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最終面接の後にお礼メールは必要?送り方や例文も併せて紹介

更新日:2024年03月23日

メール・手紙

最終面接が終わった後には、お礼のメールをしたほうがいいのでしょうか。この記事では、なぜお礼のメールを書いたほうがいいのか、また、書く際の注意点などを分かりやすくまとめています。最終面接を控えている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

手紙を出すのならば、宛先と宛名は必ず記載します。メールでも同じように、件名や宛名、自分の名前を忘れないようにしましょう。もし、件名や宛名を忘れてしまったのならば、迷惑メールと勘違いされてしまうかもしれません。 ビジネスにおいても、何のメールなのかは必ず記載されています。お礼のメールも、一目でそれとわかるような件名にしておきましょう。なぜならば、担当者は一日に何百通もメールを受け取っている可能性があるからです。 受け取ったメールに対応するのは、緊急性が高いほうが優先されます。そのため、用件が不明ならば、すぐに開かれない可能性もあるのです。前述したように、お礼のメールはなるべく早く出したほうがいいのですが、確認されるのが一か月後では意味がないのです。

(3)面接後の感想・入社後の抱負を入れる

お礼のメールで感謝の気持ちを表すのは当然ですが、その中に最終面接の感想や、入社後の抱負を入れると印象を良くすることができます。面接官はたくさんの就活生を見ることになります。感想を入れることによって、あなたの面接を思い出してもらい、印象付けることができます。 人間の記憶は、すぐに薄まってしまいます。あとから思い出してもらうことによって、あなたのことをより深く印象付けることもできるのです。また、感想だけだと受動的だと感じるかもしれません。 そのため、感想だけではなく入社後の抱負なども述べておくといいでしょう。入社してから何がしたいのか、を伝えることによって、あなたの熱意はより伝わっていくはずです。

(4)簡潔にまとめることが大切

お礼のメールの内容を色々と考えてしまうと思いますが、その際に陥りがちな点が存在します。長々と書き連ねたメールは受け取った人間が非常に読みづらくなってしまいます。これは、読む時間だけではなく、気持ちの問題でもあります。 数行のメールと、数百行のメールがある時、どちらを読みたいと思うでしょうか。担当者は他の業務もこなしながらメールを確認しています。あまりに長いメールは読まれない可能性があると思っていたほうがいいでしょう。 入れたい内容は多数あると思いますが、要点を整理して簡潔に書きましょう。お礼のメールは直接的に採点されるのではありません。あくまで最後の一押しの部分ですので、悪い印象を与える可能性のあることは避けましょう。

(5)感謝の気持ちを伝える

感謝のメールは、自分の印象を良くするために送ります。そのため、なかば機械的にメールを書き、事務的に送ってしまう人もいるかもしれません。内定をもらうために、やっていることだとはいえ、面倒くさがっている人もいるでしょう。 そのため、お礼メールのテンプレートをそのまま流用して送ってしまうのはやめましょう。もし、担当者がなんとなく元となったテンプレートを見たりすれば、一気に印象は悪くなってしまいます。 お礼のメールの目的は感謝の気持ちを伝えることです。事務的にするのならば、むしろ送らないほうがいいかもしれません。自分の言葉で、感謝の気持ちは伝えるようにしていきましょう。

(6)誤字脱字に気を付ける

慣れない文章を苦労して書ききってしまうと、そのまま終わりにしてしまいたくなります。しかし、書いた文章はいったん見直す必要があります。なぜならば、人間は気づかないうちに誤字脱字をしているものだからです。 書いている途中は気づきませんが、タイプミスや変換ミスは意外と多くなっています。どんなに自信があっても、一度は見直してみたほうがいいでしょう。お礼のメールに誤字脱字があると、そそっかしい印象を与えてしまう可能性があります。 そして、宛名や宛先、会社名にも注意が必要です。担当者の名前を間違ってしまうと、読まれない可能性もありますし、会社名の間違いは失礼にあたってしまいます。せっかく書いたお礼のメールなので、読んでもらえるように誤字脱字のチェックを欠かさないでください。

(7)質問を挟まない

熱意を伝えようとする時、質問をしたほうがいいと言われたことがあると思います。印象が良くなるのならばと思って、お礼のメールにも質問を入れようとしてしまうかもしれません。しかし、これはしないようにしてください。 送るのは、あくまでお礼のメールです。感謝の気持ちを伝え、印象を良くするためのものですので、受け取る側に負担をかけてしまっては本末転倒になってきます。お礼のメールには、質問を挟んではいけません。

(8)最後に返信不要の旨を記載

前述した「質問を挟まない」にも通じる点なのですが、お礼のメールは、最後に返信不要の旨を記載しておきます。本来、お礼のメールは必須ではありません。そのため返信する必要もないのですが、相手が読んで終わりにして大丈夫なようにしましょう。 一つ一つのメールに返信をしていくのは労力を使います。ゆえに、相手の負担を少しでも減らせるような気遣いをしていきましょう。また、そのような気遣いができるということは、好印象にもつながっていきます。 本来は、相手が読んでくれているだけで十分ですので、それ以上の負担をかけないようにしましょう。最後に「返信不要です」と付け加えるだけで、十分に効果は発揮されます。

(9)署名を必ず入れる

何かしらを提出する時には、署名が必要になってきます。お礼のメールであっても同じことです。署名をするようなメールを出したことがないと、つい忘れがちになってしまいますが、受け取る側はすでに働いている方なので、ビジネスマナーには敏感です。 基本的なマナーが守れていないと、印象を良くするどころか、むしろ悪くなってしまう場合もあります。それならば、むしろ出さないほうがいいので、署名は忘れないようにしましょう。友達や、家族へのメールには署名は必要ありませんが、ビジネスのメールには必須です。 初めて書くのならば、特に忘れやすい点になってきますので、何度も見直してください。

(10)送り先のアドレスは最後に入力

送り先のアドレスは最後に入力してください。アドレスを手入力する機会は少ないので、かなりの頻度で打ち間違いをする可能性があります。もし、きちんと入力出来ていても、書いている途中の操作ミスで送信してしまう可能性があります。 途中のメールを送ってしまうと、あまり良い印象は与えないでしょう。そのような事態を防ぐためにも、アドレスは必ず最後に入力してください。送信したメールは取り消したり、削除したりすることができないので、送信前にはしっかりと確認します。

お礼のメール文例

最終面接のお礼のメールで押さえておきたいポイント、注意点はたくさんありました。おそらく、ぼんやりと書く内容は見えてきていると思います。しかし、それを実際に書き出すと意外に詰まってしまうかもしれません。 よって、ここからはメール文例を見ていきましょう。そのまま使ってしまうのは厳禁ですが、構成や入れておきたい文言などは参考になるでしょう。

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初回公開日:2016年11月03日

記載されている内容は2022年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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