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「お送りいたします」の意味は?例文・注意点もあわせて紹介

更新日:2024年09月22日

敬語表現

ビジネスシーンでメールや書類を「お送りいたします」と使う機会がよくあり、敬語として正しく使われているのか気になっている方もいるでしょう。この記事では意味や敬語としての使い方、英語表現について紹介しているため、意味について気になっている方はぜひ参考にしてください

人を目的地まで送る時

目的地などに人を送る場合には、「お送りいたします」をそのまま使用できます。 他に言い換える場合には、「送迎いたします」や「お連れいたします」と言い換えることも可能です。「送迎いたします」は、乗り物を動かして自分が連れて行く場合に使用すると適切でしょう。「お連れいたします」は、目的地まで自分も一緒についていき案内する場合に使用すると、相手に違和感を持たれないでしょう。状況に応じて使い分けるようにします。 それぞれの表現を使った、よくある例文をご紹介します。

「人を目的地まで送る時」の例文
  • 近くの駅までお送りいたします。
  • 早朝、お車でゴルフ場まで送迎いたします。
  • 会議室までお連れいたします。

荷物を送る時

荷物などの物を送る時にも、「お送りいたします」をそのまま使用しても正しい表現になります。「お送りします」でも正しい敬語ですが、「お送りいたします」の方がより丁寧な印象を与えるでしょう。 物を送る時の「お送りいたします」を、他の言葉で言い換える場合には「発送いたします」が適切です。 実際によく使われる例文を紹介します。

「荷物を送る時」の例文
  • こちらから宅配便でお送りいたします。
  • 明日到着するように、ご注文の内容で発送いたします。

「お送りいたします」の類語

「お送りいたします」の「送る」は、人や物に対して幅広く使用する言葉です。そのため、使う際には、送る対象が何かによって適切に言い換えることができます。 「お送りいたします」の類語に近い、似た意味を持つ表現は多数あります。その中でも、ビジネスシーンでよく使用する「お送りいたします」とよく似た表現を詳しくご紹介します。

ご一緒させていただきます

上司にどこかへ一緒に行くことを誘われる場合、「ご一緒させていただきます」と返答することがあります。 少し違う表現として「ご一緒します」もありますが、違いは謙譲語かどうかです。謙譲語は、相手から恩恵を受けることに対しての敬意を払い自分がへりくだる場合に使います。 そのため、上司から「一緒に行かないか」と強要しない誘われ方をした場合には、「ご一緒にさせていただきます」と相手の許容に対して敬意を払った謙譲語で返答することが適切です。 上司から「一緒に来なさい」と命令に近い誘われ方をした場合には、「ご一緒します」と返答するほうがよいでしょう。 少しの違いですが、相手への敬意の高め方が変わりますので、状況によって適切に使い分けるようにします。

送付させていただきます

手紙やメールなど、物を相手に送る際に、「送付させていただきます」と表現する場合があります。 「送付する」と「させていただく」という言葉の組み合わせですが、この「させていただく」という表現は、相手の許可や許しがあった上で行う動作になりますので、まだ相手の許可がなく送る場合には、使用を控えるようにしましょう。 「送付」と似た言葉で「添付」という言葉があります。「添付」は、書類や手紙に付け添えて相手に渡す時に使いますので、単体で何かを送る場合には使用しません。似ているようで意味がかなり異なりますので、使用する場合には気を付けましょう。

「お送りいたします」の英語表現

「お送りいたします」を英語で表現する場合には、どのような英語を組み合わせて表現することが適切なのでしょうか。 英語で表現するためには、「お送りいたします」が元々どういった言葉の組み合わせであり、どういった意味で使われているのかを正しく理解する必要があります。 「送る」とよく似ている言葉である「添付する」についても一緒にご紹介します。それぞれどういった違いがあるのかを押さえましょう。

I will attach

「I will attach」は直訳すると、「~を添付します」となります。 「attach」は「添付する」の英単語です。「I will」は未来形なので、これから添付するという表現になります。 添付ですので、あくまでも書類やメールに何かを添えて相手に送る際に使用しましょう。

I will send

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初回公開日:2022年11月07日

記載されている内容は2022年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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