IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

パソコンのつけっぱなしは大丈夫?メリット3つとデメリット3つ

更新日:2024年10月21日

雑学・歴史

パソコンの電源をつけっぱなし問題は、巷で度々論じられてきました。しかし結局のところ、パソコンの電源はつけっぱなしにしている方がいいのか悪いのか、あやふやなままではないでしょうか。今回は、パソコンつけっぱなし問題について、さまざまな角度から検証してみました。

パソコンをシャットダウンしたときのメリット1:常時スリープするよりは節電効果が高い

パソコンをつけっぱなしにしてスリープ機能を使う場合と、シャットダウンした時では、電力の使用量に差があります。 スリープ機能とはいえパソコンはつけっぱなしな状態ですから、節電効果があると言っても、ずっと電力は流れているわけですから、やはりシャットダウンした方が、節電効果は期待できます。 就寝している間や、長時間使用することがない場合などは、こまめにシャットダウンする方が、節電の観点から見てもお得です。

パソコンをシャットダウンしたときのメリット2:メモリーを解放し一時的なシステムの問題を回避できる

パソコンをつけっぱなしにしていると、メモリーが解放される間がないため、パソコンが重くなってしまうという問題が起こってしまいます。 パソコンを長時間使用していると、パソコンのメモリーの領域が満杯になってしまって、ソフトが必要とするメモリーが不足して、突如パソコンの動きが鈍くなってしまうことがあります。 これらは再起動することで改善されますが、シャットダウンすることで、これらの問題はある程度解消されます。

パソコンをシャットダウンしたときのメリット3:静かである

パソコンをつけっぱなしにしていると、ずっと作動しているため、ずっと機械音がしています。シャットダウンすれば、完全に電源は切れますので、その音はなくなります。 使用している間は、それほど気にはなりませんが、シャットダウンして音がなくなると、意外と静かなことに気付くことがあります。 たまには機械音のしない静かな空間で安らぐことも必要ではないでしょうか。

パソコンをシャットダウンしたときのメリット4:遠隔操作できないので不正アクセス対策になる

パソコンをシャットダウンして電源が切れていると、外部からの遠隔操作はできなくなってしまいます。 そのため、ウイルスに感染したり、犯罪行為をしたりされる可能性は極めて低くなります。安全性を高めるためには、シャットダウンをマメに行うことは手っ取り早いといえます。

パソコンをシャットダウンしたときのデメリット

パソコンをつけっぱなしにせず、シャットダウンをすることで、多くのメリットがあることがわかりました。しかしそれでもデメリットはあります。 デメリットはどのようなものかを見て、どのように対策を行うか考えてみましょう。

パソコンをシャットダウンしたときのデメリット1:次回起動時に時間が掛かる

パソコンをシャットダウンしてしまうと、次に立ち上げるとき、起動時間が結構かかります。 すぐに作業にとりかかりたい場合には、それはとても面倒です。ちょっと席を外すくらいの時間であれば、いちいちシャットダウンせずにスリープ機能を使う方が、無難でしょう。

パソコンをシャットダウンしたときのデメリット2:短時間で何度もシャットダウンすると負荷が掛かる

短い時間の間に、何回もパソコンをシャットダウンさせると、これはこれでパソコンに大きな負荷をかけてしまいます。短い時間で立ち上げたり切ったりする場合には、スリープ機能を使うことをします。 またシャットダウンから起動させる場合には、大きな電力が必要となりますので、かえって電力を消費してしまうことになりかねません。

パソコンのシャットダウン&スリープの目安

パソコンの消費電力について気になるのは、シャットダウンする方がいいのかスリープ機能を使う方がいいのか、そのどちらが電気代としてはお得なのかということです。 それはパソコンの使い方によって、その電力の消費量には大きな違いがあります。 パソコンで電力を一番消費するのは、シャットダウンするときと電源を立ち上げる時です。つまり何回も繰り返して立ち上げたりシャットダウンしたりすると大きな電力消費につながります。

次のページ:パソコンをつけっぱなしにした時の電気代の目安
初回公開日:2019年10月08日

記載されている内容は2019年10月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

アクセスランキング