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【例文あり】エントリーシートの失敗談の書き方|注意すべきポイントも

更新日:2024年03月09日

書類選考・ES

就職活動をしていると、エントリ―シーで失敗談や挫折経験についての記述を求められることは少なくありません。普段から自己分析をしていて、自分の強みや弱みを分かっている場合、失敗談や挫折経験は思い出しやすいものです。ご興味がある方は、参考にしてください。

しかし、このレギュラーになれなかった、という状況をピックアップして、実はレギュラーになりたかったことにしてみたらいかがでしょうか。レギュラーになれなかったことが失敗体験になりますよね。

そこから何故自分はレギュラーになれなかったのか、ということを分析して考えていけば、何かしらの気づきを得られます。

筋トレにもっと毎日取り組んでいたら良かったとか、食生活にもっと配慮したらよかったとか、色々なことが思いつくはずです。勉強と部活の時間管理ができていなかったことに気がつくかもしれません。その気づきを元に失敗談を書けば何とか形にはなるものです。

失敗談が思い浮かばない時は、成功を逆に失敗として表現する見せ方はないか考えましょう。そして失敗も成功も経験していない場合は、過去の経験から第三者から見たら失敗に見えそうなことを思い出しましょう。このように視点を変えることで、エントリーシートの失敗談・挫折経験を、埋める文章を書くことができるのです。

エントリーシートの失敗談・挫折経験を書く時に注意すべきポイント

エントリーシートの失敗談・挫折経験はただ書けばいいわけではありません。エントリーシートの失敗談・挫折経験を書く時は、注意すべきポイントがあります。それは長くなりすぎないことです。

失敗談や挫折経験は要点を上手くまとめなければ不要な情報まで記述してしまいがちです。そのため意識的に短くまとめることが大切なのです。

ではここで、前述のエピソードのサッカーの挫折経験を例に考えてみましょう。このサッカーの挫折経験で、文章の焦点を剖学の知識にしてしまったらどうなるでしょうか。解剖学について学んだことは事実だと証明することができるかもしれませんが、伝えたいことが薄れてしまいますよね。

失敗談や挫折経験で伝えるべき大切なことは「何を学んだのか」です。サッカーの例では「計画性を持つことを学んだ」、これが伝えるべきことになります。ところが解剖学の話から、負傷した筋肉、骨、栄養学の話に文章が展開するとどうなるでしょうか。

無駄に文章が長くなるだけでなく、最終的には読み手にも何を伝えたいのか分からない、という印象が残ってしまいます。

どのようなトレーニングに取り組んでいたから、筋肉に負担がかかり、故障でつながった、という内容まで書いてしまうと、事故当時の状況が印象に残ります。そして一番伝えたい「計画性の大切さを学んだこと」が伝わらなくなってしまいます。

そうなると、どれだけ論理的な文書であったとしても、全てが台無しです。失敗談・挫折経験を書く時は、要点をまとめて長くなりすぎないように注意しましょう。

採用側は失敗談・挫折経験のどこを見ているのか

採用側は失敗談・挫折経験を見る時はあるポイントに注目しています。それは「反省ができる人間なのかどうか」です。もちろん、採用担当者も人間なので、人によっては注目しているポイントが異なります。

しかし、この反省できるかどうか、というポイントはかなり高い確率で判断されています。ではなぜ反省できるかどうかが、採用で重視されるのでしょうか。その理由は反省することができなければ、従業員として成長することができないからです。

新卒で就職した場合、新人研修や業務スキルなど覚えなければいけないことは多岐に渡ります。そして新しい仕事を覚えようとした場合、誰もが一度は挫折を経験します。

営業担当であれば、契約が獲得できない、という挫折を経験するかもしれません。エンジニアであれば、腱鞘炎や視力の低下など身体的な不調という挫折を経験するかもしれません。

そういった失敗や挫折にぶつかった時に乗り越えることができる人材なのか、ということを見極められているのです。エントリーシートの失敗談や挫折体験を記入することは、「私は反省して失敗を学びにすることができる」と伝えることだけを目的にすればいいのです。

エントリーシートの失敗談・挫折経験を自分で添削する方法

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初回公開日:2022年11月09日

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