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更新日:2024年09月10日
「絡む」という言葉は若者言葉として使われることの方が多くなっていますが、そこで使われている言葉の意味は正しいものなのか、辞書で確認をしつつ正しい使い方や例文も交えてご紹介していきます。言葉の正しい意味を理解して将来恥をかかないようにしましょう。
「絡む」の意味の巻きつくというのは、細い物が他の物の周りに巻きつくことを指していますが、類義語としての「巻きつく」は、その意味に若干の異なる部分があります。 ぐるぐるに巻いてつくことをあらわす「巻きつく」という言葉は、巻きつけるの文語形であり、巻きつくものの形状などの定義はありません。かっぱ巻きなどの巻物はご飯に包まれたキュウリごと、海苔が巻きついています。
「絡む」が持つ「関係をもつ」という意味と似た表現として使われる言葉が「関係が生じる」になります。「関係をもつ」というのは、自身の意思によって関わることを指す言葉です。 それと異なり、「関係が生じる」は自然とその状態になったこと、または予想せずに起きた偶然によって生じたことの関係をあらわします。人の意思によるところの「絡む」と、自然発生的な「関係が生じる」ということを理解すると区別ができるでしょう。
口を挟むという言葉は、人の会話に割って入ることをあらわします。「絡む」の意味で「いやがらせを言う」に似た部分があるとされる「口を挟む」ですが、その違いは細かく難しいといえるでしょう。 いやがらせは、そのつもりで発している部分が大きいですが、口を挟むという状況は、正しいことを教えたい気持ちによって起きてしまうことですが、受け手によってはいやがらせと取られかねないために、間違われてしまうのでしょう。
言いがかりをつけるという言葉には、「難癖をつける」という意味があります。これもまた、「絡む」の意味での「いやがらせを言う」と似た表現であるために違いを明確にしましょう。 言いがかりというのは、発する内容に根拠がないことが垣間見えます。いやがらせを言うのは悪いこととはいえ、いやがらせたい何かしらの理由があってのことなので、根拠の有り無しにその違いを見つけて使い分けましょう。
「絡む」には使われる状況によってその意味はさまざまであり、また多くの意味に似た表現も多いため、使い分けが非常に難しいといえます。しかし、その意味をひとつひとつ掘り下げたからこそ、正しい意味や使い方が理解できたのではないでしょうか。 日本語は同じ言葉でも多くの意味を持つものが多く存在しますが、日本人にはそれを使い分ける能力が備わっているからこそだと自信を持ち、正しい言葉を使っていきましょう。
記載されている内容は2019年11月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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