「家路につく」の意味とは？例文を含めた使い方や「帰途につく」との違いも解説

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・学校の授業を終えて、大勢の生徒たちが家路につくようです。 ・終電の時間もせまり、家路につく人たちが足早に駅に向かっている。

「家路」に続く言葉によってはその意味などが変わってきます。表記上は同じように見えても微妙にニュアンスが違います。家に帰る様子を表現するだけですが、続く言葉によって意味は異なります。 ここからは、「家路につく」と似通った言葉や言い換えについて紹介しますので、どのような言葉あるのか、しっかりと押さえておきましょう。

出典: 手を挙げてもタクシーがなかなか止ってくれないの写真素材 - ぱくたそ

「家路を急ぐ」は字句が表している通り「急いで家に帰る」ということです。「家路につく」は「家へ帰り始めた」さまを表しており、急いで帰るとは表現していません。 このように「家路を急ぐ」は似通ってはいますが、「家路につく」とはニュアンスが異なっているので、言い換えや類語とは言い難い面があります。

出典: 通勤電車を待つ人々の写真素材 - ぱくたそ

「家路を行く」はシンプルに「家に帰る」ことです。「家路に行く」の「行く」は「目的の場所に向かって進む」ことです。「家路につく」とは違って深い意味をもっていません。 このことからも、「家路を行く」も「家路につく」とはニュアンスが異なり、言い換えや類語の分類には馴染みません。

出典: ラッシュ時間をずらして出社（通勤電車）の写真素材 - ぱくたそ

「家に戻る」の「戻る」は「もとの場所に帰る」ことです。このことからも、「家に戻る」はもとの場所である「家に帰る」という意味です。 「家に戻る」は家に忘れ物や何か用事を思いつき「家に帰る」さまを表しています。「家路につく」とは意味やシチュエーションからもニュアンスが違っています。

出典: 通勤中にニュースアプリを確認するサラリーマンの写真素材 - ぱくたそ

「帰宅する」とは「自分の家に帰る」ことです。「家路につく」が「家に帰る道を進む」という家に帰る途中の様子を表しています。 「帰宅する」も「家に帰る途中」の状態を表しているため、「家路につく」のニュアンスとほぼ似ているとこがあります。「家路につく」の言い換えや類語です。

「家路につく」が「家に帰る」ことを表していることから、その反対のことを表す言葉が対義語となります。 「家路につく」に似通った言葉はいろいろとありましたが、対義語はあまりありません。ここからは、「家路につく」の対義語を紹介しましょう。

出典: 食パンを咥えながら玄関を出る男性の写真素材 - ぱくたそ