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挨拶文/手紙/年賀状での「厚く御礼申し上げます」の使い方と例文

更新日:2024年08月28日

メール・手紙

取引先、上司、知人への年賀状や、お祝いなどを頂いた際のお返しに、挨拶文を書かなければならない時がよくあります。「平素は格別にご高配を賜りまして、厚く御礼申し上げます」こういったところで使われる、「厚く御礼申し上げます」の使い方と例文を今回はご紹介します。

合わせてよく使われるフレーズ

「厚く御礼申し上げます」とともによく使われるフレーズをまとめました。 平素は格別のご高配にあずかり 平素はひとかたならぬご愛顧を賜り 平素は当社を御利用頂きご厚情のほど 日頃は大変お世話になり このたびは格別のお引き立てを賜り このたびは大変過分なお心遣いを賜り 旧年中は大変ご厚誼にあずかり 主に「格別」「ひとかたならぬ」「ご高配」「ご愛顧」「ご厚誼」「ご厚情」「お引き立て」「ご支援」「ご用命」「ご指導ご鞭撻」「ご協力」といったフレーズのあとに「厚く御礼申し上げます」と続くことがほとんどです。

「厚く御礼申し上げます」を使った例文

年賀状での例文

謹賀新年 旧年中は格別のご厚情を賜りまして厚く御礼申し上げます。本年も旧年同様ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。 謹んで新春のご祝詞を申し上げます。 昨年は公私にわたり大変お世話になり厚く御礼申し上げます。本年もよろしくご厚誼賜りますようよろしくお願い申し上げます。 恭賀新年 旧年中はひとかたならぬご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。皆様からのご支援に応えるべく感謝の念をもって職務にあたる所存です。本年も変わらぬご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。

ちなみに

上記でもお伝えしましたが年賀状でのマナーとして、「謹賀」「新春」「春」「祝」といった1,2文字の祝い言葉はNGです。使えるのは「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新年のお慶びを申し上げます」などの言葉です。そして文章中の句読点もNGです。これは年初めの挨拶から「区切りをつけない」という意味などからです。

寒中見舞いの例文

皆様におかれましては良いお年を迎えられましたことと、心よりお慶び申し上げます。旧年中は大変お世話になり、厚く御礼申し上げます。新年の挨拶が遅れてしまい申し訳ございませんでした。本年も皆様の益々のご健勝をお祈り申し上げますと共に、変わらぬご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。 初春とはいえ厳しい寒さが続いておりますがいかがお過ごしでしょうか。私共はおかげさまで、一同つつがなく過ごしておりますのでご休心ください。寒気厳しき折柄、どうぞ風邪などお召しになられませんようご自愛ください。

暑中見舞いの例文

暑中お見舞い申し上げます。平素は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。うだるような暑さが続いておりますが、皆様のご健勝をお祈り申し上げますとともに、今後も変わらぬご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます。 暑中お見舞い申し上げます。平素は並々ならぬご厚誼を賜り、厚く御礼申し上げます。猛暑のみぎり、皆様におきましては益々のご健勝のこととお慶び申し上げます。さて、誠に勝手ながら弊社では、以下の期間を夏季休暇とさせて頂いております。何かとご迷惑をおかけすることと存じますが、何卒ご配慮のほどよろしくお願い致します。

お歳暮に添える例文

年の瀬もいよいよ押し詰まり、皆様にはますますのご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。平素は公私に亘り多大なご配慮にあずかり、厚く御礼申し上げます。このたびは日頃の感謝を込めまして、心ばかりの品を送らせて頂きました。今後とも変わらぬご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

結婚祝い返し例文

〇〇様におかれましては、時下ますますのご清祥のこととお慶び申し上げます。この度は私共の結婚祝いに際しまして、過分なお心遣いを賜り厚く御礼申し上げます。心ばかりではございますが御礼の品をお送りさせて頂きました。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

上司の昇進祝い例文

(〇〇の候など時候の挨拶)、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。〇〇様におきましては、日頃より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。さて、このたびは〇〇にご昇進とのこと、誠に喜ばしく心よりお祝い申し上げます。これもひとえに〇〇様の卓越した能力とお仕事に対する情熱の賜物と拝察いたします。このうえは、益々のご活躍とご発展をお祈りいたしますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

言葉の意味と正しいマナーを知り、感謝の言葉を送ろう

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初回公開日:2017年02月01日

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