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更新日:2024年10月10日
「核心をつく」という言葉は、テレビなどでよく聞かれます。しかし、その意味を知らない方は、意外と多いのではないでしょうか。本記事ではその意味や使い方、類義語、そして対義語などについてご紹介します。「核心をつく」の正しい使い方を知りたい方は要チェックしましょう。
少々難しい表現ですが「せいこくをいる」という読み方になります。 「正鵠を射る」も「核心をつく」と同様に「物事の急所を正確につく」という意味です。 元は「正鵠を得る」という表現でした。 この由来として「正」も「鵠」も、弓矢の「的の中心」を意味しており、それが転じて「核心」と同じ意味として使われるようになったのです。 昭和に入り「正鵠」が「的の中心」を意味することから「正鵠を射る」という表現が生まれました。
こちらは「核心をつく」に比べると、かなりライトな表現となります。 「ツボ」は漢字で表すと「壺」と表記し、口がすぼまり、胴が膨らんだあの容器を思い出される方は多いでしょう。 しかし、この「壺」には、はりきゅうでおなじみの「ツボ」の他、「核心」と同様に「物事の大切なところ」という意味もあるのです。 そのため「ツボをつく」という意味も「物事の大切なところをつく」という意味において同義語となります。
「相手が嫌がる本質」は、まさに「痛いところ」です。 そのため「痛いところをつく」という表現にも置き換えることができます。 こちらも「核心をつく」に比べて、より話し言葉的な表現として、気軽に使われることが多いです。
「ポイントをつく」も「核心をつく」を、よりカジュアルな表現にしたものです。 「ポイント」は、英語の「point」であるのは、皆さんもご存じのことでしょう。 「point」には、シンプルに「点」といった意味の他、「話や考えなどの要点、核心、真意」といった意味も含まれています。 そのため「ポイントをつく」といった表現にも、置き換えることが可能です。
「核心をつく」の対義となる意味としては、物事の中心となる部分から外れてしまっていることを表現する必要があります。 適切な言葉としては「的外れ」や「見当違い」、そして「筋違い」といったものが挙げられるでしょう。 いずれも、物事の要点を押さえていないことを表しています。
人は核心をつかれると、表情や視線、体の動きなどに変化が現れます。 それは、核心をつくことで、相手に動揺や緊張を与えることになるからです。 ここでは、その特徴について、心理学的に解説していきます。 人は、動揺したり緊張したりすると、体やしぐさに表れやすくなる生き物だということが、皆さんもよく分かるでしょう。
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