うつ伏せで寝る人の性格や心理状態とは？他の寝方についても解説

前述したように、うつ伏せという姿勢そのものが保守的な性質であり、防衛本能の表れとなっています。そんな防衛本能が働く要因としては、ストレスや不安が強く感じられている状態が挙げられやすいです。 このため無意識にうつぶせで寝てしまっているという場合は、ストレスや不安が溜まっている心理状態を示している可能性が高いとされています。ストレスや不安だけではなく、肉体的な疲労が溜まっている場合も見られやすいです。

ここまではネガティブな心理状態について解説してきましたが、実はポジティブな心理状態としてリラックスしている場合が挙げられます。 これはネガティブな心理状態からうつ伏せで寝ることで、物に抱きついているような安心感を得られるため、気持ちがリラックスする可能性があるためです。また、普段使っている寝具の心地よさから、リラックスした心理状態を表してうつ伏せになっている可能性もあります。

出典: 頬杖ついてポージング中の女性の写真素材 - ぱくたそ

うつ伏せで寝ている人の中には、体の不調を改善するためにあえてうつ伏せで寝ることを意識している人もいます。場合によっては深層心理で抱えている不調を改善するために、無意識にうつ伏せで寝てしまっていたという人も少なくないです。 このように、一見すると健康に悪そうな寝方であるうつ伏せは、実は体の不調を改善する効果やメリットも見られます。具体的な効果やメリットについて、2つのポイントを解説します。

仕事や勉強など様々な理由で精神的にも身体的にも疲れている時、気づかないうちにうつ伏せで寝てしまっていたという人もいるのではないでしょうか。うつ伏せで寝ることは防衛本能の表れであり、疲れやストレスを解消するためにうつ伏せになってしまうことがあります。 特に肉体的な疲れが蓄積していると、最初は仰向けなどほかの姿勢で寝ていたはずなのに、起きたらうつ伏せになっているというケースが見受けられるようです。

実はうつ伏せの姿勢は呼吸を塞ぎにくいという特徴があり、睡眠時無呼吸症候群やいびきを予防する効果が期待できると言われています。また胸が圧迫されて腹式呼吸になりやすいところや、筋肉の緊張をほぐしてくれるなどのメリットもあります。 このため、普段いびきをかいていることを気にしている人や呼吸を楽にしたいと考えている人の中には、意識的にうつ伏せで寝ているという人もいるようです。 出典：寝方を変えればいびき対策になる？いびき対策のための正しい寝方｜IBIKI MEDICAL CLINIC 参照：https://www.ibiki-med.clinic/column/correct_sleeping_prevent_snoring/

出典: 天使の寝顔の写真素材 - ぱくたそ

ここまではうつ伏せで寝る人の性格や心理状態について解説してきましたが、うつ伏せ以外の寝方に関しても、その人たちの性格や心理状態が反映されています。 このため、普段はうつ伏せで寝ているけれどもたまに他の寝方になっているという場合や、元々他の寝方をしている人がどのような心理状態なのか、ここから紹介する内容を踏まえることである程度把握することが可能です。

仰向け（上向き）で寝る人の心理状態としては、オープンで明るく、自分から何か起こさないと気が済まないという傾向がみられます。このため場を盛り上げる存在として重宝されやすく、恋愛面でも積極的な性格をしている人が多いです。 その反面やや自分本位でマイペースな部分があり、他人に弱みを見せるのが苦手という警戒心が強い性格や心理状態も併せ持っています。

横向きで寝る傾向がある人の場合、人とのつながりを求めているという心理状態が働いています。このため寂しがり屋であることが多く、社交的でフットワークが軽い反面、周囲の意見に流されやすい部分もあるようです。 ほかにも世の中の調和を大切にしたいという心理状態が働くことから協調性が高く、やや優柔不断になりやすい部分も見受けられます。ちなみにたまに横向きで寝ることがあるという人の場合は、人間関係や仕事で悩みを抱えている心理が出ている可能性が高いです。

母親のお腹の中にいる胎児のように、布団やベッドの中で丸まって寝るという寝方もあります。この場合は人一倍愛されたい、自分を守ろうとする保守的な心理状態になっている可能性があり、人に甘えたい・守られたいという願望が強いです。 また自分がストレスなどで傷ついているという心理にある場合も多く、感情的に弱っている時に自分を守りたいという意味で丸まって寝てしまう傾向もあります。