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「絡む」の意味は?絡むの正しい意味と例文5つ|若者言葉での意味とは?

更新日:2024年09月10日

言葉の意味・例文

「絡む」という言葉は若者言葉として使われることの方が多くなっていますが、そこで使われている言葉の意味は正しいものなのか、辞書で確認をしつつ正しい使い方や例文も交えてご紹介していきます。言葉の正しい意味を理解して将来恥をかかないようにしましょう。

辞書で説明している言葉の意味をより明確に理解してもらうために、「絡む」を使った例文を5つご紹介します。実際に使われている場面を想像できることで、言葉を使う際にも自信が持てるでしょう。 意味を改めて確認しつつ、「絡む」の使い方の理解をより一層深めていきましょう。どの例文も日常会話で使われるような、身近なシチュエーションで用いられるものばかりとなっています。

「絡む」を使った例文1:ツタが絡む

細い物が他の物の周りに巻きつくという意味で使われる「絡む」に合わせた例文をご紹介します。稀にツタが絡んでいる状態の建物を見るが、レトロ感が漂いオシャレな雰囲気を醸し出していた。 建物の周りにツタが巻きついている状態は、まさに「絡む」の意味に合っています。ツタが絡んでいる状態を利用した建物は、他とは異なる独特な雰囲気を演出するものであり、見る人によって違った印象を与えます。

「絡む」を使った例文2:金銭問題が絡む

「金銭問題が絡むと人間関係がこじれてしまう可能性が高くなる。」この例文から見る「絡む」は、良好な人間関係のうえで金銭問題が起きたことから始まり、その問題が解決されないというところに「絡む」が持つ「まといつく」という意味が用いられています。 金銭の問題は、それが解決しない限り「貸し借り」の状態は消えません。したがって「まといつく」状態が継続されることになります。

「絡む」を使った例文3:試験に絡む問題

先生が「この問題は試験に絡んでくるから特にしっかりと覚えておくように」と言っていたのでメモを取った。この例文の「試験に絡む」という表現は、「試験に関わる」と言い換えることができます。 試験に関わる問題ということは、その問題を理解して回答できるように勉強しておくこと、またはその部分を基礎としての応用問題などにも対応できるようにすることの重要性を説いているともいえるでしょう。

「絡む」を使った例文4:酔っ払いに絡まれる

気持ちよくお酒を飲んでいたのに、酔っ払いに絡まれて酔いが醒めてしまった。この例文があらわすのは、「いやがらせを言う」という意味が当てはまるでしょう。 絡んでいる酔っ払いがもし仮にいやがらせのつもりがないとしても、絡まれた当人が酔いも醒めてしまうほどに気分を害されたということは、結果いやがらせと受け取られてしまってもおかしくはありません。

「絡む」を使った例文5:気軽に絡もう

同じ趣味を持つ人が集まったサークルに参加したが、緊張していたら先輩が「気軽に絡もう」と輪の中に招き入れてくれた。この例文では、関係を持つという意味が使われています。 共通の趣味という共感性の高い環境では仲間意識が芽生え、その距離も縮まりやすいです。そんななかでの「気軽に絡もう」という言葉は、不安要素を取り除いて「仲間としてよろしく」と伝えるには最も適しているといえます。

「絡む」の類義語4つ

「絡む」という言葉の意味や使い方を見てきましたが、この言葉には似ている表現がたくさんあり、混乱してしまう可能性もないとは言えません。 「絡む」の意味を踏まえたうえで、それに近しい意味を持つ類義語を4つご紹介しますので、間違えてしまわないようにひとつずつ理解しておきましょう。 細かな表現の違いでも、使われる意味は異なります。ちょっとしたニュアンスの違いまでも理解ができると、正しい日本語が身に付きます。

「絡む」の類義語1:巻きつく

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初回公開日:2019年11月01日

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