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退職願・退職届の折り方や封筒のサイズとは?失敗しない正しいマナー

更新日:2024年09月12日

退職ノウハウ

退職届けに関するマナーは少なくありません。書き方や封筒の種類だけでなく、退職届の折り方にも適切なマナーがあるのです。中身も丁寧に書き上げ適切な封筒を準備しても、適当な折り方で提出してしまうと最後の最後に悪いイメージを与えてしまうので、油断は禁物です。

退職届の折り方

退職届には正しい折り方があります。所詮、ただの紙だろうと思って自己流で折ってしまうと、マナー違反と認識されてしまう可能性があります。 では、正しい折り方について見ていきます。

退職届の折り方は3つ折りか4つ折りか

退職届は通常、B5かA4の紙に内容を記載して、「長型」と呼ばる種類の封筒に入れます。そのため、紙を折り曲げて入れないと封筒に入れることができません。 封筒のサイズにもよりますが、長型の封筒は細長い形をしているので、退職届などに使用する用紙は3つ折りか4つ折りにしないと綺麗に収めることができません。なので、退職届を封筒に入れる際は3つ折りか4つ折りにして入れましょう。どちらの折り方でもマナー違反となることはありません。 また、退職届は基本的に手渡しするので、糊付けや封をする必要はありません。

3つ折りの仕方

退職願を3つ折りにする場合の方法です。まず、退職届の表を上にした状態で、下方の3分の1を内側に折り返します。次に、上方の3分の1を下方の上に重なるように内側に折り返します。折り方は以上です。 そして封筒への入れ方についてです。まず、封筒を裏が上になるように置きます。次に、3つ折りにした状態の退職届を、左側が下になるように、封筒の中に入れます。 言い換えると、退職届を縦書きで書いた場合は、「退職届(退職願)」と言う文字が封筒の上にくるように封筒に入れます。

4つ折りの仕方

退職届を4つ折りにする場合の方法です。まず、退職届を表が上になった状態で、下半分が上に重なるように半分に折ります。それからさらに、折り目のある下半分が上に重なるように折り曲げます。折り方は以上です。 封筒に入れ方ですが、注意する点は3つ折りにする場合とほぼ同じです。まず、封筒の裏が上になるように置きます。それから、退職願の左側が下になるように、封筒に入れます。 つまり、3つ折りの場合と同じように、縦書きの退職届の「退職届(退職願)」という文字が上にくるように入れます。

退職届を入れる封筒

退職届を入れる封筒には適切な種類があります。まずはサイズについて見てきます。

封筒のサイズ

退職届は通常B5かA4サイズの容姿に内容を記載します。なので封筒も、それぞれにあったサイズを用意する必要があります。 B5サイズに適切な封筒のサイズは「長型4号」というサイズです。そしてA4サイズに適切な封筒のサイズは「長型3号」というサイズです。 それぞれ、「長4」「長3」などと記載されていることもありますが、文房具屋さんやコンビニなどで購入できるものにもこういった形でサイズの記載があるので、必ず確認して購入しましょう。

封筒の色

次に、色についてです。社会では、封筒は主に茶色か白色のものが使われますが、退職届を入れる封筒には「白色」のものを選びましょう。というのも、茶封筒は領収書など事務的な書類を入れる封筒と言うイメージが強く、退職届には適切ではないとされています。 また、封筒には郵便番号を記載する欄が書かれているものと、無地のものがありますが、退職届を入れる封筒には無地の封筒を使用します。退職届は何か特別な事情がなければ手渡しするのが基本なので、郵便番号を記載する必要がないのです。 以上をまとめると、退職届を入れる封筒は、「長型4号」か「長型3号」の大きさで、「白色」で「無地」のものを選ぶと、マナー的に問題なく退職届を提出することができます。

退職届を郵送する時

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初回公開日:2016年11月11日

記載されている内容は2016年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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