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「悶々とする」の意味と使い方|正しい読み方など例文を交えて紹介

更新日:2024年08月23日

言葉の意味・例文

「悶々とする」という言葉自体は知っているけれど、詳しい意味が分からないということはありませんか。当記事では言葉の解説をはじめ、例文や類語、英語表現などをご紹介します。ビジネスシーンのみならずプライベートにおいても語彙力・表現力を磨きたい方は是非ご一読ください。

「近頃スケジュールが上手く回らずに悶々とする……。」 「彼女の話を聞いてからというもの、ずっと悶々としている。」 小説などでこのような表現を見かけたことはありませんか? どんな心情なのか、なんとなくイメージは出来ますが、正確な意味は少々分かりにくい表現ですよね。 本記事では「悶々とする」という言葉の意味を確認しつつ、例文や類語も合わせてご紹介します。 この記事を読むことで言葉の正しい用い方や、似た表現との使い分け方が理解出来ます。また、それにより表現力のアップにも繋がるでしょう。 正しい言葉を用いてコミュニケーションを円滑に進めていきたい、日本語への造詣をより深めていきたいという方は是非最後までお読みください。

「悶々とする」の意味・読み方

「悶々とする」の意味・読み方

悶々とするは、「もんもんとする」と読み、ひどく思い悩んでしまっている様子を表します。 苦しみを外側に表すことはなく、胸の内で悩み続けてしまうという点がポイントです。自分にしか分からない内容で葛藤を覚えている状態だと言えます。 悩んでいる内容をはっきりと言葉にして友人に相談している状態などは「悶々とする」とは表現しませんので注意しましょう。

「悶々とする」と似ている言葉との違い

「悶々とする」と似ている代表的な言葉として、「ムラムラする」「もやもやする」などが挙げられます。 では、これらの言葉はどう使い分ければ良いのでしょうか。 まず「悶々とする」という表現における注意点を確認しましょう。 「悶々とする」という言葉には性的な意味合いが含まれることがありますが、他の悩みを1人で抱えている場合にも使用することが出来ます。 この点が他の語彙とは大きく異なると言えるでしょう。

「悶々とする」と「ムラムラする」の違い

「ムラムラする」という表現は、主に性的な欲求が沸き起こってしまっている場合に用いる言葉です。 この点が「悶々とする」とは大きく異なりますね。 とてもナイーブな内容ですので、使う場面を間違えてしまうと大問題に発展しかねません。特にビジネスシーンで、勘違いしたまま用いてしまうと取り返しのつかない事態になることも。 混同しないように気をつけて使い分けましょう。

「悶々とする」と「もやもやする」の違い

先述の通り「悶々とする」とは、自分にしか分からない物事に関して塞ぎ込み、悩んでしまっている状態を指します。 ですが「もやもやする」の場合は、自分でも直接的な原因がはっきりしない、解決策が分からないということに対してストレスを抱えてしまっている状態を表すため、使い方が異なります。 「もやもやする」という言葉は、自分にも明確な理由は分からないまま悩んでしまっている状況に対して用いることが適切だと言えます。

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初回公開日:2022年06月28日

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