読み、「調べたうえで受け取る」という意味があります。「念のため、資料の不備やミスがないかを受け取った時点で確認してください」と、相手に依頼しています。 このときの「お取り計らい」は、「ミスがあればこちらに連絡をください、そうでなければ資料を処理してください」を意味します。 続いて、「ご査収の上よろしくお取り計らい」の例文を見ていきましょう。 ・○○の資料を添付いたします。ご査収の上よろしくお取り計らいください。 ・会議の企画案を作成いたしました。ご査収の上よろしくお取り計らいください。
ここまで、「お取り計らい」の意味や使い方、例文をご紹介しました。 上記でも述べたように、「お取り計らい」は、感謝の気持ちを丁寧に伝えたい時や、敬意を払いつつ頼み事をしたい時に使える、大変便利な言葉です。 しかし、ビジネスメールや手紙のやり取りは、時には何度も往復するもの。毎回「お取り計らい」を使っていると、文章がワンパターンになり、マンネリ化しがちです。 そこでおすすめしたいのが、同義語や類義語。同義語や類義語を言い回しのバリエーションに取り入れることで、更にバリエーションが増えますよ。
「ご配慮」は、「気配り」を意味する言葉です。相手への感謝の気持ちを表すだけでなく、今後相手に気を配ってほしいとお願いするときにも使用できます。 具体的に「ご配慮」の例文を見ていきましょう。 ・先日の○○の件では、ご配慮いただきありがとうございました。 ・ご配慮のほど、何卒よろしくお願いいたします。
「お気遣い」は、「配慮」や「心遣い」を意味する「気遣い」の敬語表現です。「気遣い」は「あれこれと気をつかうこと」を意味し、ビジネスシーンでも度々使用される「お取り計らい」の類義語です。 相手にお願いをする場合にも使われる「お取り計らい」とは異なり、「お気遣い」は基本的に相手に感謝の気持ちを伝えたいときのみ使用されます。「お気遣い」の例文をご紹介します。 ・先日はお気遣いいただき、誠にありがとうございました。
「ご尽力」は「ごじんりょく」と読み、「何かを達成するために力を尽くすこと」を意味します。目上の人などに協力をしてもらった際に使う敬語表現です。 続いて、「ご尽力」の例文を見ていきましょう。 ・ご尽力賜りまして感謝申し上げます。 ・この度のリニューアルでは、多大なご尽力をいただき大変感謝しております。
「ご高配」は「ごこうはい」と読み、「相手の配慮や気遣い」を敬って言う言葉です。ビジネスシーンなどのかしこまった場面でよく使われます。 先ほどご紹介した「ご配慮」と同様の意味で使用できますが、「ご高配」は「相手の気遣い」を敬う言葉なので、自分のことに対しては使えません。相手からの気遣いに対してのみ使用できる点に注意しましょう。「ご高配」の例文をご紹介します。 ・平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 ・今後とも変わらぬご高配を賜りますようお願い申し上げます。
「お力添え」は、「手助け、サポートをする」を意味する言葉の敬語表現です。自分の行いに対してではなく、相手から助けてもらうときに使用します。 「お取り計らい」も相手に手伝ってほしい気持ちを表しますが、「お取り計らい」がサポート全般の広い意味を示すのに対して、「お力添え」は明確に力を貸してほしいことを意味します。 「お力添え」よりも「お取り計らい」の方が丁寧な言葉なので、状況に応じて使い分けるとよいでしょう。それでは、「お力添え」の例文をご紹介します。 ・今回のプロジェクトが無事に終了したのも、○○様のお力添えのおかげです。 ・重ねてのお願いで大変恐縮ですが、○○様のお力添えのほどよろしくお願いいたします。 ・どうかお力添えをいただけないでしょうか?
記載されている内容は2017年02月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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