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更新日:2024年08月31日
洋服のディスプレイに使われるトルソーは、服を飾るという用途以外にもいろいろな使い方ができます。手作りも可能なので、本記事でご紹介する作り方を参考に、作ってみてはいかがでしょうか。本記事ではミニトルソーも含め、トルソーの簡単な作り方をご紹介します。
目次
「トルソー」という名前を聞いたことがありますか。聞いたことがないという人も、決して少なくはないはずです。しかし、実際に「トルソーとはこういうものだよ」という説明を受ければ、「そんなものは見たこともない」という人はまずいないでしょう。 「トルソー」は「マネキン」と同じように使われる、店頭やショーウィンドウで、商品である洋服を着せてディスプレイするための人型のツールのことを言います。
「トルソー」と「マネキン」は、同じような使われ方をしますが、別物です。両者の明確な違いは、頭・腕・脚の有無です。 トルソーは胴体部分のみであり、頭や腕、脚はありません。これに対して、マネキンは完全な人型で、頭・腕・脚があります。
トルソーは、服飾科の学生や洋裁を趣味にしている人にとっては必需品ともいえるものです。1体だけでなく、複数体必要とする人も少なくないでしょう。 トルソーは学生でも入手可能な価格帯で販売されています。トルソーの素材などにもよりますが、1体5,000円前後を予算としてみておけば購入できます。
トルソーは、製品として販売されているしっかりした形状のものでなくても、「洋服をディスプレイする」という役目を果たすことができます。 トルソーには簡単な作り方もあり、手作りも現実的です。作り方に従った手作りトルソーには、以下でご紹介するようなメリットもあります。 簡単な作り方で作れるトルソーでも目的を果たせるので、購入を検討する前に、作り方を参考に手作りしてみてはいかがでしょう。
トルソーがあれば、ピン打ちをしたり仮縫いをしたりすることで、立体裁断をすることができます。仮縫いから、型紙起こしをすることもできるので、本格的に洋裁に取り組んでいる人は欲しくなってくるものです。 制作するサイズに近いサイズのトルソーを購入し、実際のサイズに合わせるためにトルソーにタオルを巻いたり、包帯などを使って形作りを行ってから、仮縫い用の布を仮縫いしながら形作っていきます。
洋服づくりの途中であっても、仕上がり具合を確認したいときがあります。トルソーがあれば、まだ布に針が打ってある状態でも、作成中の服を着せて、仕上がり具合を確認することができます。 身体の凹凸に合わせたときの服のラインなどが、平面で確認するよりもトルソーに着せた場合の方が、完成時に人間が着た状態に近くなるので、仕上がりの確認に向いています。
市販のトルソーは、9号、11号など、既成のサイズのみの展開です。既成のサイズの、標準的な凹凸で構成されているので、誰かの体型にピタリと合うものを作りたい場合は、本人の肉づきにあわせて、トルソーの肉付け補正も必要になります。 簡単な作り方であっても、手作りであれば、初めから本人の体型にあわせたトルソーを作ることができます。
記載されている内容は2019年10月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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