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興味津々ってどういう意味?|興味津々を使った例文5つをご紹介!

更新日:2024年10月21日

雑学・歴史

「興味津々」はどういう意味があり、どのような時や場面に使うのでしょうか。この記事では日常生活で使うような例文を5つ紹介しています。「興味津々」の意味や類義語と対義語の解説もしていますので、この言葉の意味を知って役に立てるためにぜひ読んでみて下さい。

興味津々の意味

あなたにとって「興味津々」なことはありますか 「興味津々」を2つに分けて解釈しますと、「興味」はある対象や物事に対して、面白いと感じている状態のことを表す意味です。「津々」は、ものが大量に湧いて出るさまです。「津」は船着場など、水に関わりがある意味があります。 合わせて「興味津々」という言葉の意味は、物事に対する興味が次々と湧いて出て、面白みや関心が尽きない様子のことを表しています。

興味津々の読み方

興味津々は「きょうみしんしん」と読みます。 「興味」の「興」は小学校5年生で習う漢字で、「味」は小学校3年生で習う漢字ですので、多くの人が読めるでしょう。「きょうみしんしん」と、読み方は同じですが漢字で書く時に「興味津津」「興味深々」という言葉もありますので、間違わないように気をつけましょう。

興味津々の語源

「興味津々」という言葉の「津」の、水と関わりが深い漢字がポイントです。 もともと「津」の言葉には「船着場、港の水が多くある場所」を意味しています。水であふれている状態で「津」を二つ重ねて、どんどん水が湧き出てくる様子がイメージできます。 「興味」という言葉と合わせる事で、面白みがあり感情が湧き出る状態をより一層、大きく表現しています。

四字熟語に「興味津々」と「興味津津」と表記する2つの言葉があります。 どちらの言葉も「きょうみしんしん」と読みまして、意味も同じです。よく見てみると、「興味津々」のうち「々」の言葉があることがお分かりいただけます。 「々」について説明しますと、「同の字点」または「踊り字」といわれ、津津や深深のような2つの同じ字が続く際に、まとめる形として「々」を使うことが、紀元前17世紀の古来から用いられています。

興味津々を使った例文5つ

では「興味津々」はどんな時に使うのでしょう。 「興味津々」という言葉の意味をイメージしてみると、何かに対してわくわくしてきたり、次はどうなるのと気になってしまう状態であるともいえます。ある物事に対する興味が湧き出ている状態を日々の生活からみて、どのような使い方があるでしょう。 ここから「興味津々」をいろんな場面で使った例文を5つご紹介します。

興味津々を使った例文1

「子供に新しいおもちゃを買ってあげたら、興味津々のようで、喜んで遊びだした。」 こちらの文章は、子供が初めてみたおもちゃに興味が湧いてきて、夢中で楽しく遊んでいたということを表現しています。

興味津々を使った例文2

「知人の趣味の話題に触れると、彼は興味津々という表情をしてみせた。」 こちらの文章では、知人の趣味についての話に触れることにより、彼は大変嬉しくなったようで、好きな自分の趣味について、とても話したくなる状態が表情に出ているということを表現しています。

興味津々を使った例文3

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初回公開日:2019年10月08日

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