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4インチって何センチのこと?目安になるもの3つとインチで表す物4つ

更新日:2024年06月03日

雑学・歴史

生活しているとインチ表示されている物が多くあります。しかし、インチで表示されていても長さが把握されない場合が多々あります。そういう場合、4インチは約10センチと頭に入れておければ、買い物も生活もスムーズです。4インチの目安になる物を覚えておくことも大切です。

テレビやモニタのサイズもインチで表されています。テレビやモニタなどのディスプレイのサイズは、画面の対角線の長さのことです。 現在でもインチが使用されているのは、アメリカが中心となってテレビを開発していたためとされています。また日本にはアメリカからブラウン管を輸入してテレビを作っていた歴史があるため、その名残ともいわれています。

ジーパンのサイズ

ジーパンのサイズもインチで表示されています。 ジーパンはジーンズともデニムとも言われますが、1870年に北アメリカの鉱山で働く鉱夫の作業着から有名になりました。リーバイス社の生地を用いて仕事用のパンツを発売し、鉱夫が愛用しました。 アメリカ発売なので今もインチが利用されています。

六角レンチ・ねじ・ナットのサイズ

六角レンチはアメリカの工具メーカーが1910年に発明したことによってインチが使用されています。 ネジやナットは大量生産をアメリカで1868年に「インチ系ねじ」を発表した頃からインチが使用されています。後から「メートル系ねじ」が発表され、現在では、世界中で最も普及しているのは「メートル系ねじ」の方です。 最初にアメリカが工具などを大量生産したことからインチが用いられることになりました。

4インチ(約10センチ)の目安になるもの

4インチは約10センチなので、今から4インチの目安になるものを考えていきましょう。 1つ目は官製ハガキの横の長さが10センチとなっています。2つ目は1円玉を5個並べると10センチです。最後は1000円札の横の長さが15センチです。 この3つは家庭などでよく見かけるうえ、外出先でも1円玉や1000円札はお財布に入っていることが多いので、4インチが身近に感じるのではないでしょうか。

官製はがきの横の長さ

官製はがきの横の長さが10センチなので、4インチの目安となるでしょう。官製はがきのサイズは横が10センチ、縦が14.8センチとなります。 今は「官製はがき」という言葉は使用されなくなりました。郵便事業が民営化へと進み、国から民間へ移って「日本郵便株式会社」となり、「官製はがき」と言えなくなってしまいました。 しかし、私製のはがきと区別することで「官製はがき」と言われている方もまだまだ多いようです。

1円玉を5個並べた長さ

1円玉は直径2センチなので、5枚並べると10センチになるので、4インチの目安になるでしょう。 1円玉硬化の素材は純アルミニウムで重さは1.0グラム、厚さは0.15センチとなっています。発行は1955年(昭和30年)とかなり古いです。 日本では現金を使用する人も多く、小売店では現金しか利用できないお店も多いので、1円硬貨を見る機会も多く、個人のお財布に入っている確率も高いです。

1000円札の三分の二

現在の1000円札の横の長さは15センチなので、4インチの三分の二にあたることになります。 2024年(令和6年)に発行予定の1000円札も今の1000円札と同じ15センチの長さとなっています。縦の長さも発行予定の新札も今の1000円札も7.6センチです。

センチはメートル法の単位の一つ

メートル法とは国際単位の統一のために、十進法を用いた基本単位系で、18世紀末フランスで作られ、1960年以降は国際単位系(SI)に再統一されています。 日本では1885年(明治18年)にメートル条約に加入し、1891年(明治24年)から尺貫法と併用し、さらに1921年(大正10年)に尺貫法を廃止しましたが、庶民による反対もあり、メートル法の完全実施は1966年(昭和41年)までかかりました。

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初回公開日:2019年10月16日

記載されている内容は2019年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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