「こしょばい」の意味・語源と使い方｜使われている地域や他の方言

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福岡県や宮崎県では「むずむずする」を「こちょばい」と表現することがあります。「こちょばい」も「こしょばい」と同じように「こそばゆい」から派生した方言です。また、近くの長崎県では「こしょばい」が使われています。

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青森県を中心に東北地方や北海道では「もちょこい」や「もちょくせ」という方言が使われています。その他に青森県では「もちょこちょい」という表現もあり、方言の多様さが伺えます。

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群馬県や隣接する秩父地方、足利方面では、「むぐったい」や「もぐったい」という方言があります。群馬県には特有の群馬弁・上州弁という方言があり、「むぐったい」のような独自の表現が使われています。

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「くすばいい」は岡山県で独特に使われる、くすぐったいという意味の方言です。発音する際は「くすばいい」というよりも「くすばいー」と語尾を伸ばした形が正しい表現になります。

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独特の表現や言い回しのある山梨県の甲州弁には「ももっちい」という言葉があります。こちらも「こしょばい」と同様に、くすぐったいという意味です。山梨県へ行ったときに使ってみると良いでしょう。

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いかがでしたか。「こしょばい」にはむずむずしてかゆい場合と、照れくさい場合の2通りの使い方があることを紹介しました。 また、同じ意味をもつ方言も多数あります。方言を知っていると地域との距離感を縮めることができます。「こしょばい」を始めとした方言を是非マスターしてください。