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更新日:2024年08月06日
サンスクリット語をご存知でしょうか。本記事では、意味がかっこいいサンスクリット語、よく聞く言葉の意味などを解説します。サンスクリット語が分からないという方は、サンスクリット語に、親しみと興味が湧くようになるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。
目次
「偉大な」という意味の「マハー」と、ヨガ哲学でいう「真我」を指す「アートマン」が組み合わさってできた言葉です。 「真我」というのは、ごく簡単に言えば、「純粋な魂」のようなもので、「マハートマー」は、「偉大なる魂」という意味になります。 有名な「マハトマ・ガンジー」という尊称には、このような尊敬の意味が込められています。
古代インドの支配階級であったアーリア人は、自分たちを「高貴な人々」と呼んでいました。 この「アーリア」には、「清らな」や「高貴な」という意味があります。 それまでインドにいた土着の民族に比べて、アーリア人は背が高く、鼻が高く、色素が薄いという特徴がありました。 ちなみに、「イラン」という国名は、「アーリア人の国」という意味です。併せて覚えておきましょう。
「不滅の」、あるいは「不変の」という意味があり、「アクシャラ」とも言います。 「朽ちる」「滅びる」という意味の「クサッヤー(クシャラ)」を、否定を表す語頭の「ア」で、打ち消した形です。
「世界を守る者」という意味です。 インド神話に出てくる、8つの方角を守護する神々の総称でもあり、火の神アグニやインドラも、これに含まれます。 仏教でいうところの「十二天」の原型とも言われ、そのうち、南の守護神である「ヤマ」は、日本に伝わって「閻魔大王」になりました。
「吉兆をもたらす」という意味で、「吉、喜び、幸福」を表す「シャム」と、「つくる人」を表す「カラ」が、合わさってできた言葉です。 なお、「シャム」には、もともと「静かな、静止する」という意味があり、ここでいう「幸福」は、大騒ぎをして祝うようなものではなく、穏やかな幸せを指しています。 人名としても使われている言葉で、昔の著名なインド哲学者にも「シャンカラ」という人物がいました。
暴力、を意味する「ヒムサ(ヒンサ)」に、打消しの「ア」がつく形で、ガンジーの「非暴力主義」が有名です。 ヨガの聖典「ヨーガ・スートラ」に出てくる言葉で、「人間に対してだけでなく、自分や自分を取り巻く環境すべてに暴力をふるわない」という戒めを表します。
「火」「炎」を意味する言葉です。インド神話の火を司る神「アグニ神」は、その意味になぞらえて赤い衣と炎をまとっています。 人間と神の媒介者という位置づけであり、太陽や稲妻となって暗闇を照らし、邪悪を滅ぼす力を持った神様です。 男性神で、家を守り、浄化のパワーを持っていると考えられています。
太陽、輝く、光に満ちているなどの意味を持つ言葉です。 大昔に、「アンシュウマト」という名の男が王国を再建したという逸話も残っており、男性形名詞であることから、インドでは男性の名前としても多く使われています。
サンスクリット語には、響き自体がかっこいい言葉もたくさんあります。以下で4つの単語を見てみましょう。
記載されている内容は2022年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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