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間違えて覚えてない?某の意味や使い方|例文5つと対義語4つ紹介

更新日:2024年11月03日

雑学・歴史

本記事では「某」という単語の使い方について、例文を交えてご紹介しています。こちらの漢字には多様な意味があるため、例文は5つご用意しています。中には類語の解説と例文も含まれているので、語彙を増やして日常生活に取り入れたい方にとってはお役に立てる記事でしょう。

某の類語と意味と例文4つ

ここまでは、漢字の使い方や意味、例文をご紹介しました。具体的に例文を用いて解説したことで、「某」という漢字の使い方が見えてきたのではないでしょうか。 では、こちらの漢字を使わずに違う表現を使って同じ意味を伝えることはできるのでしょうか。ここからは、「某」という言葉の同義語とその例文を合わせてご紹介致します。 以下でご紹介する言葉は、数ある類語の中でもほんの一部である点をご了承の上お読み下さい。

某の類語1:「とある」の意味

はじめにご紹介する類語は、たまたま目に付いたりばったり行き当たった所を示す「とある」という単語です。 この言葉は主に場所について言及する時に使用しますが、稀に日時を表す際にも使われます。最近ではアニメ化を果たした有名なライトノベルシリーズでも使用されているため、耳馴染みがある方も少なくないでしょう。 ここで説明した「とある」の使い方は、人物や場所を明示しない場合に用いられる「某」と同義語になります。

「とある」を使った例文

とある田舎の民家に立ち寄った。 この例文では、偶然出会った場所を指す表現「とある」が用いられています。 他にも、場所を示す「見知らぬ街でとある家電量販店に入店した。」や日時を示す「とある夏の日のことです。」などといった使い方があります。 上記のように、固有名詞などで明示できない場所や日時に対して、ぼやかした表現として使います。

某の類語2:「ゴニョゴニョ」の意味

次にご紹介する類語は、はっきりとしない話し方を示す「ゴニョゴニョ」です。 こちらは擬音語のため、書き言葉というよりは会話の中で使われる傾向があります。話し方が不明瞭で何を言っているか分からない方に対して使う表現です。 またインターネットでは、最後まで言わなくても分かることに対して「(ry」と表記し、ゴニョゴニョと読むこともあります。 いずれにせよはっきりとしない点が「某」と共通していると言えるでしょう。

「ゴニョゴニョ」を使った例文

彼は緊張のあまりゴニョゴニョとした喋り方しかできなかった。 こちらの例文では、人物の話し方に対して不明瞭な様を表しています。 他にも、「ゴニョゴニョと言い訳をする」「何処からゴニョゴニョとした音が聞こえた」といった使い方ができます。 何をいっているか分からない不明瞭さを表す言葉のため、消極的な印象を与えてしまう可能性がある点に注意が必要です。

某の類語3:「ホニャララ」の意味

次にご紹介するのは、「ホニャララ」という単語です。 こちらの言葉は前述したゴニョゴニョと同じ擬音語で、不特定の対象という意味があります。また、文章の一部や全体が置き換えられている状態である、伏字箇所を読む場合にも用いられる表現です。 他にも「何たら」や「ちょめちょめ」などといった単語を使う方もいて、どちらの表現であっても定まっていない事柄に対して使う表現であるという点において「某」と共通しています。

「ホニャララ」の使った例文

○○いう愛称で知られる有名人といえば田中太郎さんでしょう。 こちらの例文の場合は、○○の部分がホニャララと読まれます。ホニャララと読まれる部分の表記は多種多様です。 例えば、「××株式会社は文房具が主力商品である」や「最新式の自動車の最高速度は▲▲キロです」などの表記の他に、不規則な記号または英数字の並びで表現する方法もあります。 また、某TV番組で決め台詞として使用されているホニャララもお馴染みです。

某の類語4:何某

最後に解説する類語は「何某」という単語です。 こちらの単語はナニボウと読み、特に人名に使われる表現です。対象となる人物の姓名が分からない時や、あえて言及したくない時に選択されやすい言葉です。 「某」との違いは人名に特化した表現である点にあり、他の類語と比較して本記事で話題にしている「某」の字が含まれていることが何よりの特徴です。

「何某という」の使った例文

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初回公開日:2019年10月08日

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