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更新日:2024年10月23日
就職活動において、面接での受け答えや履歴書と同じくらい大切なのがエントリーシートの書き方です。エントリーシートを正しく書くことは、採用される確率に大きく関わる要素といえるでしょう。もしも誤字脱字だらけのエントリーシートをそのまま提出してしまったら、採用担当の方にマイナスのイメージを与えてしまいます。
目次
エントリーシートは、ボールペンで記入する必要があります。ただ、いきなりボールペンで書き込むと文章の整合性が取れなくなったり、文字を書き損じたときなどに書き直すことができなくなります。そこで、最初は鉛筆で下書きをするようにしましょう。
まずは鉛筆で薄く下書きをして、最初から最後まで読み直してみます。読み直してみると大抵、前後の文章の繋がりがおかしい部分や、「てにをは」を間違えた部分、誤字脱字がある部分など、小さなミスがいくつか見つかるはずです。
そうした部分を消して、また鉛筆で書き直し、もう一度読み直す。この作業を何回も繰り返して、エントリーシートの完成度を高めていきましょう。今の自分に書ける最高の文章になったと感じたら、そこで初めてボールペンでの清書を行います。こうして下書きと推敲を繰り返すことで、誤字脱字を最低限に減らすことができるのです。
ボールペンでの清書を終えたら、用紙を破らないよう慎重に消しゴムをかけ、下書きを消しておきます。下書きの文章をそのまま残すと見栄えが悪いため、いくら誤字が無くともマイナスポイントになってしまいます。エントリーシートは、綺麗に仕上げるよう心掛けましょう。
企業によっても対応が違いますが、エントリーシートに誤字があるのは良いことではありません。訂正印を用いて正しく訂正されていれば特に気にしないという企業もありますが、エントリーシートに誤字があるということは書類作成時にミスをしているということですから、良い評価は得られないでしょう。
エントリーシートを完璧に仕上げたことが合格へのプラス評価に繋がることはあっても、誤字のあるエントリーシートが合格に繋がることはありません。ですから、エントリーシートは誤字が無いか徹底的に見直し、もし間違えた箇所を見つけたらすぐに書き直すことをします。
どうしても予備のエントリーシートを用意できない場合は、訂正印を用いて誤字を訂正しましょう。キチンと訂正していれば、少なくとも誤字を正しい方法で直すだけのビジネスマナーはあると分かってもらえます。
最もいけないのは、誤字脱字をそのまま放置することです。明らかに間違えた箇所があるのに、訂正印も押さず、そのまま提出すると間違いなくマイナス評価に繋がります。「この就活生は誤字脱字のチェックも出来ていない」と思われてしまっては、合格は遠のくばかりです。誤字があることに気付いていて放置したと思われるのは更にマイナスになるでしょう。
エントリーシートの基本は、誤字脱字なく丁寧に仕上げることです。一度作成し終えたエントリーシートも、面倒くさがらずに何度も読み直して、誤字脱字が無いかチェックしましょう。
最近、消えるボールペンという文房具がを博しています。たしかにとても便利な文房具ですが、消えるボールペンはエントリーシートを記入するときには使わないほうが賢明です。
消えるボールペンは、熱を利用してインクを脱色する仕組みのボールペンです。 商品によっても異なりますが、およそ60度の熱を加えるとインクが消えるようになっていますしかし60度に達していなくとも、気温が高い場所に放置すると色が薄くなることがあるのが難点です。
例えば、エントリーシートを夏場の車内に放置したとしましょう。普通のボールペンで書いていれば何の問題もありませんが、消えるボールペンで書いたエントリーシートの文字は薄くなる可能性があるのです。車内でなくとも日光の当たる窓辺に置いておくだけで、インクの色が薄くなることも考えられます。
実際のところエントリーシートを車内や窓辺に放置することはあまり無いかもしれませんが、正式な書類にちょっとしたきっかけで消える可能性があるインクを使うこと自体が問題なのです。企業に提出するまでにインクが完全に脱色することは無くとも、エントリーシートのインクが薄くなっているのを見た採用担当の方に、消えるボールペンを使ったことがバレることは十分にあり得ます。消えるボールペンの使用を気にしないという企業もあるかもしれませんが、少なくとも良い印象は与えません。
また、消えるボールペンを使って書かれた文字はコピー機を通すと消えてしまうことがあります。コピー機は熱を使ってインクを定着させるため、消えるボールペンのインクを脱色させてしまうのです。もしも提出したエントリーシートが、何らかの形でコピー機に通されてしまったら全ては水の泡です。企業側がエントリーシートをどのように扱うのか解らない以上、エントリーシートに消えるボールペンを使用するのは控えたほうが良いでしょう。
エントリーシートは基本的に誤字脱字の無い完璧な状態で提出するのが望ましいと言えます。しかし、どうしても予備のエントリーシートを用意できないという状況で誤字が見つかった場合は訂正印を用いて訂正を行うことができます。
では、1枚のエントリーシートで許される誤字は何箇所までなのでしょうか。企業によっても許容される誤字の数は異なりますが、目安として2箇所までの誤字なら訂正印で直しても問題ないでしょう。
訂正箇所が3箇所以上になると、せっかくの自己アピールの文章が読みづらくなるだけでなく、エントリーシート全体の見栄えが悪くなります。誤字だらけのグチャグチャなエントリーシートを提出することは、書類作成が苦手でミスが多いとアピールしているようなものです。
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