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退職理由を一身上の都合、病気、体調不良、結婚にする際の注意点

退職ノウハウ

退職理由に「一身上の都合」と書こうとしている方、 一身上の都合と書けば何事もなく済ますことが出来ると思ってはいませんか?注意してください。 実はそれだけだは不十分です。退職理由は人それぞれですが、理由を書くときには大切なことがあります。

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退職理由の種類

退職理由は必ずしも同じであるという事ではなく、人によって異なりますよね。 理由は数えきれないほどありますが、大きく分けると2つに分類することが出来ます。

会社に起因するもの

会社側の都合で退職するときの理由の事です。例えば、倒産や経営悪化による人員の調整があげられます。数年前にニュースなどでよくみかけた「リストラ・解雇」はこちらの理由に該当します。 会社に起因する理由で退職するときには、自分に起因するものとは違う退職届を出さなければならないので注意しましょう。

自分に起因するもの

家族の面倒をみなければならなくなった、結婚して家庭に重点を置きたい、子育てで時間がない、病気で働くことが難しい、会社の雰囲気が合わなかった、人間関係がうまくいかない、違う会社で自分のスキルを磨きたい等々。 これらの理由は自分の立場・境遇によるものです。このように自分に退職理由が既存する際、「一身上の都合により(いっしんじょうのつごうにより)」という言葉がよく使われます。一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

以上のように二つに分けることが出来ます。 自分の退職理由はどちらに当てはまるのかよく確認してください。退職理由によっては退職届の仕方などが変わるので注意しましょう。

一身上の都合とは

「一身上の都合」とは自分の立場・境遇によるものだと説明しました。 そもそも「一身上」とは、「その人自身の身の上や境遇などに関すること。個人的な問題や事情」を意味します。

上でも述べたように自分に起因することが理由の場合は「一身上の都合により退職します。」と書く事が出来るのです。 退職理由を具体的に述べたくない場合は一身上の都合によりと書けば、具体的に書く必要はないので便利な言葉とも言えますね。

一身上の退職理由の注意点

上でも書いたように退職する際、「一身上の都合により」と書けば退職理由としては十分です。 しかし、ここで注意しておきたいことがあります。 どうしてやめるのか明確にしないまま「一身上の都合」だけで退職してしまうと、今後不利になることを知っていますか? 貴方が採用者側になって考えてみてください。「一身上の都合により退職」の人と「どうしてもやめなければならない理由があり退職」の人。どちらの人の方が会社に貢献できるような粘りのある働きをしてくれると感じるのでしょうか。 もちろん後者の理由を明確に述べている人ですよね。 前者ではすぐに会社を辞めてしまうと捉えることも出来ますが、後者のようにどうしてもこうでなければならなかったという理由があると「しっかりとした理由なのだから仕方がない」と思われ負の印象が和らぎます。 ただ単に一身上の都合という言葉を使うだけでは足りないことも出てきてしまうのです。

一身上の都合による退職理由の書き方

では退職理由を一身上のものにする時には、どのようなところに注意すれば良いのでしょうか? 大切なのは相手を「納得させる」ことです。 理由が分からないのに怒られたらイラついてしまうことがあるでしょう。しかし理由があり自分で納得が出来た場合は素直に受け入れることが出来ますよね。 その現象が同じように退職の時も起きるのです。理由が不鮮明なものでは不快感を多少なりとも覚え、理由に納得すればしょうがないと思ってくれるのです。 納得させる文とはどのようなものなのでしょうか。

結婚が理由の場合

「結婚するので辞めます。」  これでは、端的でビジョンがはっきりとしておらず納得させることは出来ないでしょう。 「結婚することとなり、子供の教育に重点を置いていきたいので退職します。」 「結婚することに伴い、住居を移すので退職します。」 理由が明確になり、説得力が出てきたのではないでしょうか。 子供の成長に力を注ぎたい事、通勤できなくなってしまった理由がはっきりとしているので相手側が納得しやすいのです。

病気・体調不良が理由の場合

「病気・体調不良のため退職します。」 これだけでも仕方がないと思う人はいるでしょう。しかし、体調が悪いからと言って退職するようでは熱意が足りない・諦めやすいと捉える人もいます。 「病気により自分の力を十分に発揮できず、悔しい思いをしております。力を出せる様、療養に励みたいので退職します。」 病気のせいで簡単に諦めたのではなく、もっと良い状態で仕事に臨みたいという気持ちが表れており相手への印象も悪くはならないでしょう。

自分に起因する事であっても相手を納得させる文を織り交ぜることで、相手に好印象を与え今後の再就職にむけて良いスタートを切れるのです。 もちろん言いたくない理由であれば、一身上の都合によりという言葉を使っても構いません。あくまで注意点です。

会社は円満退職しよう

いかがでしたでしょうか。 「一身上の都合」という便利な言葉に隠された注意しなければならない点が見えてきたでしょうか。 退職の理由といっても人それぞれですし、一身上の都合といってもたくさんの理由が存在します。 相手をいかに納得させ今後の自分の生活に影響を及ぼさないように退職理由を書けるか。 自分だったらどのように書くのか。 少しでも考えていただき、円満な退社ができることを祈っています。

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