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横書き封筒の書き方と注意点|宛名や住所を書く際のビジネスマナーとは

更新日:2024年08月07日

ビジネスマナー

封筒に住所などを横書きするときの注意点をご存知でしょうか。この記事を読むと適切なマナーを守りつつ、一般的にビジネスシーンに使われる縦封筒にも応用できる書き方が学べます。ぜひこの記事を読んで、横書き封筒の書き方についてチェックしてみてください。

送り主の住所や名前の記入は封じ口下中央、右寄りから書き始めましょう。郵便番号から書き始めて、住所、会社、部署、あれば役職そして最後に名前を記入していきます。 封筒からはみ出さないように全体のバランスをみて、名前の字が1番大きくなるよう気をつけましょう。また、横書きの封筒では封締めという「〆」、「締」は書いても書かなくても問題ありません。

発送する日付

発送する日付は、封をする時に被らないような左上の位置に年月日で記入します。年月日は西暦か和暦かどちらでも構いません。 封筒に記入する年月日を封かん日といって、文書を封筒に入れて封を閉じた日を指します。封かん日の記入をしておくことで、相手に丁寧な印象を与えられるでしょう。

横書きで封筒を書く際のポイント

横書きで封筒を書く際のポイント

封筒に記入された内容は、それらが正確であることが大切です。手書きで書く際、自分の筆跡に自信がなくて不安な方もいるのではないでしょうか。 どんな字でも「丁寧に、正確に、相手に伝わるように書く」ことを意識すれば問題ありません。横書きならではの注意するポイントや、縦書きにも横書きにも共通するマナーを覚えていきましょう。

敬称や役職名は正確に記入する

送り先が企業の個人である場合は、名前の後に「様」をつけましょう。会社全体が宛名の場合は「御中」です。 部署全体の指定では部署名の後に「御中」をつけて、会社名の後にはつけないように気をつけましょう。

連名で書く際は役職の高い人から記入する

宛名を連名で書く場合は、役職の高い人の名前から書き始めましょう。役職が同じである時は年功序列で書いていきます。 以下のような3通りの書き方があるので、どれか選び書き方を統一するとバランスのよい見映えになります。

  • 株式会社○○○○ 人事部長 田中 一郎 様
  • 株式会社○○○○ 人事部 田中 一郎 部長
  • 株式会社○○○○ 田中 一郎部長 様

便箋の折り方を確認しておく

封筒に入れる文書が便箋の場合は、書き出し部分を上にして文書を折ります。封を開けて折られた文書を取り出し、確認するという動作を、相手がスムーズにできるよう工夫しましょう。 A4封筒など大きい封筒の場合は折らずに、雨に濡れないようクリアファイルに入れるなど、シーンによってさまざまです。

算用数字を用いる

縦書きでは住所を「六丁目」と漢数字を使いますが、横書きの場合は「6丁目」と算用数字を使います。 ただし、企業や会社名といった正式名称の数字は、算用数字にしたり漢数字にしたり勝手に変えないように注意しましょう。 「株式会社第二工業〇〇」と正式名称として決まっている場合は、横書きでもそのまま「第二」と記入します。

文字の大きさや位置を注意する

送り先の相手の名前は住所、会社名、部署、役職よりも大きく書きましょう。 横書きであれ縦書きであれ共通に注意するポイントで、送り先の相手だけでなく郵便局の人などが特に見る部分です。 住所や会社名との字の大きさのバランスを考えながら、名前は封筒の中央に大きく書くように気をつけましょう。

封筒を横書きする時はマナーを把握して適切に書こう

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初回公開日:2022年11月02日

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