「迷惑をかける」の使い方｜尊敬/丁寧/謙譲語・ビジネスメールで文例

出典: 「大変申し訳ございませんでした」と土下座するビジネスマン｜無料の写真素材はフリー素材のぱくたそ

迷惑をかける、といった趣旨を表す言葉には、発言者の、迷惑をかける相手に対しての反省、謝罪といった意図が込められています。また、迷惑をかけることが分かっている場合や、迷惑をかけてしまった場合、それから相手や状況により、使うべき適切な言葉は変わってきます。ここでは、主にビジネスにおいて、迷惑をかける場合を紹介していきたいと思います。

出典: 不祥事で謝罪する会社役員｜無料の写真素材はフリー素材のぱくたそ

迷惑をかけると尊敬語・謙譲語・丁寧語の関係についてみていきましょう。 迷惑をかけるのスタンダードな敬語表現に、「ご迷惑をおかけします（おかけしました）」というものがあります。これは、正しい日本語なのでしょうか。まず、尊敬語・謙譲語・丁寧語の定義についてザッとおさらいしましょう。 ・尊敬語…行為の相手を立てて述べるもの ・謙譲語…自分を下げて相手を立てるもの ・丁寧語…です・ます、や、お、をつけて丁寧に述べるもの 「ご迷惑をおかけします」の中の「ご迷惑」の「ご」は、迷惑をかける相手に対する相手への尊敬語、「おかけ」の「お」は迷惑をかけてしまう自分を下げているので、謙譲語となり、そして、文末の「ます」は丁寧語の「ます」であるため、正しいといえます。 迷惑をかけるの敬語、謙譲語、丁寧語をしっかり覚えましょう。

出典: 「詳細はこちらから！」と指をさす女性｜無料の写真素材はフリー素材のぱくたそ

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。そんなフレーズをニュースの謝罪会見で耳にした人も多いのではないでしょうか。迷惑をかける、と相性のいい言葉を使うことで、相手へより意図が伝わりやすくなること間違いないでしょう。

この度はご迷惑をおかけしました。何について迷惑をかけたのかについて述べる言葉です。この他にも、〇〇の件で（は）、先日は、などの言葉が使えます。

多大なるご迷惑をおかけしました。どれほどの意図があるかを伝える言葉です。この他にも、誠に、大層、実に、心より、といった程度を表す言葉があります。

ご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございません。迷惑をかけてしまったことへの謝罪の言葉ですね。この他にも、（誠に）申し訳ありません・（衷心より）お詫び申し上げます。などの謝罪の言葉があります。

この度は、多大なるご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。このように、上の三つから言葉を組み合わせるだけで、立派な文章になります。是非使ってみてください。