IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

ヤマトの追跡サービスで表示される作業店通過って?配送の流れ5ステップ

更新日:2024年10月23日

雑学・歴史

クロネコヤマトの宅急便は、荷物の配送状況がWEB上で確認できますが、その項目の1つに「作業店通過」という表示があります。この記事ではこの「作業店通過」の状態について解説しています。この表示のまま状態が変わらないときの対処法も紹介しますので参考にしてください。

ヤマトの荷物は一旦ベース店に集められる

ヤマト運輸で配送を依頼した荷物は、持ち込んだ営業所から直接、送り先の都道府県へと輸送されるわけではなく、荷物はいったん各都道府県の配送拠点となる「発べース店」に集約されます。 発ベース店に集められた荷物は、そこで改めて行き先別に仕分けされ、今度は送り先の都道府県の配送拠点となる「着ベース店」に向けて出荷されます。この「発・着ベース店」のことを「作業店」といいます。

ベース店を通過している間は作業店通過になる

「発・着ベース店」、すなわち「作業店」間を荷物が移動している段階のことを「作業店通過」といいいます。都道府県をまたいで遠方に荷物を送る場合は、これらの複数の作業店を通過しながら、荷物が仕分け、輸送されている段階と言えます。 また、送り先が同一の都道府県だったり、他県でも距離が近い場合は、発ベース店がそのまま着ベース店となることもあるので、「作業店通過」のステータスが1回だけのこともあります。

実際に配達する店舗に届くと配達店到着に変わる

着ベース店から、ヤマト運輸の営業所や支店に荷物が届くと、ステータスが「作業店通過」から「配達店到着」という表示になります。ヤマト運輸での、荷物の送り先住所への最終配達は、地域ごとに細分化された、これらの営業所や支店が担当します。 「配達店到着」後、送り先住所へ荷物が届けられ、受け取りのサインをもらうと、表示上は最後の段階の「配達完了」となります。

作業店通過のまま表示が変わらない時の対処法

ヤマト運輸の荷物お問合せシステムで配送状況を調べたとき、表示が「作業店通過」から、なかなか変わらない場合の対処法について解説します。 表示が変わらないのには、もちろんいくつか原因が考えられますが、大事な荷物が、いまどうなっているのかどうしても気になる場合は試してみましょう。

待ってみる

ヤマト運輸では地域ごとに配送の目安日数がありますが、遠方への荷物の発送の場合、「作業店通過」は、実質的に都道府県をまたいでの輸送段階なので、時間がかかることも多いです。 「荷物受付」や「発送」が行われた時間帯やタイミングによって、配送の目安日数は変動する場合があるので、本州内での配送であっても、1~2日ほどならば様子を見て待つのも、一つの対処法です。

ヤマトに電話で問い合わせる

予想以上に日数がたっても表示が変わらなかったり、どうしても荷物が気になる場合は、ヤマト運輸に直接電話をして問い合わせてみましょう。 電話の窓口は荷物お問合せシステムの画面に表示される担当店のほか、ヤマト運輸の総合サービスセンターや各都道府県・地域ごとの最寄りのサービスセンターがあります。 問い合わせする際は、送り状(伝票)に記載されている「問い合わせ送り状番号」を準備して、電話するようにしましょう。

沖縄や離島への配達は作業店通過から時間がかかることも

都道府県や拠点のベース店を経由する段階の「作業店通過」は、送付先が遠隔地であればあるほど、時間がかかります。 東京から沖縄県への配送の場合でも2~3日、極端な例だと東京から同じ東京都の離島である小笠原諸島への配送だと1週間近くかかる場合もあります。 配送先が遠隔地である場合は、その点も考慮して「待つ」もしくは「問い合わせる」など、適宜対応するようにしましょう。

作業店通過の意味を知っておこう

クロネコヤマトの宅急便でおなじみ、ヤマト運輸の配送段階の1つ「作業店通過」について詳しく解説しました。「荷物受付」に始まって「配達完了」に至るまでの細かなステップについてもご理解いただけたと思います。 何かと利用する機会の多い、クロネコヤマトの配送のシステムをしっかり把握して、日常生活に活用していけるようにしましょう。

初回公開日:2019年10月16日

記載されている内容は2019年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

アクセスランキング