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「承る」の意味とは?目上の人への正しい使い方と例文集

更新日:2022年11月15日

敬語表現

「承る」の本当の意味を理解している人は、実は少ないのではないでしょうか。ビジネスのシーンでは目上の人に「承る」を使う場面は多数ありますが、きちんとした使い方を知らないと失礼にあたります。今回は、敬語での使い方を例文とともに紹介します。

「承る」の意味とは

承るとは、ビジネスシーンでよく使われる言葉で何かをお願いされたとき「承ります」と返事をする場合に使われます。相手の指示やお願いされたことを丁寧に聞く・引き受けることを表した言葉です。 承るの意味は、謹んで受ける・拝聴するなどの意味があります。意味を見てみると、全て自分自身が主体の敬語であることがよく分かります。 相手の動作に対してへりくだる言い回しをすることで、相手を立てようとするニュアンスになります。

「承る」の敬語の種類

「承る」は謙譲表現ですので、他の言い方で丁寧に表す場合は以下のような表現があります。

「承る」の敬語表現(敬語の種類)
  • 承る(謙譲表現)
  • お受けする(丁寧表現)
  • お受けになる(尊敬表現)

「受ける」という表現を丁寧に表すと「お受けする」という表現になりますね。 会話をしている際、「承る」だと固くなりすぎてしまう場合は、「私がお受けします」などと丁寧な表現を使いましょう。

使用方法対象となる人
尊敬語お受けいただく目上の人
謙譲語承りました自分
丁寧語お受けする同じ立場や目上の人

承るは「受ける・聞く・伝え聞く・引き受ける」以上4つの言葉の謙譲語です。 中でも特に「受ける」や「聞く」といった動作のある言葉はビジネスで多用されるので「承る」は正しく使いたい敬語の1つです。

「承る」の正しい使い方と例文

次は、実際に「承る」という言葉を使った場合の例文をご紹介しましょう。会話や電話などビジネスシーンでも「承る」はよく使われていますよね。 目上の方から言われたことに対しての返事や用件を聞いたり、引き受けたりするときに使われる言葉なので、失礼のないよう使い方をしっかりとマスターしておきましょう。

「承る」の正しい使い方と例文①電話で使うとき

例文
  • 「お伝えいただいたご用件は、私鈴木が承りました。」
  • 「あいにく係長の井上はただいま外出しております。よろしければご用件を承ります」

「承る」は社外の方からの電話を受けたとき、先方から伝言をお願いされた際に使用することがあります。 例としては、電話の相手から伝言をたのまれたときに、「はい、確かに◯◯が承りました」というように使います。 「◯◯が承る」と伝えることによって、自分が責任を持ってしっかり伝言の依頼を引き受けたという印象を与えることができます。

「承る」の正しい使い方と例文②社外の方やお客様に使うとき

例文
  • 「先日ご依頼いただきました件について、承りました。」
  • 「そのようなご依頼は当社の規定に反するため、今回は承ることはできません」

「承る」は取引先や社外の相手に対して、依頼されたことを受けた場合などに使います。 「承る」は社外の相手に対してよく使用され、社内の上司や先輩には「承知しました」や「かしこまりました」を使うことが多いですね。 他にも、「予約を承る」「注文を承る」と使うこともでき、「予約を受けた」という表現よりも丁寧な表現になります。

「承る」と「受け賜わる」の違いとは

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初回公開日:2016年11月10日

記載されている内容は2016年11月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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