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更新日:2024年10月13日
継続力があることを自己PRに活用する方法をご存知でしょうか。本記事では、就活に役立つ自己PRの継続力アピールについてご紹介します。自己PRの継続力の伝え方について、ポイントや注意点を知りたい方は是非この記事をチェックしてみてください。
目次
何か1つのことを継続してきたことをアピールしすぎると、同じことしかできないと思われる可能性があります。 専門職のような1つの知識や技術を極める職業を志望している場合は集中して取り組めるというメリットに捉えてもらえる場合があります。しかし、複数のタスクを同時にこなしていくような職業の場合は、1つのことしかできないと思われてしまうのはデメリットになります。 自己PRを考えているときは、自分はこれしかできない人間だというアピールになっていないかどうかを冷静に判断すると良いでしょう。
自己PRに継続力を盛り込む場合は、エピソード選びに注意しておきましょう。エピソードによってはネガティブに受け取られるリスクがあります。 例えば、「○○を継続してきました」のみしか伝えないのはNGです。エピソードには継続したからこそ得られたことや、学んだことなどを盛り込みましょう。結果として何を得たのかを伝えるのを忘れないようにしてください。 また「私はピアノしかできないのでそれを続けてきました」などと結果的に自分を下げるエピソードはよくありません。ネガティブな要素として継続力をアピールしていないかチェックしておきましょう。
自己PRで継続力を伝える際は、面接官に効果的に伝わるようポイントを押さえておくことが大切です。 自己PRだけに限らず、相手に伝わりやすいよう順序だてて話すことが大切です。また、これはエントリーシートや小論文など、書いてアピールする際も同様です。 自己PRで継続力を伝える際に、エピソード部分を先に長々と話して何が言いたいのかわからないまま終わるのはNGです。面接官に伝わりやすい順序で話すよう練習しておきましょう。 以下で自己PRで継続力をアピールする際の6つのポイントを紹介します。自己PRの作成に迷っている方は、以下のポイントを参考に作成してみてはいかがでしょうか。
性格や志望動機などの欄を書くときにも当てはまることですが、まず結論・要旨を述べることで面接官・採用担当者に自分の長所をダイレクトにアピールします。 このとき「継続力」という単語を直接使わずに別の言葉で表現することでかえって印象付けることもできます(「私は一度手を付けると止まらなくなる性格です」「私は物事をとことん突き詰めないと気が済まない性格です」など)。 結論から話すことで、面接官は「今から聞く話は継続力に関するエピソード」と理解した上で話を聞いてくれます。結論を先に言わずに冒頭で「私は塾講師のアルバイト経験があります。」と始まったら、何が言いたいのか最後まで聞き取らないとわからない状態になるでしょう。 結論ファーストで話すことで、簡潔に話せるスマートな印象を持ってもらえるでしょう。
学業や部活、アルバイトや稽古事・習い事で「継続力」を発揮したエピソードを具体的に伝えましょう。 このとき、ただ単に普通の人と同じ取り組みを続けたというのではなく、「自身の弱点を克服するために勉強し、工夫した」「大会ごとの成績をその後の練習にフィードバックした」などというように状況に応じて工夫しましょう。 また課題克服のために取り組みの方向性を変えてみたといったエピソードも入れてみましょう。 こうすることで「継続力」だけでなく「応用力」や「機転が利く」といった点もアピールすることができます。
この場合の「成果」はなるべく学校の成績、大会成績といった客観視できるものにしてください。 「成果」があることでエントリーシートに書かれた「継続力」が説得力のあるものになります。もし「成果」と呼べるようなエピソードが無ければ代わりに「継続で学んだこと」を書くようにしましょう。 具体的な「成果」を上げられなかったという点では失敗だったかもしれないが○○ということを学ぶことができ、これは自分にとって糧となった、というような論調にもっていきます。 こうすることで「失敗からも学ぶことができる」「ただ取り組むことだけが能じゃない」ということを示すことができるでしょう。 自己PRで継続力をアピールするのは、そこから何を学んだのかが重要です。ただ続けるだけでなく、何を考えていたのか・何に努力してきたのかがわかるエピソードを添えるようにしましょう。
継続力をアピールするときに、ただ継続したエピソードだけではなく「なぜ継続できたのか」の理由を明確化しておきましょう。 面接官に伝えたいことは、「継続することでどんなことを得られたのか」です。どのようなことを努力して、今まで続けてこられたのかなどを盛り込むと良いでしょう。 また、周囲の人と一緒に頑張ったのか、個人で頑張ったのかなどエピソード次第で面接官に伝わるイメージが変わります。個人で成績をあげていく部署なのか、チームで協力していく部署なのかなどによって継続力の理由を考えてみることが大事です。 企業が求める人材に合うような継続力のあるエピソード、その継続の理由を考えて自己PRで伝えましょう。
記載されている内容は2022年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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