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更新日:2024年11月08日
「人格者」という言葉の意味をご存知でしょうか。本記事では、「人格者」とはどんな意味なのか、どんな人のことを言うのか、その特徴について解説しています。また類義語や例文を挙げ、使い方の説明もしています。興味のある方はぜひ参考にしてください。
目次
「人格者」とされる人は、謙虚でありながら自分というものをしっかりもっています。自分があるということは、確固たる自信があり、自分の意見を責任をもって発言できるということです。 「人格者」は、相手が目上であったとしても、相手が間違っているのであれば指摘できる勇気、強さをもっているのです。一方的に相手の非を追求するのではなく、相手の気持ちを理解し理論的に説明できる能力も兼ね備えています。
「人格者」と言われるということは、当たり前ですが他人に言われるということです。他人と関わることによって、「人格者」であるという評価がはじめて生まれるわけです。 「人格者」は、人見知りせず多くの人とコミュニケーションを積極的に図ることを大切にしています。それができるのは、基本的に他人を信頼しているからです。そして、誠実な態度で接することで、人から信頼を得て「人格者」となっていくのです。
「人格者」とされる人は、どんな人でも受け入れる広い寛容な心を持っています。自分とは価値観が違う人、人間である以上どうしても好きになれない人もいるはずですが、そんな時でもシャットダウンしてしまわず、ただ「受け入れる」ことができます。 自分を心から「認める」(長所・短所を含めすべて)ことができるようになると、相手の悪いところではなく、良いところを見ることができるようになるとされています。
「人格者」と呼ばれる著名人はどのような人がいるでしょうか。ここでは代表的な3人を取り上げます。
「人格者」と聞いて、マザー・テレサを最初に思い浮かべた人も多いのではないでしょうか。 マザー・テレサは1910年生まれ、1997年に亡くなったカトリックの修道女です。1931年にインドに赴き、教師として働いていましたが、貧しい人たちのために働きなさいという啓示を受けたとされ、以降は貧しい人をはじめ恵まれない人々のための施設を作るなどその生涯を慈善活動に捧げた人物です。 「人格者」とされるのは、職をやめ、自分の出身の国でない貧しい人々のために尽くし、自分の人生を懸けて困難な状況にある人を救済し続けた点からです。 並みの人間にはできないことですが、彼女の残した名言を読むだけでも「人格者」とはどんなものなのか、ヒントがもらえるのではないでしょうか。
マハトマ・ガンジーも、偉人として名前が挙がる一人です。ガンジーはもともとは弁護士でありましたが、当時植民地支配していたイギリスに祖国インドが不当な扱いを受けていたため、独立運動に加わりました。そこでガンジーがとった方法が「非暴力、不服従」でした。 独立運動ともなると多くの人の信頼を得て、協力してもらわないとできないものですが、それが可能だったのはガンジーが「人格者」であったため、と言われています。 ガンジーは何度も逮捕され投獄されていますが、「非暴力、不服従」を貫きました。これもまた、多くの人の尊敬を集め、慕われた理由でありました。 結局ガンジーは暗殺されてしまったのですが、人々の心に深くその考えや名言は残っています。
ネルソン・マンデラは、南アフリカ共和国の元大統領です。南アフリカは1948年に正式に「アパルトヘイト」(人種隔離政策)を制度化し、黒人など有色人種はアイデンティティーを奪われることになりました。 これに対する抵抗運動を起こしたのが若き日のマンデラでした。マンデラはリーダーとして抵抗運動を先導し、国家反逆罪の罪に問われ1964年には終身刑となります。27年間の投獄生活を経て釈放され、最終的には大統領に選出されました。 例え獄中にあっても決して信念を曲げず希望を捨てなかったことが、人々の信頼を集め、尊敬され「カリスマ」となりました。これはマンデラが「人格者」であることの証と言えます。
「人格者」は、すぐれた人格を持つ人という意味です。 こういう人が「人格者」であるという確固とした決まりはありませんが、「人格者」といわれる人には、共通点がいくつかあります。 ・正義感が強く、ダメなことにははっきりダメと言える勇気がある。 ・物事を途中で投げ出したりはしない。 ・人に慕われ、尊敬される。リーダーシップがある。 ・誰に対しても平等に接する。 これらが、「人格者」に共通する点です。 どんな人が「人格者」にあたるのかその意味を理解し、正しく使えるようになりましょう。
記載されている内容は2022年09月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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