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更新日:2024年08月24日
就職活動をしていると、エントリ―シーで失敗談や挫折経験についての記述を求められることは少なくありません。普段から自己分析をしていて、自分の強みや弱みを分かっている場合、失敗談や挫折経験は思い出しやすいものです。ご興味がある方は、参考にしてください。
目次
私の失敗談はお客さまを激怒させてしまったことです。私は大学に通いながら、2年間居酒屋でアルバイトしていました。居酒屋の接客だったのですが、オーダーの聞き間違いで誤った注文を届けてしまい、お客さまを怒らせてしまいました。
今振り返れば、自分の中にアルバイトだからという甘えがあったように感じています。その時私は、一瞬注文が聞こえにくいなと感じたにも関わらず確認することを怠ってしまっていたからです。この時から私は、人の話を聞いていて分かりにくいところがあれば、確認することの大切さを学びました。
私は高校三年生の頃に大学受験に失敗して1年浪人しています。この時に同級生は華々しい大学生活を送っている中、私はアルバイトと予備校に通う日々を過ごしました。この時にとても悔しい思いをしたのですが、ある気づきを得ることができました。
それは人と比較して生きることの無意味さです。自分は自分だけの人生を生きるんだと決意できた時に、私は浪人した自分を受け入れることができました。そして受験勉強に集中できるようになり、希望する大学に入学できたという経験があります。
私は、大学2回生の時に1年留年しています。アルバイトに集中するあまり、大学の授業への参加が疎かになり、留年となってしまったのです。この時に私は、意思を強く持つことの大切さを学びました。
元々、大学に入学する時は、法律関係の仕事に就くことを夢みていたのに、いつの間にかアルバイト中心の生活になってしまっていました。この気づきがあったことで私は常に目的意識を明確にして行動することを心がけるようになりました。
私は高校時代にサッカーをしていたのですが、身体の故障で挫折しています。原因は無理なトレーニングでした。その時に努力はただがむしゃらにするものではなく、知識を身につけて計画性を持つことが大切だと学びました。
トレーニングはある程度の解剖学と正しいトレーニンフォーム、そして栄養学の知識が無ければ故障の原因となってしまいます。そのことを高校生の私は理解していなかったのです。この経験依頼私は、何かに取り組む際は情報収集をして、計画性を持つことを意識しています。
エントリーシートは失敗談や挫折経験を書くことが基本です。しかし、人によっては、自分はこれまで失敗した経験がない、という場合もあるでしょう。では、過去に挫折経験がない場合はどのように、エントリーシートの失敗談・挫折経験を記述するべきなのでしょうか。
それは小さな失敗を探すことです。失敗談といえは、受験や部活、留年など分かりやすい出来事で考えてしまいがちです。しかし失敗談や挫折経験は小さなことでも構いません。例えば高校時代、いつもクラスで1番の成績だったとしても、学校全体で見ればどうでしょうか。2番や3番になったことがあるかもしれません。
いつもは学校が1番の成績をとっているのに、高校3年生の1学期だけは学校で1番になれなかった、と書けばそれは失敗経験に見えますよね。失敗と経験は表裏一体です。どの角度から見るかで、表現を変えることができます。
学校で有数から2番目の成績になったことを成功と呼ぶのか、失敗と呼ぶのか、それは本人が決めることなのです。
私は成功体験も失敗体験も両方ない、という人もいるかもしれません。自分では失敗も成功もないと思う場合は、他人が見たら失敗に見える経験について考えてみましょう。
例えば高校の部活動でレギュラーになれなかったことは、失敗ではないかもしれません。レギュラーを目指している人でない限り、レギュラーになれなかったことは失敗ではないからです。
記載されている内容は2022年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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