「お二方」の意味や使い方は？「お二人」との違いや例文も紹介

出典: 女性二人で冬の海を歩くの写真素材 - ぱくたそ

ここでは「お二方」を使った例文を紹介します。「お二方」が使われているシーンや状況を考えながら、使い方を身につけていきましょう。「お二人」や「お二人様」、「二名様」などと言い換えてニュアンスの違いを感じ取ってみましょう。

「お二方」の類語として使える「お二人」という言葉を使った例文も紹介します。「お二方」に言い換えても意味がしっくりとする文もあれば、ニュアンスの違いを感じられる文もあります。それぞれのニュアンスの違いを確認してみましょう。 例文は以下の通りです。

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「お二方」は、他の言葉を使って表現することもできます。ここでは、「お二方」の類語として言い換えに使える言葉を4つ紹介します。例文の言い換えを試して、言葉から受ける意味やニュアンスの違いを感じてみましょう。 また、「お二方」の類語は紹介している4つの言葉に限られるわけではないため、言い換えに使える言葉を探してみることで、語彙力をさらに増やすことができるでしょう。参考にしてみてください。

「ご両名」や「ご両人」は、結婚式で使われることも多い、2人を意味する言葉です。「お二方」は関係性のある2人を1まとめにした言葉ですが、「ご両名」や「ご両人」は単に関係があるというだけではなく、2人で1組を意味します。 セットになった2人という特別な関係性を思わせるため、夫婦やカップルに対して使われます。結婚式で新郎新婦を指して使われることが多いのも、納得できるでしょう。 「新郎新婦ご両人のお幸せを心よりお祈り申し上げます」と、スピーチで使われることもあります。「よっ、ご両人」という掛け声を聞いたことがある方も多いでしょう。

「二名様」は、人数を表す「二名」に尊敬表現である「様」がつけられていることから、敬語として使えます。「二名様」は尊敬表現ですが、「お二方」と同等、もしくはより格上の敬語というわけではなく、用途が異なる場合があります。 例えば、「お二方のご意見を伺う」という使い方はしますが「二名様のご意見を伺う」とはあまり使いませんので、注意しましょう。

「ご一同」は、複数の人数で構成される1団体を表す敬語です。2人でひとまとまりであれば、「ご一同」は3人のことを意味します。2人のグループであれば、「ご一同」は「お二方」と同義です。 旅館やドライブインなどで「〇〇会ご一同様」という歓迎パネルが出されているのを、目にしたことはありませんか。「ご一同」は、明確に何人で1グループと決まっているわけではなく、グループに対して使えるため、構成人数がわからないときでも便利に使えます。

「各位」は、何人かいる中の1人1人を意味する敬語です。「皆様」よりもかしこまった言い方が「各位」になります。「各位」は文書類で使われることが多く、会話で使われることはほとんどありません。 宛名の代わりに「各位」と書かれることが多く、「有志各位」や「メンバ各位」のように、どのようなグループに向けられたのかがわかるようにグループ名を添えることもあります。宛先が2人の場合は「各位」と「お二方」を同義として使えます。

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「お二方」を英語で表現するためには、どのような単語を使えばよいのでしょう。 「お二方」の持つニュアンスを英語で出したいときには、相手の名前を1人ずつ文章の中に盛り込むという方法があります。このとき、相手のファミリーネームに「Mr.（男性）」や「Ms.（女性）をつけることで敬語表現になり、「お二方」に近い意味を伝えられます。 以下で、どういった英語表現になるのか見てきましょう。