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上司の親が亡くなった時に伝えるお悔やみの言葉!メールの場合も解説

更新日:2023年11月07日

社会人常識

「お悔やみ申し上げます」を上司の親が亡くなった時、使用しても良いのかどうかが分からないという方もいるでしょう。本記事では、お悔やみの言葉やそれを伝える際のマナーについて紹介しています。社会人として最低限のマナーを身に付けておきたいという方はぜひご覧ください。

言葉のマナーを守る

お悔やみの言葉を伝える際に、避けるべき言葉や数字を忌み言葉といいます。たとえば、「たびたび」や「重ね重ね」などの言葉は、不幸が続くことをイメージさせてしまうので良くありません。 また、「4」や「9」は縁起が良くない数字とされるため、使用を避けましょう。その他にも「死」をストレートに表現する言葉も避け、同じような意味を持つ柔らかい言葉を使いましょう。

驚きを表現する

お悔やみの言葉をメールで送る場合に自分の思いや感情を伝えすぎるのは良くないといわれていますが、故人が亡くなったことへの驚きを表現するのは良いといわれています。 たとえば「〇〇様のご逝去を知り、ただただ驚いております。」など、メールの最初に簡潔に驚きを表現すると良いでしょう。

亡くなった原因を聞かない

突然の場合、亡くなった原因が気になるということもあるでしょう。しかし、お悔やみの言葉を伝えるメールでは、亡くなった原因は聞かないのがマナーです。 たとえ相手と親しい仲であったとしても、最低限のマナーは守りましょう。

相手が返信しなくてもいいような文面にする

お悔やみの言葉を伝えるメールの文章は、相手が返信をしなくてもいいような内容にすることが大切です。ご遺族は、悲しみの中葬儀の準備などを行っています。 そのため、自分が送ったメールが相手の負担にならないようにしなければなりません。たとえば、文面の最後に「返信は不要です」というように一言添えると良いでしょう。

手紙でお悔やみを伝える場合

訃報の連絡を頂き、手紙でお悔やみを伝える方もいるでしょう。手紙の場合は、メールと違い届くまでに時間がかかるため、訃報を聞いたらなるべく早く郵送できるよう、準備に取り掛かると良いでしょう。 また、手紙の場合もメール同様に簡潔に言葉をまとめることが大切です。 たとえば「この度は突然のことでお悔やみ申し上げます。お疲れのことかと思いますが お気持ちを強くお持ちになりご自愛下さい」といった流れが良いでしょう。 最後は、「まずはお手紙にて ○○様のご冥福をお祈りいたします」と結びの言葉を添えましょう。

上司の親族が亡くなった場合に告別式に参加してもよいのか

上司の親族が亡くなった場合、告別式に参加しても良いのかどうか悩む方もいます。しかし一般的には、直接的な指示がない場合は参加しなくても良いといわれています。 ただ中には、その上司と個人的に親しくしているなどの理由で告別式に参加をしたいということもあるでしょう。その場合は、上司に直接聞いてみてから参加しましょう。

大事なことは「家族葬」か「一般葬」なのか

告別式に参加して良いかどうか考える時にポイントになるのが、告別式の種類です。一般的に「家族葬」の場合は、会社関係の間柄の人は参加しません。 そのため「家族葬」の場合は、自分が参加すべきか聞く必要はありませんが、故人とも直接的な関係がある場合は上司に尋ねてみると良いでしょう。

服装のマナー

会社関係の方の告別式に出る場合は、服装にも気を遣いましょう。女性の場合は、肌色のストッキングや派手なネイルはマナー違反となるので注意しましょう。また、結婚指輪以外のアクセサリーも不可です。 男性の場合は、「準喪服」と呼ばれるシンプルなスタイルの喪服を着用するのが一般的です。ワイシャツは白色のもので、ボタンダウンは避けましょう。

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初回公開日:2023年05月23日

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