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意味がかっこいいサンスクリット語の単語一覧|ことわざも紹介

更新日:2024年08月06日

言葉の意味・例文

サンスクリット語をご存知でしょうか。本記事では、意味がかっこいいサンスクリット語、よく聞く言葉の意味などを解説します。サンスクリット語が分からないという方は、サンスクリット語に、親しみと興味が湧くようになるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

ここ数年、セルフケアの一環として、ヨガや瞑想が日本でもかなり浸透してきたことに伴い、サンスクリット語も、徐々に知られるようになってきています。 その一方で、「サンスクリット語って、そもそも何だろう?」という疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。 本記事では、サンスクリット語について紹介して行きます。この記事を読めば、意外に身近なところで使われている言葉なども分かるため、一気に親近感が湧くことでしょう。 サンスクリット語は、昔から日本語の中にも入り込んでいる身近な言葉です。 たとえば、妻が夫を指すときなどに使われる「旦那」や、寺の「檀家」という言葉は、どちらも、「与える」という意味のサンスクリット語「ダーナ」が由来です。 上記の他にも、身近に潜むサンスクリット語がありますので、本記事を参考にサンスクリット語をかっこよく説明できるようになりましょう。

サンスクリット語とは

サンスクリット語とは

「サンスクリット」という言葉自体には、「聖なる言葉」や「整えられた、正確な言葉」という意味があります。 サンスクリット語は、インド=ヨーロッパ語族に属する言語の1つで、その意味のとおり、古代インドでは主に祭事や儀式などで使われていました。 インド哲学の源である聖典群「ヴェーダ」が、サンスクリット語の祖語、ヴェーダ語で著されていることからも言葉のニュアンスが分かるでしょう。

サンスクリット語は古代インドの文学語

サンスクリット語は、古代インドにおいて、祭式を取り仕切っていた知識人(学者や僧たち)が使用していた書き言葉です。 インドの憲法に定められた指定言語の1つになっており、紙幣にも使われていますが、現代のインドではサンスクリット語はほとんど使われていません。

サンスクリット語は仏教や日本へも影響している

「お盆」の語源は、サンスクリット語です。 サンスクリット語の「ウラムバナ」が「盂蘭盆会」となり、「お盆」になったことを ご存じの方も多いのではないでしょうか。 また、現代に伝わるヨガや仏教の文献も、原典はサンスクリット語でした。 たとえば、「ヨガ」という言葉も、もとは仏教の修行法「瑜伽(ゆが)」として伝来したものです。 このように、サンスクリット語は、仏教を通じて日本にもたらされています。

梵字はサンスクリット語を表記する文字

サンスクリット語を表す文字にはいくつもの種類がありますが、その内の1つが「梵字」です。 梵字は、サンスクリットを表記する文字である悉曇文字の一種であり、密教と結びついて東アジアに普及しました。仏教が日本に入ってきたとき、その仏典は梵字で書き著されていたと言われています。 日本や中国などの漢字文化圏においては、「サンスクリット語」を漢字表記するときは、「梵語」と書きます。

【意味がかっこいい】サンスクリット語の単語一覧

ここまでで、サンスクリット語の基本や背景などを見てきましたが、ここからは、ちょっとかっこいい意味を持つサンスクリット語の言葉を紹介します。 もしかしたら、どこかで見かけたり聞いたりしたことがある、馴染み深い言葉もあるかもしれません。 言葉とその意味を知り、語彙力を高めましょう。

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初回公開日:2022年11月02日

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